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バッグインベッドの寝心地は抜群!バイク積載もOKの優秀コットをレビュー

2.マット、シュラフ

皆さん、キャンプ用マットでの寝心地に満足していますか?
「普通のマットを買ったけど、朝起きたら腰が痛くて・・・」と言う人、結構多いと思うんです。

そこで是非使ってもらいたいのが、地面の凹凸に関係なく寝ることが出来るコット(キャンプ用ベッド)。
私が使っているおすすめのコットは、DODのバッグインベッドという商品です。

とにかく寝心地が良くて、めちゃくちゃ気持ちよく眠ることが出来る「寝心地革命」を起こすアイテムなんです。
しかもバイクでも持ち運べるほどコンパクトで組立簡単、お値段もお手頃と非常に優秀!


真夏にも真冬にも使えるから、1つあればキャンプが1年中楽しめる神アイテムです!
コット=高い、嵩張る、面倒というイメージで購入を迷っているなら是非、この記事を参考にしてみてください。

この記事を書いた人
ヒスケ

中部・近畿地方を中心にキャンプツーリングを楽しんでます。
キャンプにハマって10年、累計120泊を超えました。
「本気で遊んで、誰かの役に立つ」をモットーに、情報発信していきます!



【特徴】コンパクトかつ寝心地の良いローコット

展開サイズ72x183x15.5cm
収納サイズ16x12x51cm
耐荷重120kg
重さ2.6kg
参考価格1万円前後

バッグインベッドの特徴は、その名の通りバッグに入るほどコンパクトに収納できること。
収納サイズは16x12x51cmと細長く、他社の物と比べて小さくなっています。

テンションの張った布で寝転ぶことが出来るので、地面の凹凸に左右されず常に最高の寝心地をキープできます。
私はこの寝心地が特に気に入っていて、このためだけにコットを買ったと言っても過言ではないと思います。

冬キャンプや土間スタイルで寝る時にも使える他、通気性を生かして夏の時期に使うのもOK。
少し値は張りますが、1年中快適な寝心地が手に入ると思えばその価値は十分にあると思います。

バッグインベッドはこんな人におすすめ

・もっと寝心地を良くしたい
・バイクでも使えるコットを探している
・冬キャンプに挑戦してみたい

【長所1】寝心地が抜群に良い

コットの魅力はなんと言ってもその寝心地の良さ
寝転ぶと程よく沈み込むため、硬い地面に触れることがなく腰が痛くなりにくいです。

私はコットを買うまで薄いウレタンマット(Zライトソル)を使っていましたが、コレほど寝心地が違うものかと感動しました。
あまりの気持ちよさに、夜の就寝時だけ使うのはもったいない!と感じ、コットでお昼寝するのが定番のパターンとなりました。


この快適な寝心地の理由がもう一つ。
コンパクトながら横幅が72㎝と広いため、寝転ぶポジションを気にしないで良いことです。

私、これとは別に幅60㎝のコット(FIELDOORのアルミコンパクトコット)も持っていますが、肩にフレームが当たるし、腕を下ろすとコットから落ちるし、正直不快でした。
単純な寝心地だけではなく快適な横幅を確保しているというのも、バッグインベッドの良いところですね。

【長所2】組立は簡単、5分で完了!

メーカーサイトより引用

コンパクトなコットの組立はややこしい物もありますが、バッグインベッドは至ってシンプルです。
ポールを布に通して、足を4箇所はめるだけ。以上!

他社のコットでは複雑化しがちなのが足のパーツですが、こちらは特になんの機構もない単純なコの字型をしております。
ただそのままハメるだけなので、順番とか向きもありません。

実際に組み立てて感心したのが写真(右)のポールを通すスリーブの部分。
他社の安いコットだと、このポールが上手くスリーブに入らなくてイライラするんですが・・・

バッグインベッドはスリーブの口が開くような立体形状をしており、ただポールを押し込むだけでスルスル!と気持ちよく入っていきます。
工程が簡単なだけでなく、スムーズに出来るよう工夫されているのでストレスが全くありません。

組立に要する時間は、不慣れな人でも5分程度。慣れると2分くらいで出来上がります。


工程が多い分時間がかかるかと思いきや、空気を入れるだけのエアーマットよりも速いんですよね。
コットは難しい、時間がかかるというイメージは捨ててOKです!
関連 エアーマットvsコット、どっちが良い?(組立時間を比較しています)

【長所3】バイク積載もOKのコンパクト収納

【左】バッグインベッドという名の通り、かなりコンパクトに収納することができます。収納サイズは16x12x51㎝
【右】これがどれくらいかというと、一般的なウレタンマットよりも小さいくらいです。

このサイズって、バイクキャンプ定番のフィールドシートバッグ(拡張時)の中にぴったり収まる横幅なんですよね。
もちろん、マット代わりにベルトで巻き付けて外付けしてもOKです。

「嵩張るから」を理由にコットを諦めなくても良いんです!

私はバイクキャンプのときでも、コット+マットの2つを持っていきますよ!

