バイク・ライダー向けのキャンプ場を紹介するシリーズ。
今回は和歌山県北山村にある「おくとろ公園キャンプ場」です。
実はめちゃくちゃ環境が良いのに、ほとんどキャンパーがいない”もったいない”スポット。
一部で休業などしていてあまりにも人がいないので「閉まってるんじゃないか?」とさえ言われていたキャンプ場。
今の状況が知りたくて、再訪してみたよ!
ページの最下部に動画もあるので、よければそちらもチェックしてね!
※ 2024年11月時点での様子です。
■その他のバイク向けキャンプ場紹介はこちら↓
【概要】休業と思われてる?穴場なキャンプ場
住所 | 〒647-1604 和歌山県東牟婁郡北山村下尾井92 |
営業期間 | 通年(11月~3月は要予約) |
チェックイン/アウト | 11時/10時 |
料金(一泊) | 2,200円(フリーサイト1100円+1人1,100円) |
乗り入れ | 一部可能、駐車場が目の前 |
予約 | 0735-49-2377(平日 9時~17時受付) |
Web | おくとろ公園 |
特徴 | 道の駅、温泉、コンビニが徒歩圏内! |
道の駅おくとろに併設されたキャンプ場。
サイトから道の駅までは徒歩6分の距離で、温泉やコンビニもあって利便性は抜群!
行楽シーズンの連休でも人がいない、穴場的スポット。
一部のサイトや施設は休業になっているものの、フリーサイトはちゃんと使えます。
キャンプ場やってるよ!すごく環境はいいのでみんなで利用して全面復帰を願おう!
ってことで、おくとろキャンプ場のご紹介をいたします。
ここ、住所は和歌山県ですが、周りは三重県と奈良県に囲まれた「飛び地の村」なんです。
道の駅では”飛び地の村 訪問証明書”を貰えるので、コレクションついでに遊びに来てみては?
【サイト】乗入れ・横付け可能なフリーサイト
フリーサイトは大まかに2種類あります。
↑写真の上側、■のバンガローの目の前にある横長の水色がマウント型のフリーサイト。
通路と駐車場を挟んだ向かい側にある四角い水色エリアが広場型のフリーサイト。
こちらはキャンプマウント。
3か所の囲われた区画内に自由にテントを張れます。
後ろに見えている建物がバンガローAで、こちらは8,800円で利用可能。
どこもさほど大きくなく、ソロテントならそれぞれ4張りぐらいまでが距離を取れる広さかな?
車両やバイクは乗り入れ不可、目の前にある駐車場に止められるので実質横付けくらいの距離感。
以前はここにテントを張りました。炊事場近くて便利だよ~。
その向かいにある広場型のフリーサイト。
広場といっても真ん中に噴水?的な物があるので、その周りをぐるっと囲う形でテントが張れます。
なので有効面積はあまり広くなく、大きなテントやタープはちょっと厳しいかも。
テントの配置次第では、バイクが通ることもできなくりそう。
そう思うと「本当に車両乗り入れOKなのか?」と疑いたくなりますが、そもそもそんなに人がいないから大丈夫なんでしょうw
こちらは乗り入れできるのですが、この写真を見ての通り駐車場から一段高くなっています。
広場へはこの段差を乗り上げる必要があるので、バイクで通行の際はちょっと注意しましょう。
ま、段差に対して直角にまっすぐ走れば問題ないでしょう。
この日は完ソロだったので車などありませんが、駐車場エリアにはテントを張らないように!
いい場所は早い者勝ち。だけど、後から来る人への配慮も忘れずに!
広場サイトへは、ぐるっと回って裏側の道路からもアクセスできます。
ただし、間に溝があるのでこちらからバイクを乗り入れることはできません。
通行の邪魔にならないように、道路端にバイクを置いて近くにテントを張るというのもアリかも。
裏道を活用すれば、みんなが快適に使えるよ!
ひとつ残念なのは、すぐ横に建設工事事務所?があって、その車両がよく行き来すること。
公園関係者かもしれませんが、他に通れるルートがあるんだからキャンプ場を通り抜けるのはちょっとやめてほしいな~と思いました。
ま、これも利用者が少ないからこそかもしれません。
いずれキャンパーが増えれば、それも無くなるでしょう!
奥のオートサイト、バンガローBは休業中
キャンプ場ではそのほか、区画型のオートキャンプサイトもありますが、こちらは休業中です。
なにやら整備や工事をされているようだったので、近々復活するかもしれません。
管理棟の奥には大き目のバンガローBがありますが、こちらも休業中。
せっかくのいい設備なので、全面的に復活してもらいたいですね!
