発売をずっと待っていたSOTOのひのと。
ついに3月25日発売となり、当日にゲットできたのでさっそく使ってみました。
開封から使い方、気になる疑問まで、頑張ってレビューしていきます!
メーカーサイトはこちら。
2021.4.4追記 実際にキャンプ場で使ってきました。その時のレビューは最下段にあります。
2021.6.29追記 ホヤを割ってしまいましたが、無償修理してもらえました。詳しくはこちら。
ゲリラ販売!からの当日購入
このひのと、もともと2月下旬販売予定が延期になり、3月下旬になりました。
しかし、それ以上の詳しい発売日が分かりません。いつ買えるのかと毎日ツイッターで情報をチェックしていたら、予告なしに店頭に出ている!

販売日を告知しない、ゲリラ販売?
アウトドア用品店に駆け込んだら、確かに置いてありました!ひのと!
1グループ1つまでとなっていますが、無事購入することが出来ました。やったぜ!
開封:すごく・・・小さいです。。
ということで我が家へやってきたひのと。さっそく開封していきます。
パッケージはかなり小さいですね。箱の中身も、本体が入っているだけで超シンプル。
(左)中身を取り出し、組み立てるとこんな感じ。
ひのとには2つのネジがあって、上の黒いのがガス調整ネジ。
下の銀色がガスのカートリッジと本体とを接続するネジです。
(右)テーブルに置いてみるとサイズ感はこんな感じ。
めちゃくちゃコンパクト!もっと小さいテーブルでも邪魔にならなさそうですね。
使っているのはクイックキャンプのハーフメッシュテーブルです。→amazonで見る
使い方:ガス注入にコツがある?
本体からカートリッジを外すと、ガスを注入するバルブが見えます。
ここへガス缶を刺すように押し当てて、ガスを充填してやります。
CB缶を逆さにしてバルブに押し当ててやるわけですが、これがちょっと難しいんです。
微妙な力加減や角度で入って無かったり、入りすぎたり。慣れが必要かも。
スライドガストーチも同じ方法なはずなんですけどね・・・。
ガスの種類はCB缶、OD缶、ライターガスなどが使えます。私はCB缶で燃料統一していますので、CB缶を使います。
テストを行うガレージは寒いので、プロパン入りのパワーガスST-760を使いました。
充填が終わったらカートリッジを取り付けます。漏れの無いようにキッチリと!
そしたらガス調整ノブをONまで回して、ライターなどでホヤの上から火を点けてやります。
すると、「ボッ」と小さく音を立てながら着火します。
点火しにくい時は、ホヤを外してライターを近づけて着火させてもOKです。
着火操作はすごく簡単ですね!着火~火力調整~消化まで、1つのノブで済みます。
明るさは、ろうそくに火を灯すくらい
部屋を暗くしてみました。
闇に揺れる小さな火が、なんとも可愛らしいですね。
明るさは、最大にして近くに置いた説明書がかろうじて認識できるレベル。
周りを明るく照明と言うよりは、火を見て愛でるためのような道具ですね。
イマドキのめっちゃ明るいLEDランタンとかに慣れていると、明るさは物足りなく感じるかもしれません。
そもそも、ひのとはそういう用途の物ではないんですね。
ランタンと明るさ比較
あくまで参考に・・・ということで、100ルーメンの暖色LEDランタン(左)と、ひのと(右)を比べてみました。
機種はジェントスのEX-1977ISです。紹介ページはこちら。
当然ですが全然違います。
ひのとの明るさ(暗さ)に慣れてしまうと、スマホの画面すら眩しく感じます。
夜に星空観賞するときなんかは、このくらいがちょうどいいですね。
気になる点、まとめました。
ひのとを買う前から気になっていたこと、使ってみて気になったことをいくつかまとめてみました。
Q:持続時間はどのくらい?
A:寒いと1時間持ちません
説明書には1~2時間とありますが、気温12度くらいのガレージでは30分ほどで立ち消えました。
ガスの入れ方が悪くて満タンじゃなかったのか?ガスが少なくてパワーダウンしてしまうのか・・・

