ソロキャンプやバイクキャンプにおすすめしたいテントNo.1なのが、DODのライダースワンポールテント。
広さ、使いやすさ、収納サイズのバランスが良く、設営も簡単で5分程度なので初心者にも優しい!
価格も手頃で、Amazonで1.5万前後から購入可能。マジで優秀な傑作テント。
一方で弱点もあるものの、簡単に対策できるオプションが登場し不安はすべて消し飛びました。
もし「バイクキャンプ用にテントを1つだけ選べ」となったら、私はこのテントを選びます。
そんなライダーズワンポールテントの特徴や使い勝手・弱点を、徹底的にご紹介します!

タンカラーよりブラックのほうが安くなっている事が多いよ。
商品ページで値段を確認してみてね。
【特徴】バイク・ソロキャンプに特化した1人用テント


展開サイズ | 290x290x183cm |
収納サイズ | Φ14x50cm |
重量 | 2.6kg |
耐水圧 | フロア3,000mm フライ2,000mm |
ライダーズワンポールテントの特徴は、その機能性とバランスの良さ。
これほど多機能を詰め込んでいながら、軽量コンパクトで安価なのが何より素晴らしい。
バイクキャンプに本当に必要なものを追求したらこうなった、まさにライダーのためのテント。
私も3年以上愛用しており、本当に使い勝手がよくお気に入りです。
他のバイクキャンパーからも「このテント、いいですね!」とよく声をかけられます。
次項から、特に良いところをピックアップし魅力をお伝えいたします。
【メリット1】前室が広くて便利すぎる
まず私が一番気に入っているのが、前室の広さ。
テントのサイズが縦横290cmの五角形で、その半分が前室(土間空間)になっています。
真っ先に「雨でもここにテーブルとイス置いてくつろげるやん!」ってなりました。


実際使ってみると、広い前室がいかに便利かということに気が付きました。
雨の日はもちろん、日差しがきつい日は日陰になるし、風が強くても荷物が飛んでいきません。
囲まれた小さな空間が秘密基地っぽくて落ち着くので、キャンプの大半を前室で過ごしています。
これだけ広ければ、前室でガスバーナーを使った料理も余裕で出来ます。
そして、寝るときにテーブルやイス、焚き火台などを畳まずにそのまま仕舞えるのが最高に楽。
寝ている間に道具を外に出しておくと、盗まれたり夜露で濡れたり風で飛ばされたりと、良いことが有りません。
買出しやお風呂などでちょっと場を離れる際も簡単に道具の撤収ができるので、面倒臭さがなくなりました。
もう、大きな前室のないテントなんて考えられない体になっちゃいましたね。

前室の虜になっちゃうよ〜〜
【メリット2】タープ不要の巨大キャノピーが便利すぎる!
広い前室に加えて、出入り口のフライシートを跳ね上げればキャノピーになります。
状況に合わせてちょっとした影や屋根を作れるので「タープを出すほどでもない」ときに大変便利です。


片側だけを開放したパターンがこちら。
ファスナーは両側に付いているので、左右好きな方を開放できます。
横や前方向からの日差しや風・視線をブロックすることが出来ます。
ポール・ロープを1本追加するだけで済むのもポイント。


両方を開放して跳ね上げたパターン。ミニタープのような使い方が可能です。
影を作ったり、軽い雨なら凌ぐことが出来ます。広い前室をそのまま延長させたような感じ。
小さい屋根ですが、これだけでもかなりの安心感・お籠り感が出ます。
跳ね上げ用のポールは付属しませんので、DODのキャノピー用ポール(XP-01)などを別途購入する必要があります。
西日を遮ったり雨を凌いだりが、タープ無しで簡単に対策できるキャノピー。
広い前室と相まって、とにかく快適空間を確保するのに特化したテントであると言えます。

雨でも強い日差しでも、どんなときも快適ですな〜
タープを接続すればさらに広くなる!


「やっぱりタープを張りたいけど、正直面倒だしな〜」
「テントとタープを接続して、濡れずに出入りしたい」
と考えている人は、タープアダプターを使った設営がおすすめです。
テントの頂点に被せることでタープを簡単に接続できる、かなり便利なアイテムです。
タープ設営の手間も減らせるので、ぜひとも知っておいていただきたいおすすめグッズ。
↓こちらにアダプターを使った接続方法やメリット・注意点などまとめております。

タープ張るのが苦手な人にこそ読んでほしい!
【メリット3】設営・撤収が簡単、速い
ワンポールテントはドームテントよりシンプルなので、設営が簡単で速いです。
キャンプで一番の大仕事である設営がすぐ終わるのは嬉しいですよね。
しかも、ライダーズワンポールテントはインナーを付けたままの設営/撤収が可能!
それぞれにかかる時間はわずか5分。こんなテント滅多にないでしょ。


設営のステップは、大きく3つ。
①フライシートを広げて、角を5か所ペグダウン
②ポールを組み立てて真ん中で立ち上げる
③インナーシート固定用ペグを1本追加する
難しい工程も、力が必要な工程も無くて、すぐ終わる。これぞ理想。
夏のテント設営って、暑くて大変ですよね。
雨が降ってる時、時間かかるほど体も道具も濡れますよね。
夕暮れ時、急がないと暗くなるし時間も無くなります。
そういう場面でこそ、このメリットが活かされるんです。
キャンプ場着いたら、ささっと設営してのんびりくつろぎましょ。
簡単に畳む方法を考案!