【設備】必要十分だが、使用できない物もある
マウントサイトのすぐ横に、各種設備があります。
ベンチとテーブルが2つ、その奥に炊事場とゴミ捨て場。
ゴミ捨て可能ですが、ゴミ袋は持参する必要があります。
水場はこんな感じのシンプルな作り。反対側にもう一つあります。
お湯は出ません。飲用可能。
トイレはこんな感じ。洋式洗浄タイプ。
清掃もきちんとされておりましたが「トイレへの扉が無いので、虫が入ってくることがあります」と受付時に言われました。
11月に利用したので虫はほとんど気になりませんでしたが、夏場はちょっと多いかも。
虫はちょっと苦手かも~…
そのお隣はランドリーと製氷機。
製氷機は使用中止になっていましたが、洗濯機&乾燥機は電源が入っていたので使えるのかも。
(使用していないので分かりません)
さらにその奥は管理人室(現在は未使用)と、シャワールーム。
シャワールームは鍵もされていなかったので、もしかしたら使えるかもしれません。
まぁ、歩いて温泉に行けるので使うことはないでしょう。
【周辺】温泉、コンビニまで徒歩6分!
このキャンプ場の最大の推しポイントはこれ!
道の駅、温泉、コンビニまで徒歩6分で行けること。この辺りでここまで好条件のキャンプ場は希少ですよ。
ちなみに、キャンプの受付もこちらの温泉施設で行います。
コンビニといっても、ヤマザキショップです。営業時間は8時~19時。
お土産屋と町のスーパーを兼ねているコンビニなので、品ぞろえはやや限定的。
カップ麺やCB缶などの日用品、アイスや氷、お酒なども取り扱いがあります。
お弁当や簡単なお惣菜的な物もあるので、とりあえず食料持たずに来てもなんとかなりますね。
ひと昔に比べれば食料はかなり増えたと思います。
ここ以外に周辺に買い出しできる場所はなく、熊野市街まで1時間ほどかかります。
できれば事前に買い出ししておいて、足りない物だけここで補充するのがおすすめ。
おくとろ温泉の入浴は15時~20時(最終受付19時30分)。
料金は700円ですが、キャンプ場利用者は600円に割引。
内湯と露天風呂があり、気持ちよかったですよ!
奥にはレストランもあります。
温泉コンビニ徒歩!?北海道みたいな利便性じゃないか~!!
道の駅自体は正直何もなく、特産物の販売とかもありません。
自販機が揃っているので、お店が閉まってからの水分調達はここで行えます。アイスがあるのが嬉しい!
フリーサイトから温泉・コンビニまでは450m、歩いて6分の距離。
数字で見ると遠く感じますが、大きな公園を通っていくのでお散歩感覚で行けます。
ちゃんと街灯もついてるし歩道もあるので、夜間に歩いて行っても安心です。
【そのほか】まとめるほどでもない事のまとめ
フリーサイトの横には大きなグラウンドがあります。
ここにテントを張ることはできませんが、以前利用した際は「繁忙期はここもテントを張れる」と聞きました。
もしかしたら今でもGWやお盆などは張れるのかも?
おばあちゃんが運転の練習でグラウンドを爆走してたよ!
どんな状況やねん…
ちょうど東側が開けているので、山中の割には朝の日差しが当たりやすいです。
秋冬キャンプでも、テントを乾かしやすくて助かる!
場内にはいたるところに「マムシ注意」の看板があります。
これだけあるんだから、本当にいるんでしょうね…。私はまだ見たことないですが。
出歩くときは注意しましょう。
キャンプ場のすぐ隣には、1トンまでなら車両が通れる大きなつり橋があります。
軽自動車、バイクなら通行可能。
しっかりした橋に見えますが、人一人が通るだけでもめっちゃ揺れます。
こんなとこバイクで通るなんて、私は怖くてできません…。
端からの景色はかなりきれいなので、ここでバイクとの映え写真を撮る人も多いんだとか。
ちょっとした名物スポットらしいので、お時間と勇気がある方は通ってみては?
オートサイトのすぐ後ろには、村の特産品である柑橘「じゃばら」が育てられていました。
花粉症に効くとも言われているので、お悩みの方は一度試してみてはいかがでしょう?
お土産屋さんでもジュースなどがたくさん売られていますよ。
【まとめ】全面復活求む!皆で利用しよう!
ということで、条件抜群なのに人がいない、穴場的スポットのおくとろ公園キャンプ場のご紹介でした。
いろいろと休業や改修がされていますが、ちゃんと営業してるし普通におすすめです!
道の駅、温泉、コンビニまで歩いて行ける乗り入れ出来るキャンプ場って、めちゃ最高じゃないですか?
今は利用者が少ないので改修が後回しにされているのかもしれません。
このまま閉鎖になってしまわぬよう、ぜひ皆さんでたくさん利用して全面復活してもらいましょう!
ぜひとも皆さん行ってみてね!よければ感想も教えてね~
PR記事じゃないよ~。個人的に応援してます!
動画での紹介はこちら
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