ナフコのリフレクションライトをレビュー!小さくて安いが魅力のランタン

4.0
キャンプ道具
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ナフコのコンパクトランタン「NF-LANRFC リフレクションライト」を買ってみました。
小さなランタンで手頃な値段の物を探していたところこれを見つけ、つい手に取ってしまいました。

さっそくキャンプに持って行き、実際にどんな風に役立ったのか、詳しくレビューしていきます。
想像以上のパフォーマンスに驚きましたが、もちろん気になる点もいくつか。
果たしてこのランタン、本当に「買い」なのでしょうか?続きをぜひご覧ください!

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↑ベースはフィールドトゥサミットのリフレクションライトと思われます。
スペックは全く同じで、ロゴが入っているかどうかが違いになります。

この記事を書いた人
ヒスケ

キャンプ歴12年目の自称”バイクキャンプマニア”。
3回目の北海道ツーリングを目論見中…

【概要】コンパクトでコスパに優れたランタン

サイズΦ37×高さ97mm
重量80g
明るさ
稼働時間
ライト(白色):最大115lm 12時間
ランタン(電球色):
 HIGH 350lm 5時間
 LOW  170lm 9時間
電源リチウムイオンバッテリー2600mAh
USBタイプC充電(3時間)
価格3,280円

ナフコの「リフレクションライト」は、ゴールゼロの「マイクロフラッシュ」に似たコンパクトなLEDランタンです。
軽量で持ち運びやすく、USB充電対応と調光機能を備えていながら約3,000円とコストパフォーマンスに優れています。

ランタンはLED4灯のHIGHと2灯のLOWが切り替えでき、無駄な配光を抑えつつ長時間使用することもできます。
手持ちのフラッシュライトとしても機能するので、複数持っていって状況に合わせて使い分けても良いでしょう。

天面にはフラッシュライト、その横に操作スイッチ・電池残量インジケーターがあります。
操作スイッチは

1度押し→フラッシュライト
2度押し→ランタンHIGH
3度押し→ランタンLOW

の順で点灯します。それぞれ、長押しすると調光操作になり、徐々に暗くなっていきます。

底面にはUSBタイプCを備えており、ここから充電します。
ちなみに、給電しながら点灯させることはできません。

カラーバリエーションはブラックとベージュの2種。
どちらもライト・ランタンの色に違いは有りません。

【明るさと配光】必要十分、LOWモードが優秀!

スイッチを押すと、フラッシュライトが点灯します。色は白で最大115lm。
いきなり目元を狙われるので、操作する時はライトの向きに注意しましょう。

目潰し犬
目潰し犬

うおっ、まぶし!!

個人的には、いつもヘッドライトを持っていくのでフラッシュライトの出番はないかな〜?
まぁでも、いつか役に立つときがあるかもしれないですからね。

LED全点灯のHIGHモード

もう一度押すとランタンのHIGHモードになり、LED4つすべてが点灯します。
360度の広範囲に光を届けます。電球色、最大350lmで5時間点灯。

小さなボディながら十分すぎる明るさで、ソロキャンプならメイン光源となるでしょう。
調色機能は有りませんが、ボタン長押しで明るさ調整が可能です。

半分だけ光るLOWモード

もう一度押すとLOWモードとなり、LEDが2個だけ点灯します。
こちらは最大170lmで9時間点灯可能。

このLOWモードが、使ってみたら結構便利だということに気が付きました。

疑問犬
疑問犬

半分だけ光って、なんの意味があるの?そのまま調光で良い気がするけど…

それは「周りは照らさず、自分側だけ照らす」ことが出来るんです。
↓こんな感じ。

LOWモードで自分側に向けた図

LEDが点灯している側を自分に向けて、自分側だけ明るくなるようにしています。
ライダーズワンポールテントのひさしにランタンを吊り下げていますが、手元は明るく、かつ相手側には光が飛んでいません。

試しに、逆向きにランタンを設置してみると…↓

こんな感じで、相手側に光が飛んでしまいます。
これでは、周りの人は眩しくて嫌な思いをするかもしれません。いわゆる「キャンプでの光害」です。

LOWモードを使えば、光害を抑えつつ自分は明るく、そして電池消費量も抑えられて良いことだらけ。
必要なところに必要なだけの明るさを届けられる、LOWモードと調光機能はかなり便利だなと感じました!

解決犬
解決犬

なるほど!無駄に明るくても仕方ないもんね!

【ここがイマイチ】光源直視は眩しい!

コスパが良く使い勝手の良いリフレクションライトですが、使っていて気になる点が一つ。
それは、光源を直視すると眩しい!というところ。

また目潰し犬
また目潰し犬

うおっ、まぶし!!

吊り下げた場合などに、光源の方を見るとかなり眩しいです。
明るさの問題というよりは、配光の問題ですね。

LED光源が直接見える

リフレクションライトは、シェードやレンズを介さず直接LEDチップが照らしています。
これが眩しさの理由です。

小さいので机に置くのもアリ

対策としては、

・視線に入らないように自分の真上近くに吊り下げる。
・視線とランタンの位置を水平ぐらいの高さに吊るす(眩しいのは下方向)
・吊るさずに机に直接置く
・ランタンシェードを被せる

などがあります。

シェードを被せた図

吊るす場所や高さはなかなか調整が難しいので、シェードを被せてしまうのが最も手っ取り早いでしょう。
モンベルのクラッシャブルランタンシェードがサイズぴったりでおすすめ。

本来はヘッドランプをランタン代わりに使えるようにするアイテムですが、ミニランタンにも応用できます。

【まとめ】複数所有がおすすめの高コスパなランタン

ナフコのリフレクションライトはコンパクトなサイズと軽量さに加え、明るさや調光機能も実用的な、かなりコスパの良いランタンだと感じました。
この価格なら複数個購入して、複数の光源で柔らかな光を分散させて使用すると快適です。

さらに、USB充電対応という点も便利で、アウトドアや災害時にモバイルバッテリーや車から簡単に充電できるため、電池切れの心配も少なく、長時間の使用にも対応します。

光源を直視すると眩しい点は改善の余地があるものの、コスパ重視で実用性を求める方には、このリフレクションライトは非常に満足度の高い選択肢と言えるでしょう。

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