主に冬のソロキャンプで愛用しているパンダTC。
最近、ちょっと便利な張り方が出来ることに気づきました。
それは「側面の張り綱を使うことで空間が広く使える」ということ。
ちょっとした事ですが、実際に使ってみると結構便利な技だったりします。
そんなパンダTCの側面張り綱活用術をご紹介します。
関連 パンダTCをそこそこ詳しく掘り下げたレビュー記事はこちら。
側面にも張り綱ポイントがある!
パンダTCには4隅に張り綱出来る場所が設けられています。
でも実は、側面にも張り綱が出来るポイントが2箇所あるんです。皆さん、覚えてました?
私は完全に忘れてましたw
これ、なんのために付いているんでしょうね?
強風対策なら4隅に張り綱すればいいんじゃないの?
パンダTCの説明書には「状況に応じて使ってね」としか書いてません。
パンダTCの中が、少し広くなります!
この側面張り綱。
強風対策のほかにも、テントの内部空間を広くするという使い方があるんです。
写真のように側面から引っ張ることで、フライシートが膨らんでいるのが分かります?
モンベルのクロノスドームの前室でも、張り綱を張ることで空間が広くなります。それと同じですね。
実際、どのくらい空間が広くなるのか見てみましょう。
側面張り綱をしたパンダTCの内部
側面張り綱をしたパンダTCを内側から見るとこんな感じです。
テントの真ん中部分が引っ張られて凹んでいるのがよく分かると思います。
ちょうどコット・シュラフを敷いて寝る場所に位置するので、足元と頭部分が広くなります。
実際に寝っ転がってみると、頭上の圧迫感が軽減して、三角テント特有の「端っこほど狭い」がちょっと和らいだ感じがします。
引きで見るとこの通り。
・・・うん、この写真ではよく分からないなw
とにかく、ちょっと中が広くなる効果があるわけです。
数値にしてみれば数センチでしょうが、そのメリットは結構でかいんですよ。という理由を事項で解説します。
側面張り綱のメリット
足元と頭上が広くなれば、寝袋がフライに触れる可能性が下がります。
=結露で寝袋が濡れてしまうリスクが下がるわけですね。
寝袋が濡れてしまうと保温性能は下がり、その性能を100%発揮できません。冬キャンプでは死活問題。
それをスパッと解決してくれるのが、この側面張り綱というわけです。
私のパンダTC(旧モデル)はポールカットで身長を下げて、隙間風を防ぐようにプチカスタムしています。
加えて、冬はコットを使うことで底冷え対策をしています。
[参考記事]パンダTCをポールカットで低く張る。冬キャンプ仕様へ!
つまり、テント位置を下げているのにコットで寝袋の位置は上げている。寝袋が濡れる可能性が高いんですよね。
側面張り綱をするだけでその対策ができるんで、自分としてはすごく助かってます。
まとめ:冬キャンプでは定番活用術になるかも
いかがだったでしょうか?
あまり出番がないと思っていた側面張り綱に、こんな有能な使い方があったとは・・・。
同じようなことでお悩みの方は、ぜひ側面張り綱を使ってみてくださいね。
その他、パンダTC特化の小技・アイデアを下記記事にまとめていますので、よければ御覧ください。
自称パンダニストの試行錯誤は、まだまだ続く!(現行パンダTC欲しいw)
それでは!
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