Q:レギュラーガスでも使える?
A:夏ならいけると思われます

上記の通り、気温12度でパワーガスでも立ち消えたり、火力が思うように上がらなかったりします。
安定力を求めるならOD缶直結が良さそう。でもそれって、ひのとの良さが半減してないですかね・・・。
Q:煤がすげー溜まるんですが・・・
A:仕様です。ブラシで清掃しましょう

取説によると、火力が大きいと煤が出やすい、とのこと。
柔らかいブラシなどで払うように掃除してやれば、キレイに落とせます。
Q:安定感は?倒れると消える?
A:そこそこ重いので風ではまず倒れません。安全装置はなし。
小さいボディの割に重さが232gあるので、結構ズッシリしてます。
重心も低いので、ちょっとした風なら倒れることは無いぐらい安定しています。
ただし、倒れても自動で消えるとかの安全装置はありません。
Q:暖かい?換気は必要?
A:熱いです。換気も必要。
しばらく点灯していると、本体はじんわり熱を持ちます。持てないほどではないのでここは大丈夫。
ホヤやリングの部分はかなり熱くなります。触ると火傷します。
ガスで燃焼しているので、換気は必要です。大火力バーナーほどではないですが・・・。
Q:バイクでの持ち運びは大丈夫?
A:保護カバーはあるものの、ちょっと心配
ガラス製のホヤを守るカバーがついてきます。
また、バルブを保護するため本体とカートリッジに噛ますスペーサーも入っています。
ただし、本体からホヤが簡単に外れてしまうので、このままバッグに入れて運ぶのはちょっと心配。
箱に入れて運ぶ方が良さそうですね。そのうちオプションで専用ケース出るんじゃないかなぁ?
まとめ:そばに置いておきたい、小さな火。
ということで、ひのと購入1日目のレビューでした。
まだまだ使いこなせていない部分はあるものの、やはり火を見て癒されるのがいいですね。

ほとんど焚き火をしない私にとっては、ひのとが焚火代わり。
小さく揺らめく火をボーっとみてるだけでも、すごく落ち着きますね。
テーブルの上で、気軽にできる安らぎの炎。ひのと、大切に使っていきたいと思います。
発売直後なので在庫もまだ不明確。
人気が出れば、価格も上昇してくると思われます。購入検討中の方はお早めに!
続報があればまたご紹介します。それでは!
追記1 キャンプで使ってきた感想
2021.4.4
実際にキャンプで使ってきました。その時の感想をレビューいたします。
(左)持ち運びに不安があったので、元のケースごと持ってきました。
いずれボロボロなるでしょうから、専用ケースの登場が待ち遠しいところですね。
今回充填するのは東邦ゴールドガス。夜はまだ冷えますので、寒さに強いガスを使います。
(右)一発で点火しました。
陽が落ちたタイミングから使い始めましたが、やはり雰囲気良いですね。
風の強い日でしたが、ひのとへの影響はないように感じました。
(左)ひのとと(右)LEDランタン(200lm)で明るさを比較してみました。用途が全く違うので、あくまで参考に。
ひのとは消灯時間後の最低限の灯りとして、夜を楽しめる癒しの灯り、といった感じですね。

持続時間こそ短いですが、ほとんど焚火をしない私にとっては手軽に火を愛でられるちょうどいいアイテム。
場所も取らないし、使用前にガス充填しておけばガス缶1本でも料理と平行して使えるのがメリットですね。
やはりと言うか、人気商品なのでまだ品薄が続いているみたいですね。
ネット発売前に予約しておいたものが、いまだに(発売1週間)納入の目途が立ちません。
どこかのリアル店舗で売られているものを根気よく探し回る方が、確実かもしれませんね。
以上、簡単ですがひのとのレビューでした。
追記2 ホヤを割ってしまいました。(無償修理)

私の不注意でホヤを割ってしまいました。
SOTOへ問い合わせたら無償修理してくれましたので、詳しくを以下の記事へまとめています。
特に初期ロットお持ちの方は割れるリスクが高い可能性がありますので、一度ご覧になってください。
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