【安心・簡単】JESIMAIKのナトリウムイオン型スターターを試してみた。

ガレージライフ
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今年も寒い冬の時期がやってきましたね。

冬といえば、車のバッテリーが上がりやすい時期。
我が家の軽(スペーシア)も例に漏れず、なんだかエンジンがかかりにくくなってきました。

新しいバッテリーに変えれば済む話なんですが、せっかくなのでジャンプスターターなるものを買ってみました。
コレがあれば自分の車はもちろん、誰かの車も救援することができます。

今回は、そんなスターター選びから実際に使ってみての感想をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人
ヒスケ

キャンプ歴12年目の自称”バイクキャンプマニア”。
3回目の北海道ツーリングを目論見中…

購入のきっかけ。バッテリーがやばいかも…。

嫁さん
嫁さん

なんかエンジンかかりにくいんですけど!!

主に嫁さんが乗っている我が家の軽、スペーシアギア。
12月に入った頃から、エンジンがかかりにくいと感じることが増えてきました。

一度エンジンをかけると次からは普通に始動するんですが、冷え込んだ朝イチの始動はかなり弱々しくセルが回り、なんとかかかる、すごくイヤ〜な感じ。
これは間違いなくバッテリーが弱ってきてるんでしょうね。あ〜、交換しなきゃいけないかな〜。

とはいえ、素人がなんの根拠もない推測だけで判断するのもアレです。
ってことで、まずはシガーソケットに刺して電圧が見れるプラグを買って、何Vあるのか見てみることにしました。

購入したのが↓これ。

電圧が見れて、USBーA&Cの充電ポート(しかもかなり急速充電)がついたシガープラグです。
1000円以下で買えるので、お試しにはちょうどよい一品。

プラグを取り付け、エンジンを掛けずにACC状態にして電圧チェック。
予想通り、11.1Vとかなり低いです。っていうか、こんなに低くてもエンジンは一応掛かるんですね・・・・。
※ シガーでの電圧は、配線経路抵抗でバッテリーの端子で測るよりも若干低く出るそうです。今回は相対値として参考にします。

理想のスターター探し。リチウムvsキャパシタ

これは、いつエンジンがかからなくなっても不思議じゃないですね。

普通ならここで新しいバッテリーに交換…となりますが、我が家は普通じゃないので、あえてバッテリーはこのまま、スターターを買うことにしました。

スターター:バッテリーに繋いでエンジンの始動を助ける、バッテリーを内蔵した道具。
車両と車両をケーブルでつなぐジャンプケーブルと違い、単体で使用できる。

ちょっと調べてみると、スターターには大きく2種類のものがあることが分かりました。

リチウムイオン型
(三元系)
スマホなどにも使われる、リチウムイオンを使用した充電式のスターター。
価格も安くてコンパクトだが、高温や衝撃で発火する可能性あり。
キャパシタ型
(コンデンサ内蔵)
車両のバッテリーに残った電力を一旦コンデンサに溜め、増幅させた電力でエンジン始動を助ける。
充電が不要、かつ発火などのリスクがない

商品として一番多いのはリチウムイオン型でした。

でも、リチウムイオンが発火して火災になった、というニュースを最近よく見ますよね。
正しく扱えば大丈夫とは思いますが、そんなリスクがあるものを車に置いておくのはちょっと怖いです。

最近は、より燃えにくく安全性の高いリン酸鉄のリチウムイオンを使ったスターターもありますが、一旦リチウム系のスターターは保留しましょう。


気になったのはもう一つの、キャパシタ型と呼ばれるタイプ。
難しいことはよくわかりませんが、弱ったバッテリーから電気を吸い取って、内蔵したコンデンサで増幅させた電気を送り返し、その力でエンジンをかけるという仕組みなんだそうです。

蓄電池ではないので発火のリスクもなく、しかもあらかじめ充電しておく必要もないという、魔法のようなスターターです。
特に多く見かけた製品が↓こちら。

すげー!買うならコレやな!!