毎回、テントを片付ける時にもたつくんです・・・
「設営は慣れたけど、畳み方が分からなくて袋に上手く入らない!」そんな人多いと思います。
でも大丈夫!撤収が簡単にできるコツがあるんです。
そんな、取説にも載っていないとっておきの方法をご紹介いたします。


そのやり方は、テント頂点にあるループを使います。
そして角を持って畳むことで、シワ無く簡単に生地をまとめることが出来ます。
流石にこれだけではよくわからないと思いますので…
さらに詳しいやり方を↓こちらの記事にまとめました。ぜひ御覧ください。
ライダーズワンポールテントって、こんな簡単に畳めるんだ!
と分かれば使ってみたくなりません?
【デメリット1】ペグ位置がシビアすぎる
使ってみた気づいたデメリットが2点あります。
まず1つ目は、「ペグの位置決めが難しい問題」です。
テントがきれいに張れるかどうかはペグの位置次第なんですが、それを探るのが難しいんです。

設営時、フライシートを広げてピンと張った場所にペグを打ちますが、キレイに広げないとペグの位置が合わずイビツな形で立ち上がってしまうんです。
そうなると、設営してから再度ペグの位置を微調整してやる必要が出てきます。
せっかく簡単設営が売りなのに、何度もペグ打ち直すのはもったいないと感じますね。
※打ち直さなくてもテントは立ちますが、形もかっこ悪いしバタつきの原因にもなります。
この問題に対するコツは2つ。
1.上手く張れた時のフライシート位置(張りのテンション)を覚えておく
2.ペグを打つロープは緩め(長め)にセットしておき、立ててからの調整幅を大きく取る


2.に関してひとつ注意。
出荷状態ではペグを通す輪っかが大きすぎるため相対的に調整範囲が小さい、という事がありました。
輪っかが小さくなる様に結び直すことで調整幅が大きくなり、ペグ位置の許容範囲を広げることができます。
それでも解決しないよ!上手く行かないよ!
って方、根本的に解決してしまう方法があります。こちらをクリック。
【デメリット2】インナーにピッタリのシートが無い

2つ目のデメリットは、「グラウンドシート合わない問題」。
この五角形にピッタリ合うグラウンドシートが、DODからも(当時)ラインナップされていませんでした。
大抵の方は、手持ちの適当なシートを折ったりして形に合うように工夫していたと思います。
五角形というだけでも折るのが面倒なのに、インナー部分にだけ合わせて折るのは更に面倒。
普通、グラウンドシートはテントに合わせて開発・販売するものと思いますが、そうではなかったんです。

DODさん!なんとかして!!
【対策】デメリットは専用グラウンドシートで一気に解決

とか言ってたら、最近になってようやく専用のグラウンドシートが発売されました。お値段2,750円。
この専用グラウンドシートによって、デメリット2点がまとめて解決できるようになりました。
1.ペグ位置がシビア → シートがペグガイドの役目を果たす
2.インナーに合うシートがない → ぴったりサイズ!フルフロア・ハーフフロア両方に対応
これがあるか無いかで設営難易度や満足度が大きく違ってくるので、ライダーズワンポールテントを使うならぜひ持っておきたい一品。
地味なポイントですが、インナーテント固定用のペグもあらかじめ打っておけるので、設営時間の短縮にもつながります。
※ Amazon・楽天等には無いので、DODのストアで購入する必要があります。

ありがとうDODさん!
【まとめ】バイクキャンプにめっちゃ使える傑作テント
便利な前室、快適なキャノピー。
設営撤収が簡単で、デメリット打ち消すオプションまで完備。
ツーリング用テントに迷ったら、この商品を買っとけば間違いなし!
「今からキャンプツーリングを始めるけど、おすすめテントが知りたい」
という人がいたら、私はこのライダーズワンポールテントを1番におすすめいたします!
Amazonならグレーカラーが1.5万を切ることもあります。価格は要チェック!

誰にでもおすすめできる、文句なしのNo.ワン!
ライダーズワンポールテントで、キャンプツーリングを快適に楽しみましょう!
また、バイクでなくても使いやすいモデルだったためか、材質をポリコットンにしたムシャテントというのも新登場。
スカートが追加されており、冬キャンプでも快適に使えるようになりました。
パンダTC+に匹敵する人気テントになる予感。こちらも合わせてご覧ください。
関連 DOD ムシャテントはライダーズのTC版!
当サイトではこの他、いくつかのおすすめテントを厳選したまとめ記事もございます。
他のテントも気になるな、知ってみたいなという方は是非そちらもご覧ください。
それでは!
コメント