予算3万円で揃う!キャンプツーリングを始めるのに必要な持ち物

キャンプ道具
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困った君
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キャンプツーリングやってみたいけど、何が要る?予算ってどのくらい?

新しく何かを始める時って、分からないことがたくさんありますよね。
キャンプツーリングってすごく難しそう、大変そう、と不安な人も多いのではないかと思います。

そこで今回は、キャンプツーリングを始めたいと考えている人に最初に読んで欲しい「キャンプツーリングに必要な持ち物と、それを揃える予算」を解説していきます。

この記事のポイントは
・必要最低限のキャンプ道具は8点。
・予算は3万円ぐらいで大体揃います。

です。

その上で
・出来るだけ安くて良いオススメの道具
を、キャンプツーリング歴8年のヒスケが解説していきます。

「意外と簡単に始められそうだな・・・」と感じたら、ぜひ続きも読んでいってください。

既にキャンプ道具が揃っているという人は、次のバイクへ道具を積む方法をご覧ください。

この記事を書いた人
ヒスケ

中部・近畿地方を中心にキャンプツーリングを楽しんでます。
キャンプにハマって10年、累計120泊を超えました。
「本気で遊んで、誰かの役に立つ」をモットーに、情報発信していきます!

キャンプツーリングを始める予算は3万円前後

 寝るための道具  テント、マット、シュラフ → 計1.5万円~3万円
 料理する道具  クッカー、バーナー → 5千円~1万円
 その他の道具  イス、テーブル、ランタン → 5千円~1万円

まず揃えるべき道具と予算はこの通り。
安く揃えても2.5万円~そこそこの物でも5万円あれば、最低限のものは揃います。


主にお金がかかる(1万円クラス)のはテントとシュラフです。
この2つはあまりにも安いものだと取り返しがつかなくなるので、最低でも記事で紹介しているクラスのものを買った方が良いです。

それ以外のところは安い物、あるいは100円ショップの物で代用できる場合もあります。
お金をかけるべきところ、かけなくてもいいところがちゃんと見極め出来れば、キャンプツーリングは結構低予算で始めることが出来るんです。

初めてのキャンプツーリングにおすすめの、安くて良い道具

なるべく低予算で、でもちゃんとした道具を選んで欲しい!

ということで、初めての道具選びにおすすめのアイテムを紹介していきます。
ここはキャンツー歴8年の私が「買って失敗した物」「本当に買ってよかった物」を元に道具選定を行っています。

①テント

キャンプをするなら、まずはテント選びから。

設営が簡単、軽くてコンパクト、広くて快適、などテントには多くの種類や特徴・選び方があります。
品質と値段は比例しますが、高い=初心者に良いとも限らないので、テント選びは特に難しいです。

1番目のテントとしておすすめなのが、キャプテンスタッグのリベロ ツーリングテント
使っている人も多い人気のモデルです。

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・1万円を切る低価格
・広さ、耐水圧など必要十分な性能
・軽くてコンパクトな収納
・ペグ、ハンマー付きで買い揃える必要が無い

といった特徴があります。実際に私も初めてのテントにこれを選びました。

安い=すぐ壊れる、というイメージがありますがそんなことはなく、丁寧に扱えば長持ちしますよ。
私は8年間ノートラブルで20泊以上使うことが出来ました。最近、友人へあげちゃいましたが、今も現役で使われています。


逆に言うと、安いテントは正しく丁寧に扱う練習にもなるし、もし間違って壊してしまっても金銭的ダメージは少なく済みます。
買ったはいいけど自分に合わなかった、結局キャンプは1回きりだった、となる可能性もあるので、初めてのテントは安いのでOK。

もっといろんなおすすめのテントが知りたい!という方は↓の記事をご覧ください。
>>テントの選び方とおすすめ8選

②マット

マットは安いものでもいいので、必ず買いましょう。
いくら芝生の地面でも、マット無しでは腰が痛くてまず寝られないです。地面からの冷えもダイレクトに来ます。

一番安いのは銀マットですが、癖がついて広げにくいのです。パタパタ式のフォームマットがおすすめ。
バンドックのフォールディングマットなら2,000円以下で買えて機能性も十分。

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BUNDOK(バンドック)
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これ1枚で春から秋まで使えるので、コスパはかなり高いです。
寒い時期もキャンプするなら片面にアルミ加工がされたマット(3~4千円)を買いましょう。

さらに詳しくマットについて知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
>>キャンプツーリング特化、マットの選び方とおすすめ

③寝袋(シュラフ)

寝袋の種類には大きく分けて
中綿の材質(化学繊維・ダウン)
寝袋の形(封筒型・マミー型)
があります。バイク用なら化学繊維でマミー型を選んでおけば間違いないです。それぞれの特長は以下の通り。

中綿の種類
化学繊維安い
濡れに強い
嵩張る
ダウン暖かい
コンパクト
高い
濡れ厳禁
寝袋の形
封筒型ゆとりがある
安い
嵩張る
すき間が出来て寒い
マミー型密着して暖かい
コンパクト
動きづらい
やや高い