ところが、万能に見えるキャパシタ型にも弱点があったんです。

それは、あまりにも弱ったバッテリーでは始動できない可能性が高いということ。
バッテリーの余力を増幅させるという構造上、吸い取るパワーが少ないと始動には不十分なんですね。

対抗策として、別の元気な車両からシガーソケット経由で充電(5分)するか、USBケーブルで充電(40分)すればフルパワーで稼働するらしいのですが…。
周りの見知らぬ人にお願いしないといけないし、そもそも誰もいないような状況だったら…?

せっかくのスターターなのに、単独で自力救援できなければ意味がありません。
先輩方の実験動画をyoutubeでみると、バッテリーがかなり弱った車両でもエンジンが掛かった!というパターンも見かけますが、自分の車両がそれに当てはまるかは分かりません。

うーん。


安全で、どんな状況でも始動できるスターターはないものか??

JAFやロードサービスだって万能じゃない

お気楽犬
お気楽犬

わざわざスターター買わなくても、バッテリー上がったらJAF呼べばいーじゃん!

と考える人も結構いると思います。
でも、バッテリーあがりの作業にどれだけの費用と時間がかかるか、ご存知でしょうか?

JAFのバッテリーあがり対応料金
費用:21,700円(非会員の昼間、一般道の場合) ※JAF会員(4,000円/年)は作業無料
待機時間:30分〜数時間 ※状況によっては非会員お断り
参考:JAFホームページ

なんと、非会員だと2万円以上かかります。
すでに4,000円の年会費を払っている会員であれば無料ですが、そうでない場合はスターター以上にお金がかかります。

ちなみに、自動車保険に付帯のロードサービスだと無料で救援してもらえる場合がほとんどなので、そちらを利用する方が費用的には賢いかもしれないですね。

JAFを要請しても、要請が混み合っている時は会員を優先するため、非会員の要請を受け付けない場合もあります。

そしてもう一つのネックは待ち時間
要請から現場到着までは早くても30分程度。バッテリーあがりが起こりやすい冬の朝などは混み合うので、順番待ちで数時間以上待つこともザラです。

自宅ならいいですが、なにもない僻地で、エンジンも掛けられず暖もとれずに数時間待つのって、かなりキツイと思います。

これはJAFでなくても同様で、救援依頼が殺到するとロードサービスが一気に出払うので、待ち時間が長くなります。(経験談)
仕事や病院に行きたいとか、急いで帰りたいとか、何かしらの用事があって車に乗りたいわけですから、費用よりもこの待ち時間のほうが辛いと思いますね。

JAFやロードサービスは最後の砦であって、万能ではありません。
やはり、自助できる準備をしておくのが一番頼りになる、と言えますね。

現実直視犬
現実直視犬

バッテリーが新しくても、うっかり上げちゃうこともあるもんね…。

ナトリウムイオン採用のスターターがあった!

ますます、自力で救援できて常備できる安全なスターターが欲しくなりました。
でも、リチウムでもキャパシタでもない、一般個人が買えるような良いとこ取りのスターターなんてあるんでしょうか?

と探していたら、見つけたんです!あのナトリウムイオンを採用したスターターを!
それがこちら↓。JESIMAIKという、スターター界隈では有名?なメーカーの製品です。

メーカー公式ページはこちら

ナトリウムイオンといえば、釘を差しても発火しない!と言われるほど安全性の高い物質。
高温下でも安全なので、夏の車内に置きっぱなしにしておいてもOKなのがありがたい。

もちろん、完全に弱ったバッテリーでも始動できるので、使える場面も限定されません。
値段もキャパシタ型とそこまで変わらないし、「10年使える」という売り文句が決め手となりました。

よし、君に決めた!
ということで早速ポチってみました。

丈夫なケースの中に、スターター本体と接続用のケーブル、USBケーブルが入っていました。
あと、分かりやすい説明書と保証書が入ってました。

ナトリウムイオンなのでサイズは大きめで、ジャンプよりも一回り小さいくらい。
横18cm、縦21cm、奥5cmで重さは1.6kg。ま、車に積んだり持ち運ぶには困らないでしょう。

アマゾン商品ページより引用

ナトリウムイオンといえば、最近エレコムから世界初のナトリウムイオン製モバイルバッテリーが発売されましたよね。
高温や衝撃にも強く安全性が高いので、バイクでの持ち運び用に愛用しています。

安全性最優先ならナトリウムイオン!

