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キャンプ失敗談:夜に暴走族が来た話

8.その他
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キャンプを8年もやってれば、いろんなことに遭遇します。
今回はちょっと怖い話。


7年ほど前。
私は岐阜県の道の駅をバイクで巡り、美女高原と言うところでキャンプをしていました。
ここはスワンボートとか遊具があるような場所で、日中はそこそこ人が居る賑やかな場所。

夕方にチェックインしたものの、キャンプサイトが遊具と近かったので「ここでテント張って良いのか?」と思い、少し離れた場所へテントを張りました。
当時はまだまだキャンプブーム前。他にキャンプ利用者はおらず、完ソロ状態でした。

2013年当時の写真

そこそこ広い敷地だったのですが、遊具から離れるため結構奥まった場所に設営していたかと思います。


当時、まだキャンプ経験数回という超初心者だった私。
夜になると全く人も車も通らないし、山からは動物の鳴き声聞こえてくるし、完ソロはやっぱり怖いよ・・・。

夜ご飯を食べ終え、特にすることもないし怖いだけなので、かなり早めに寝ることにしました。
多分21頃とかかな?ちゃっちゃと寝て、明日早く出よう。。


なんとなく眠りについた矢先、なにやら外が騒がしくなった気がして目が覚めました。
なんだ?まだ夜も明けていないよな、と時間を見ると22時ごろ。

テントを開けて外を見ると、駐車場に数台の車が見えました。
ブンブンいわせてる、走り屋みたいな感じ。


あー、スポ車乗りが駄弁りに来たんだな、くらいに思っていたのですが、それが時間を増すごとに台数が増えてくる。
初めは「ちょっとでも他の人が居ると安心するな」とか思ってたんですが、いつしか車だけじゃなくバイクも増えきてて、どんどんやかましくなってきました。なんかロケットカウルみたいなのもいるし・・・。

そのうちコールは切るわ、駐車場でドーナツターンやり始めるわでドンチャン騒ぎ。
「うわー・・・最悪だわ・・・。」完全に無法地帯。

人里離れた駐車場は走り屋やら改造車が集まるんですよね。
そういえば、このキャンプ場周辺の山道にタイヤ痕がやたらあったなぁ。完全に走り屋スポットだな・・・。


とんでもないところでキャンプしてしまった。

「・・・まさか、こっち来ないよな?襲われたりしないよな??」
そう考えると急に不安になってきて、それはもう恐怖でしかありませんでした。
ただの走り屋ならまだしも、コール切って集団でブンブン走ってるのは「暴走族」にしか見えません。

幸いにもテントは駐車場から離れていたので、夜ならすぐに分からない距離感。
だけど、車のヘッドライトが当たったらすぐにテントと分かるはず。

見つかってリンチでもされたらどうしよう・・・
恐怖が勝手にいろんなことを想像しまくって、もう寝るどころの話ではありません。



とにかく、なにかあったらすぐ110番できるようにしていました。
「いや、走り屋集まってるっていますぐ通報したほうが良いかな?」
「それだと警察帰ってから返り討ちに会うかも・・・」


ひたすらに息を潜めるようにして、彼らが帰るのをじっと待つしかできませんでした。
結局、特になにかされるでもなく、夜中まで騒いで走り屋達は帰っていきましたが、それまでは生きた心地しませんでした。

そうして無事、朝を迎えました。(当時の写真です)
太陽の光がこんなにも安心する朝はないですね。ほんと、何もなくてよかった・・・。

この時の写真見ると、駐車場が思っていたより近い・・・。絶対に走り屋達は気づいていたであろう距離ですね。
後にも先にも、これほど怖い夜を過ごしたことはありません。


今の時代、キャンプブームで人が多いのでこんなことは稀かもしれませんが、皆様もお気をつけくださいね。
ということで、キャンプ失敗談③でした。

他の失敗話は

かからどうぞ。

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