夏の平地でキャンプするなら3~5千円くらいの安いのでも使えます。
春~秋のちょっと冷え込む時期もキャンプするなら、1万円以上の確かな性能の寝袋にしましょう。

寝袋は寝具ではなく防寒具です。暖かさ=中綿の質と量=価格に比例します。
安くて暖かいシュラフは収納サイズがかなり大きくなるので、よく確認してから買いましょう。

実は意外と難しいシュラフ選び方、以下の記事で実例を交えて解説しています。参考にどうぞ。
>>寝袋の選び方1(季節と気温)
>>寝袋の選び方2(サイズと価格)

④ランタン

バイクキャンプ用のランタンならLED一択です。明るい、軽い、長持ち。
2~3千円くらいの安いモデルで十分です。超明るいとか、やたら高機能でも持て余します。

ソロテントなので明るさは200ルーメンあれば十分。光色切り替えが出来ると便利です。
USBで充電できる物や、充電式の乾電池が使えるモデルだと維持費も安く抑えられます。

ランタン界ではジェントスがおすすめです。品質が良く、ラインナップも多くて選びやすいです。
耐衝撃・防滴なので壊れにくく、信頼性が高いのに値段もお手頃。

⑤クッカー、⑥バーナー

お湯を沸かすためのガスバーナー(ガスコンロ)とクッカー(鍋)は是非揃えておきましょう。

ガスバーナーと鍋があれば、簡単な料理をするが出来ます。
カップラーメンを作ったり、レトルトのごはんやカレーを温めたり。外で食べればなんでも美味しい!

クッカーは鍋と蓋がセットで2~3千円くらいのもので十分。
今後炒め物や炊飯など、ちょっと手間をかけた料理をしたいなら、ノンスティック加工のお鍋がお手入れしやすくておすすめ
安くて使いやすいクッカーとして、プリムスのソロクッカーセット↓がおすすめです。

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ガスバーナーはカセットボンベ(CB缶)を使うタイプがおすすめです。
ボンベは1本100円程度で買えるので維持費が安く、コンビニでも買えるので忘れても手に入れやすいのが特徴です。

ただし、火を扱うものなので海外製の安いバーナーは厳禁。ガス漏れする粗悪品もあります。最悪炎上・爆発の可能性もあります。
バーナー選びで迷ったら、日本の有名メーカーのイワタニ・SOTOを買っておけば間違いなし。

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愛用している人も多い、イワタニのジュニアコンパクトバーナー。
CB缶を使うタイプで、火力も十分にあります。コンパクトになるので荷物も嵩張りません。クッカーの中に収納できる小ささ。

⑦テーブル、⑧イス

テーブルとイスがあれば、料理や食事のときに快適に過ごすことが出来ます。
特にイスはキャンプ中に長時間お世話になるので、座り心地や耐久性の評判が良いモデルがおすすめです。

コンパクト収納と包み込まれるような座り心地で人気があるのがヘリノックスですが、ちょっと高い(1万~)です。
ほぼ同じ構造のコピー品なら3千円くらいで手に入ります。まずはこれで良いでしょう。


テーブルを選ぶ際は、高さに注意しましょう。低すぎるモノは正直使いにくいです。

イスに座りながら食事などに使うのであれば、高さは30㎝くらいあると良いです。
テーブルもサイズや機能性・構造でたくさんの種類がありますが、シンプルなものが1番使いやすいです。

まずは1回、キャンプしてみよう

ここまで「最低限必要な物」を紹介してきました。
キャンプデビューとなると、もっとアレコレ道具を買い揃えたくなりますよね。

でもちょっと待って!
まずは1回、この道具でキャンプをしてみましょう。

そうすると「あれが欲しいな」「もっと〇〇したいな」といった、自分の理想のキャンプ像がだんだん見えてきます。
そうしたら、欲しいと感じた物を買い足していきましょう。

新しい道具でキャンプするのって、めちゃくちゃ楽しいですよ!


そして、キャンプする → 新しい道具を買う → キャンプする のキャンプ道具沼が始まりますw

この沼は恐ろしく深いです。
一通り買い揃えるうちに不要な道具も増えてきて、バイクに積めなくなって、いかに道具を減らせるか、の第二形態に移りますw
(いかにバイクへたくさん積むか、を極めるパターンへ進むときもあります。これもなかなか危険w)


こんな感じで、道具を買うこと・使うこともキャンプの醍醐味。
キャンプブームの今は安くて良い道具も増えたし、SNSや動画などでいろんな最新情報やレビューが手に入ります。
キャンプを始めるには絶好のタイミングだと言えるので、ぜひこの機会に「キャンプツーリング」初めてみませんか?

CampGARAGEは、キャンプツーリングを始めたい・楽しみたい皆さまを応援しサポートいたします!
分からない事や質問があれば、お気軽にコメントやお問い合わせいただければお答えいたします!(友人におすすめする感覚でやってます)

キャンプ道具をバイクに積む方法

道具がある程度揃ってきたら、次のステップとしてバイクへの積載方法を考えましょう。
ツーリングネットで抑えるだけでは不十分。専用のバッグが使いやすくておすすめです。

詳しくは↓こちらの記事で解説しています。



それでは!

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