キャンプに興味を持ち始めると、必ずと言っていいほどマルチツールに憧れません?
「何に使うかは分からないけど、すげーカッコイイ!」
そんなよくわからない理由の正体は「ロマン」だと思うんです。
今回はそんなロマンと実用性を兼ね合わせたマルチツール、レザーマンのウイングマンをご紹介します。
こんな人におすすめ
・キャンプで使えるマルチツールが欲しい
・何かあったときの緊急用工具を備えたい
・持ってるだけで気分が「アガる」ツールを所有したい
機能数 | 14 |
重量 | 198g |
定価 | 13,750円 |
【主な機能】ペンチ、ナイフ、ハサミが主力
14の機能を持つマルチツールですが、特に使用頻度が高いのがペンチ、ナイフ、ハサミ機能。
まずはこの3つの機能を詳しく見ていきましょう。
まずレザーマンの象徴とも言える、このペンチ機能。
収納状態から、ハンドルを広げるように展開すると出てきます。
先端でつかむ、真ん中で挟む、根本で切るの3つの役割を果たします。
剛性感があり、ガタも少なく精度が良いんだろうなという感じを受けます。
ホームセンターで売っている、一般的な1000円程のペンチより作りが圧倒的に良いです。
(左)キャンプシーンで使うことの多いナイフは、刃渡り9.7cm。小さくても切れ味は抜群。
(右)はさみは糸切りバサミ程のサイズながら、こちらも精度は良くスパスパ切れます。
これらは、収納状態からすぐ取り出せるような仕組みになっています。
右利きの人なら、ナイフは片手でスッと出すこともできるでしょう。
ナイフとはさみは、不意に収納することを防ぐロック機構が付いています。
完全に展開するまで広げると、根本にあるストッパーがパチンと自動的に上がりロックされます。
収納時は、このロック機構を押しながら刃を仕舞います。
サイドキックはハサミ→ノコギリになっている
ウイングマンと比較されることの多い「サイドキック」モデル。
はさみの代わりにノコギリが採用されています。使うシーンを想像しながら選びましょう。
【詳細】その他の機能
缶切りは、栓抜きも兼ねた形状になっています。
定規はセンチ/インチの2パターン。2.9cmまで目盛りがありました。
先端は小さなマイナスドライバー、裏面は木工&金属ヤスリになっています。
プラカッターはプラスチックの梱包パックなどを開封する際に使うツール。
こんな形ですが刃先は鋭利なので、指を切らないように注意!
もう一方にはプラスとマイナスのドライバー。
マイナスは使いやすいんですが、プラスはM3〜のサイズでないと使えないと思います。
【実用例】キャンプでのウイングマン
それでは実際に、キャンプでウイングマンが役に立ったシーンをご紹介します。
まずはペンチ編。
(左)熱々の鉄板や焼き網を掴んで移動させたり…
(右)アルコールストーブのフタを被せたり。
キャンプ道具やバイクの修理や変形を直すのに使ったり。
ナイフはお肉を切るのにも十分の切れ味ですが、ツールが油まみれになるのが欠点。
食品に使うのに抵抗がある人は、別途専用のナイフを用意したほうが良いでしょう。
お肉美味しそう…
頻度が高いのがハサミ。
食品の袋や袋麺の調味油を開けるのに重宝しています。
「どこからでも切れます」なのに全然切れないこと、ありますからね…。
そういうときは、ナイフよりハサミのほうが圧倒的に便利です。
缶切りは、空になったガスボンベに穴をあける時によく使います。
キャンプにわざわざガス抜きツール持っていく人は稀だと思うので、これ結構助かります。
※ボンベの捨て方は地域・キャンプ場によって異なるので、よく確認しましょう。
ツールとしての使い方では有りませんが…
けっこうズッシリ重さがあるので、炊飯時に蓋を押さえるのにもよく使います。
【25年保証】正規輸入品であることを確認すべし
レザーマンの製品は、25年保証というとんでもないサービスが受けられます。
ただし、正規輸入品、または㈱ハイマウントが輸入販売した物に限ります。
相場より安く販売されているものは並行輸入品である場合が多く、アフターサービスが受けられません。
フリマなどの中古品・譲渡品などもサービス対象外となります。
購入の際は、正規輸入品と書かれているものを新品で買うことを強くおすすめします。
↓こちらの商品リンクは間違いなく正規輸入品ですので、ご安心ください。
保証や見分け方については少々ややこしく、私も混乱しました。
下記の記事で詳しくまとめていますので、よければ御覧ください。
2024.9.22追記
使用4年目にして壊れてしまったので、無償修理サービスを利用してみました。
その時の様子は↓こちら。
レザーマンが壊れた!25年保証を利用して無償修理に出してみた。
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