モンベル ダウンハガー800 #1 Women’s インプレ

2.マット、シュラフ

冬キャンプのために大奮発して買ったダウンハガー800#1のインプレをお届けします!
購入経緯などは↑の購入速報記事からどうぞ。

幸せな暖かさ、という一言に尽きる

最低気温0~3度ほどの冬キャンプで使用しました。
このシュラフは快適温度-3度まで対応ですので、ちょうどいい使用環境だったと思います。

そこで感じたことは・・・

「暖かい」の感じ方がまるで別物

当然というか、氷点下に対応したシュラフなので暖かいのはもちろんなんですが、その感じ方が全く違います。
私は別で快適温度-12度の化繊シュラフを持っていますが、それよりもダウンハガー800#1のが暖かいと感じました。

どちらも暖かいには違いないんですが、化繊シュラフは大量の綿で「冷気を断熱」しているようなイメージ。
一方ダウンシュラフは体の熱が伝わって「体と一緒に保温」している感覚を受けました。


どんなシュラフでも体の熱を利用して保温するわけですが、ダウンはその効果がより顕著に表れていると感じました。
朝起きると、シュラフ全体がほわほわしていて暖かいんです。いつもの化繊シュラフだと、表面がヒンヤリしていたので、その違いに驚きましたね。

密着するのに窮屈じゃない!

このシュラフには、モンベル特有のスーパースパイラルストレッチ機構が採用されています。
これがめちゃくちゃいい仕事をしてくれるんです。

シュラフの生地が斜めに配置されており、ゴム糸で伸びるようになっているのでシュラフの中でかなり自由に動くことが出来ます。
あぐらかいたり体操座りするくらいは余裕!

寒さを凌ぐため体とシュラフが密着すること、シュラフの中での動きやすいという2つを両立したこの機構はマジで凄いです。
いくら暖かいダウンシュラフでも、窮屈で動きにくいのも困るし、隙間だらけで寒いのも困りますからね。

他社のシュラフにはないこの素晴らしい機構、もうこれだけでモンベルを選んでも良いくらい優れモノ。
寝相が良くない人や、横になってからもゴロゴロしたい人はこの機構に注目したほうが良いですね。

これが欲しかった!マフラー機構

モンベルのシュラフには、#2からのモデルにはネックバッフルがついてきます。
首元を囲うように中綿を配置し、冷気が入ることを防ぐマフラーのようなものです。

この機構は、冬キャンプには絶対なくてはならないものだと思いました。
どれだけ優れたシュラフでも、肩から冷気が侵入するとめちゃくちゃ寒いんです。


私がこれまで使っていた#3には、これがありませんでした。
肩回りにブランケット巻いたり、上から毛布をかけたりいろいろ試したのですがダメ。
モゾモゾと動くだけで、わずかなすき間から冷気が入ってきてしまいます。

ネックバッフルがあれば首元で冷気をシャットアウトできるので、寝袋の中に冷たい空気は入ってきません。
ドローコードで絞ったり緩めたり調整できるので、好みに合わせられるのもポイント。


その他、ファスナー部分からの冷気侵入を防ぐドラフトチューブ機構、顔面の露出をギリギリまで抑えるトンネルフードなど、寒さ対策は万全。
ただ中綿を増やすだけじゃない、寒い環境下で寝る為の工夫が随所に施されています。

こういった細かな工夫がされているかどうかは、ダウンの性能と同じくらい大事だと思います。
それが施されてキチンと機能しているかどうかは、寒いほどに顕著に現れます。

Women'sは足元のダウンが多い

私が購入したのはWomen's仕様
つまり女性向けに作られたモデルです。通常版とどう違うのかといいますと・・・

・シュラフがやや短く(~173cmまで対応)、余分な空間が出来づらい
・足元のダウン量が20%多い
・収納袋が2段階で圧縮でき、コンパクトになる


といった点が、レギュラーモデルとの差です。

私自身小柄なので、シュラフが小さいことはむしろメリット。
その分のダウンが足元に使われているので、値段的にも損が無いのが良いですね。

モンベルスタッフさんも、サイズが合うのであれば男性がWomen'sを選んでも問題ないとのことでした。

細かなところですが、Women'sはシュラフの中がピンク色になっていて可愛く差別化されています。
特に誰に見せるわけでもないので私は気にしませんが、可愛すぎて抵抗ある人はレギュラー仕様がよろしいかと。

それにしても、女性向けモデルでここまで仕様を変えてくるあたり、モンベルは女性の意見をよく取り入れているんだなぁと感心します。

「虎の子」用のストリージバッグがありがたい

ダウンシュラフは使わない時は大きめの袋に入れてふんわりと保管しておかないと、ダウンが膨らむ力が弱くなってしまいます(=保温力の低下)

高性能ですが「高価格」でもあるダウンシュラフは、まさに虎の子
保管についても気を使わなければなりませんが、モンベルはその点も気が利いています。

モンベルのダウンシュラフには、画像のような大きい「ストリージバッグ」が付属しています。これで保管すれば大丈夫。
せっかくのシュラフが保管が悪く性能が下がっては残念過ぎますからね。面倒でもきっちりしときましょう。

同クラスの他社シュラフ

ここまでモンベルシュラフのインプレを綴ってきましたが、他社のシュラフでも同様の工夫がされた高性能シュラフがあります。
最後に、このダウンハガー800#1と同クラス・同価格帯のシュラフをご紹介しておきますね。

ナンガのオーロラ750。価格はほぼ同じ。
快適温度-6度は数値上は#1よりも性能が優れていますね。
こちらはショートサイズなので、モンベルWomen's仕様と同じ感覚でチョイスしてOK。
ちゃんと首元のショルダーウォーマーやドラフトチューブ、保管袋も付いています。

少し値段抑えるなら、イスカのデナリ900。
温度域はモンベルの#2~#1に相当する範囲をカバーします。
収納サイズはやや大きくなりますが、ダウンシュラフはかなり圧縮が効くのでコンプレッションすれば問題なし。
楽天の場合クーポン併用で4万円を切る価格+ポイントが付くので買いやすいですね。


モンベルはほぼ楽天・amazonで取り扱いがないのが残念ポイント。
ただしモンベル会員になればオンラインショップ送料無料&5~9%ポイントが付くので、私のようなモンベラーなら入っていて損はないかと思います。


シュラフは季節商品。
売れ筋モデルは冬前には完売になっているものが多く、真冬になってからの購入は選択肢が狭くなってしまいます。
ただ、この手のシュラフは春先まで使えますので、多少納期が掛かっても今のうち(1月~2月)に手に入れておいた方が吉。

「冬用」シュラフとはいえ3月の終わりくらいまでは普通に寒いので、意外と活躍する期間は長いんですよ。
私も過去、「3月なんてもう春じゃん!」と油断して寒くて凍えながら過ごしたことが何度あったか・・・。

場所にも寄りますが、いわゆるオートキャンプレベルなら11月~3月までは冬用シュラフの守備範囲になります。
確かに値段こそ高くなりますが、寒い時期にキャンプを楽しみたいならダウンシュラフは持っておきたいアイテム。

凍えて冬キャンプが嫌いになる前に、いっちょ奮発してダウンシュラフ買ってみませんか?
私みたいに軽く世界が変わるかもよ?

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