かさばるというデメリットはあるけれど、安全性には変えられません。
今後のナトリウムイオンの進化を願って、応援の気持ちも兼ねて積極的に購入しています。

ナトリウムイオン型スターターを実際に使ってみる

ではでは、早速 購入したスターターを使ってみましょう。

といっても、我が家の車はまだ自力でエンジンがかかるので、バッテリーが完全に上がったわけではありません。
調べると、バッテリーあがりを起こしていなくても使って良いとのことだったので、使用手順を確認がてら使ってみました。

スターターの使い方

①車両バッテリーの+、ー端子にクランプを接続。
②スターター本体の電源ボタンを押し、30秒以内にエンジンを始動する。

まずはスタータ本体に、ケーブルがついたコネクターを差し込みます。
コネクターは正しい向きでしか刺さらない形状になっているので、焦っていても間違える心配がありません。

コネクターには現在のスターターのバッテリー電圧が表示されています。
事前準備はコレでOK。

①ケーブルのクランプを車両バッテリーの+、ー端子に接続します。

このとき、赤のクランプを+端子 → 黒のクランプをー端子、の順番で接続します。
クランプと端子が大きく接地するように、場所や角度を調整すると確実性がアップします。

もし間違えて+ー逆に繋いでしまった場合は、ブザーが鳴って教えてくれるのでご安心を。
このとき、スターターからカチカチと音がしますが、正常動作なので気にしないでOKです。


バッテリーは殆どの場合ボンネット内にありますが、一部ハイブリッド車はトランクなど別の場所にある場合があります。
そのような場合でも、ボンネット内には救援端子やボディアースがあるので、作業が可能です。
詳しくはメーカーサイト等で確認してくださいね!


②スターターの電源ボタンを一度押し、1分以内にエンジンを始動します。

あとは、いつも通りエンジンをかけるだけ。
勢いよくセルが回り、あっという間にエンジンがかかりました。すごいパワー!

エンジン始動に成功したら、速やかにクランプ端子を外します。
この時は、接続時とは逆に ー端子 → +端子 の順番で外しましょう。

コレで作業完了です!


現実直視犬
現実直視犬

え?めちゃ簡単で、すぐ終わっちゃった!

手順はたったこれだけ!
作業時間は、スターターの準備から始動まで5分もかかりませんでした。

あまりにあっけなく、元気にエンジンが掛かってしまったので、本当にバッテリーが弱っていたのか?と疑いたくなります。
こんな簡単にバッテリーあがりが治るなら、JAFやロードサービスを呼んで待ってる時間が勿体ないですよね〜。

しかも、スターター側のバッテリー残量はほとんど減っておらず、100%→99%になっただけでした。
これなら何度でも使えるし、複数台の救援も一気にいけちゃいますね。

電圧計としても使える!

そもそも、本当にバッテリーあがりなのか判断できない!ということも多いですよね。
我が家は事前にシガープラグで電圧を測りましたが、そんなの付けてないよ!という人向けに、スターターで電圧が測れる方法もあります。

スターターに繋がずケーブル単体でバッテリー端子に接続すれば、コネクタのモニターに電圧が表示さ
ます。
これなら、スターターさえあればその場でバッテリーが弱っているかどうか判断できますね!

このときの電圧は11.8Vでした。
ちなみに、バッテリー電圧のざっくりとした目安は…

バッテリー電圧の目安

12V台:正常。
11V台:弱っている、エンジンが掛からない場合もある。
10V台:エンジン始動はほぼ無理…。

こんな感じ。
バッテリー電圧は、エンジンをかけずに測りましょう。
(エンジンかかると発電されるため、14Vぐらいになりますからね!)

ちなみに、このときのシガープラグでの電圧表記は…

11.5Vでした。
やはりバッテリーで測るよりも若干低く表示されるんですね。
相対的に高い低いが見れれば良いので、日常の電圧管理はここでできますね!

それでもエンジンが掛からない!そんな時は?