【短所】気になるポイントは2つ。重量と力加減

そんなバッグインベッドですが、2つだけ弱点とも言える点があります。

・重量が重い(2.6kg)
・組立に力(コツ)がいる

1つ目は重いこと。製品重量は2.6kgもあります。

ポールや足はアルミ製なのですが、強度を確保するために厚みがあるんです。また布も結構分厚くしっかりしたものなので、余計に重いですね・・・。
車キャンプなら気になりませんが、バイクで持ち運ぶとなるとちょっと重さが効いてきます。

特に、それまでウレタンマットやエアーマットのような軽量マットを使っていた人からすれば、重さが何倍にも増えることになります。
バイクで持ち運ぶなら、積載重量やバランスを考えて荷造りをする必要がありますね。

フォロー猫
フォロー猫

他社のコットも大体この重さなので、バッグインベッドが特別重いわけではございません…

ちなみに、最軽量コットであるヘリノックスのライトコット(モンベルHP)は、この半分の1.2kgというからから驚きですね。
でもお値段は3倍以上しますので、コスパを取るか重さを取るかですね。


そして、足をはめ込む際にやや力が要りますシンプルな形ゆえに、力で押し込むしか無いんです。
他社コットはテコの原理でパチンとはめ込む仕組みの物が多いですが、バッグインベッドはそうではありません。

ですが、コツを覚えてしまえば結構簡単に入るので大丈夫。

DODより引用

コツは組立説明の写真5番にあるように、コットを横向きに立てて、足で踏みつつ上から体重をかけてやることで足パーツがたわみ、入りやすくなります。
腕の力だけでなく、体重も使って押し込むイメージ。

このコツを知らないまま購入して「硬くて入らない」などレビューされている方もいると思います。
DODでも女性スタッフの方がすんなり組み立てている様に、コツを知っていれば特に怖い事は無いはずです!

【活用】コットの下は収納スペースになる

コットと地面の間は15センチほどの隙間があります。
この場所に、小物などを入れておくことで荷物の整頓&スペースの有効活用が出来るようになります。

つい、マットの上に荷物を置きすぎて人間の居場所が無くなるってこと、ありません?
大体が、置き場所の決まっていないヘッドライトとかタオル・財布などのちょっとした物です。


そういった物をコット下に忍ばせておけば、無くすこともないし踏みつけることも無くなります。
コットがたわむので高さギリギリのものは置けませんが、小物であれば結構色んなものが入ります。

【注意】断熱性はないので注意!夏は通気性を活かそう

コット=冬キャンプに使うもの、ってイメージありませんか?
冬→虫が居ない→土間スタイル→コット、という流れで使う方が多いため、そのようなイメージが付いたのだと思いますが…。

ここで一つ注意!
コットはただの布一枚で断熱性はありませんので、「コットがあれば冬でも寒くない」は間違いです!
冬に使う場合は、別途断熱性の高いマットなどを併用することを強くおすすめします。


例えばサーマレストのZライトソルといった片面がアルミになっているマット。
こちらは断熱性はそこそこですが、アルミ面が体温を反射してくれるのでポカポカしてきます。

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あるいは、断熱性が高いセルフインフレータブルマットなども有効です。
私が使っていておすすめなのがシートゥサミットのキャンプマット。R値が4を超える高断熱仕様です。

寝心地の良いコットとマットを合わせると、それはもう極上の寝心地。
自宅で寝るのと変わらないぐらい、快適で質の高い睡眠が得られるでしょう。

関連 シートゥサミットのマット2種類を寝心地比べ。おすすめはどっち?


逆に、夏場は通気性の良さを生かしてコット単体で寝るというのもアリですね。
ウレタンマットやエアーマットは通気性が乏しいため、背中が蒸れやすくなりますが、コットなら大丈夫。
むしろ夏にこそ向いているのがコットとも言えますね。

ちなみにDODには、通気性を追求した夏向けコット「スースーアンダーミー」というのもあります。
見るからに涼しそうなスケスケメッシュ。下にハンディファン置いたらめっちゃ冷えそう・・・。
名前はふざけてるけど、小回りの効いた商品展開はさすがDODですね。

【まとめ】夏でも冬でも使える快適アイテム

いかがだったでしょうか?
極上の寝心地をコンパクトに持ち運べるバッグインベッド。
作りの割にお値段が安く、初めてのコットにもピッタリだと思います。

カラーリングは、私が使っている黒色に加えて・・・

カーキ色や、タンカラーもラインナップされています。
今どきの無骨キャンプにもマッチする、カッコいい色ですねぇ。

あなたもコットデビューして、快適なお昼寝キャンプしてみませんか?
休日、自然の中で何もせず昼寝するという贅沢な時間の使い方は、最高に気持ち良いですよ!

キャンプの睡眠に欠かせないマットは、コット以外にもたくさん種類があります。
マット選びに迷っている人向けに、選び方やオススメマットをまとめた記事もございますので、よければそちらもご覧ください。

それでは!

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