[おすすめ記事]5分で出来るライダーズワンポールテントの畳み方

【神アイテム】ツーリングドームST+をアルミポール化する純正オプション|アルミポールセット/ST

1.テント、タープ
この記事は約5分で読めます。

コールマンの定番テント「ツーリングドーム」に、ポールをアルミ化できるオプションがあります。
私もツーリングドームST+を愛用しておりますので、これは試したい!ってことで買ってみました。

果たしてどんな効果があるのか、買うだけの価値が有るのか。
その様子をレポートいたします。

私が愛用する夏向け最強テント、ツーリングドームST+のレビュー記事は↓こちら。

この記事を書いた人
ヒスケ

中部・近畿地方を中心にキャンプツーリングを楽しんでます。
キャンプにハマって10年、累計120泊を超えました。
「本気で遊んで、誰かの役に立つ」をモットーに、情報発信していきます!



標準のポールは重く、折れやすい

こちらがその「アルミポールセット/ST」
定価は11,990円ですが、Amazonなどでは9,000円弱くらいで売られています。

ツーリングドームSTやST+など「STシリーズ」に適応します。
サイズが同じなのでツーリングドームエアーST+にも対応してるはず。

ちなみに、ツーリングドームLX用にも専用のアルミポールがありますよ。
AmazonでLXシリーズ用アルミポールを見る


メイン用ポール2本、サブポール1本すべてをアルミ化します。

重量は700gで、標準のFRPに比べて600gほど軽くなり、テント全体で見ても15%の軽量化になると。
確かにポール単体で持ってもめちゃ軽いのがすぐ分かりました。


重いFRPが当たり前だったので、「これで本当に強度とか大丈夫なのか?」と不安になるほど。
でも大丈夫。裂けたり壊れやすいFRPに比べて、アルミは強度があります。

軽くなって強度もアップしてるなら、マジで最強じゃないか!?
ってことで、もう少し詳しく見てみましょう。

軽やか犬
軽やか犬

荷物が軽いと心も軽いね!

標準ポールとアルミポールを比較

標準のポールとアルミポールを並べてみました。

標準のはポール部分がFRP(グラスファイバーというガラス繊維)、繋ぎ部分はスチールです。
アルミは文字通りすべてがアルミ製。メインポールは、判別しやすいように両端が黒色になっています。


(左)メインポール。見比べると、標準品の繋ぎ目部分の厚みがめちゃ薄くて頼りないですね。
アルミの方は一体物になっていて厚みも有るので、見るからに丈夫そうです。

(右)前室を作るサブポール。こちらも同様ですね。
サブポールはコの字に曲げる部分があるので、より強度の差が顕著に現れそうな気がします。

どちらも、アルミの方が厚みがあって丈夫そうなのに重量が軽いので、ちょっとした感覚麻痺に陥ります。


先に申しておきますが、アルミポールに換装するデメリットはございません
軽さと安心感が半端ないので、予算さえ許せば皆コレ使ったほうが良いと思います。

前のめり犬
前のめり犬

使う前から神アイテムの予感しかしない。

実際にアルミポールで設営してみた

実際のキャンプツーリングにて試してきました。

(左)当然ですが、テント収納状態で既に軽いです。「ポール入れ忘れた!?」と勘違いしそうになるほど。
(右)ちゃんとポールは入っておりますよ〜。この輝きがアルミポールの証。あぁ嬉しい。


余談ですが、ポールを袋から出す時に「バシャーン!」と地面に落とす人いますが、標準ポールではやめたほうが良いです。
何回もやってるとポールが壊れます。そのくらいFRPというのは脆くて裂けやすいのです。

が、アルミポールでは壊れるリスクはかなり低くなります。(でもやらない方がいいです)
というか、ポール自体が軽くて落ちてこないので、そんな動作すらできなくなるかも。


ポールを通し、しならせるこの瞬間。
大丈夫とは分かっていても、FRPポールだと折れそうで不安になるシーンですよね。

しかしアルミポールでは、FRPの時に感じていた不安感がありません。
初めてなのにこの安心感。手の感覚を通じて「これは大丈夫だな」というのが分かる気がしました。


こういう時に一番分かる、アルミの強度と剛性。
ツーリングドームが1ランク上の質感になった感覚です。

フォロー犬
フォロー犬

大げさじゃなく、本当に感じたんだよ〜。


(左)ポールを立ち上げていきます。ポールが軽いので、当然この作業も軽く出来ます。
(右)フックもすんなり「パッチン」できます。FRPに比べて表面がツルツルしてるからかな?


無事設営できました。
標準ポールと同じ様にビシッと張れたので、材質や重さが変わっても仕上がりに変化はありません。
コールマン純正オプションなので、その辺りのクオリティは全く問題ないですね。


インナー裏を乾かすためにテントをひっくり返すのも、アルミなら大丈夫。
ポールにテントの重みが乗っかかるので、FRPでは正直あまりやりたくない作業でした。

でも今度からは、ポールの破損を気にせず出来ますね!
これ、結構ポールに負担かかるので、標準ポールでは推奨しません。

【まとめ】ツーリングドームを愛用するならマスト!

実際に使ってみても、デメリットはゼロ!
1万円弱の追加投資でツーリングドームが神テントにレベルアップします。

本体1.5万+アルミポール1万だったとしても、合計2.5万。
類似テント(アルミポール・大型前室)であるモンベルのクロノスキャビンは4万円〜なので、お値段で見てもめちゃお得。

ツーリングドームの使い勝手は気になるけど、ポールの貧弱さが気になる層にとっては、まさに神アイテム。
地味ながら、愛用者にとっては喉から手が出るほど待ち望んでいたのってコレじゃないでしょうか?

これで、コストダウンの代名詞”FRPポール”だから…と負い目に感じることも無くなります。
堂々と胸を張って「俺のはアルミポールだぞ!硬くて強いんだぞ!」と皆に自慢してやりましょう。

はぐらかし犬<br>
はぐらかし犬

下ネタじゃないよ

アルミポールの存在で、ますますツーリングドームを使い倒してやろう!という気になりました。

ただのポールに1万近く出すのってどうなの?と思う人は、標準ポールが折れた時に修理ついでに買うのが良いと思います。
アルミポールのありがたみが分からないうちは、高く感じるだけです。


「こういうのを待っていたんだ俺は!!」という熱烈なツーリングドーム愛用者にこそ、今すぐ買って欲しい。
流行りとかおしゃれじゃなく、シンプルにテントとしての信頼性とクオリティを向上させる縁の下の力持ちアイテムなんですよね。

ぜひともご検討ください。
そして、こんなニッチなアイテムを作ってくれてありがとうコールマン。

それでは!

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