スターターを繋いでかけてみたけど、エンジンがかかるまでには至らない。
そんなときもあるかと思います。

その場合は、燃料系とか点火系のトラブルも考えられます。
故障かどうか、その場で素人が判断するのは難しいですが、すぐ治る場合もあります。

それは、「直近で車をちょっとだけ動かしたあと」の場合。

エンジンを掛けてすぐ止めた場合、燃えきらなかった燃料がプラグに付着し、点火不良を起こす→エンジンが掛からない、という症状が発生することがあります。
これは故障ではなく、いわゆる「カブった」状態です。
この場合は、何度かエンジン始動を試みればプラグが乾き、エンジンがかかるようになります。

セルもキュルキュル〜っと回るし、なんかエンジンも掛かりそうでボボボ…と言ってるんだけど掛かりきらない。
そんな時はカブってるだけの可能性が高いので、何度かエンジン始動を試してみましょう。

でも、何度も試しているうちに徐々にバッテリーは弱ってしまい、あがってしまいますから、そんなときもスターターの出番です。

バッテリーあがりだけじゃなく、燃料カブりのときにも使えるスターター。
1台あると役に立つ場面がありそうですね!
※ 短時間で連続してセルを回すと焼付きの原因となります。少し時間を開けて行うことをおすすめします。

使ってみて気になった点

実際に使ってみて、ここはちょっとイマイチかな〜、と感じたポイントはこの2つ。

・サイズが大きく重い
・バッテリー残量を確認しづらい

どちらも致命的なデメリットではないんですが、あえて紹介させていただきます!

まずはサイズが大きく重いこと。
リチウム型などと比べると、かなりかさばる印象があります。
トランクなどが小さい車種だと、収納場所には困るかもしれないですね。

↑はスペーシアギアのフロントシート下の隙間に収納した図。
多少は直射日光が当たったりしても良いと考えると、収納場所の選択肢は結構広いかもしれないですね。

そしてもう一つは、スターター本体の電池残量が分かりにくいこと。
普通ならスタンバイ状態でも残量が見えるべきと思うんですが、この機種はUSBケーブルを繋いで充電状態にしないと残量が表示されません。

もしかしたら自分の操作方法が悪いのかな?単体で残量表示できる方法が判明したら、またお伝えします。

2026/1/10追記
スターター単体でも残量を把握する方法がわかりました!

電源ボタン長押しでモニターに残量が表示されます。なんと単純…。
これで気軽に残量も管理できますね!

ちなみに、99%の状態から1週間ほどほったらかしにしたあと、1日に3回位バッテリーあがり車両を始動したときの残量は96%でした。
マジで、何回使えるんだろう…。



なんにしても、1回ジャンプスタートしたぐらいじゃ全く残量減らないし、自然放電しにくい特性の電池なので、長期間置いといてバッテリーがスッカラカン!てなことにはならないはず。

【まとめ】簡単・安心!どんな状況でも使える最強の備え

ということで、JESIMAIKのナトリウムイオン型スターターを使った感想でした。

発火の心配がなく安心して車載できて、いざ使うときも簡単で、バッテリーが弱りきっていても始動できる!
いまある数あるスターターの中でも、最小のリスクで最大の効果が発揮できる、最善の選択肢ではないかと思います。

お値段は執筆時点で1.4万円ほどとそれなりにしますが、安いリチウムイオンで発火するリスクを背負うくらいなら、私は安心できるこちらを選びました。
充放電サイクルの長いリチウムイオンなので長く使えるし、真冬のゲレンデから真夏の渋滞時まで、どんな状況でも、いつでも救援できると考えれば、その価値はあると思います!

特に最近は、ハイブリッド車は救援車両として使えない場合が多く、以前のように安価なジャンプケーブルがあれば大丈夫!とも言えなくなりました
だからこそ、こういった単体で救援できるスターターの存在意義が高くなってきています。

安心犬
安心犬

備えあれば憂いなし!これでバッテリーあがりの不安も無くなるね!

バッテリーあがり対策や、他車の救援を考えている方は、ぜひ参考にどうぞ。
それでは!

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