[おすすめ記事]5分で出来るライダーズワンポールテントの畳み方

テンマク パンダTC:インプレと弱点の対策。冬のソロキャンプにも!

1.テント、タープ
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ソロキャンプ用テントの中でもトップクラスの人気を誇る、テンマクデザインのパンダTCをご紹介します。

かっこよさと機能性のバランスが良く、私がソロキャンプを8年やってきた中で一番いいテントだと思っています。
旧モデルは販売を終了し、パワーアップしてパンダTC+として再販されました。

こちらでは主に旧モデルの特徴や実際に使った時の感想などをお伝えします。
パンダTC+を狙っている人も、旧パンダTCを中古で購入検討している人も、ここで特徴をおさらいしておきましょう!
ソロキャンプ用テントの中でもトップクラスの人気を誇る、テンマクデザインのパンダTCをご紹介します。

基本的なことは知ってるから、便利な小技を知りたいよ!という方は↓の記事をどうぞ。
関連 パンダTCまとめ【便利な小技・実例集めました】

この記事を書いた人
ヒスケ

中部・近畿地方を中心にキャンプツーリングを楽しんでます。
キャンプにハマって10年、累計120泊を超えました。
「本気で遊んで、誰かの役に立つ」をモットーに、情報発信していきます!



主なスペック・特徴

パンダTCは、ポリコットン(TCと略されることが多い)材質のワンポールテントです。

かっこよさと抜群の使いやすさでスタイルを選ばず、多くのソロキャンパーから絶大な人気を誇っています。
どちらかというと女性向け」のイメージがあったパンダに対し、男性でも使いやすい「パンダの兄貴」的な存在だと思っています。

サイズはパンダ(左)よりも一回り大きい270x270x170cm。
収納サイズはインナー込みで16x25x49cm。冬などフライのみならΦ20x49cm程度に収まります。

軽量・コンパクト重視のパンダに対し、快適性を重視した分大きくなったパンダTC。
よく似ているテントですが全くキャラクターが異なります。


様々な視点から、パンダTCの魅力をご紹介していきます!

良いところ3点[簡単、サイズ、スタイル]

パンダTCをいろんなキャンプで使ってきて、私が良いなと感じたことを3つ厳選してみました。
スペックだけでは分からない、愛用者ならではの感想です。

①設営・撤収がめっちゃ簡単

サイズ・材質こそ違えど、ここはパンダテントと同じです。
シンプルな正方形フロアのテントなので、設営も片付けもめちゃくちゃ簡単です。どちらも5分程度で完了します。

ワンタッチ・ポップアップテントを除けば、最速レベルに速いのはパンダシリーズじゃないかなぁ。
ポイントは「難しい、細かい、力が要る作業が無い」ところ。作りも立て方もシンプルなんです。

設営は四隅にペグダウンしてポールを立てるだけ。インナーも付けたまま設営出来ます。
(インナーや出入口用のを足すと、最終的にペグは8本+必要に応じてガイロープ4本になります)

正方形フロアのパンダTCは幕を広げやすいので、ペグダウンする位置が分かりやすいのが良いところ。
5角形フロアのサーカスTCやライダーズワンポールテント(DoD)などはここがちょっと難しかったりします。


畳み方にはいろんなパターンがありますが、私はペグを使った我流の方法でやっています。
風が強くても、1人でシワなく手早く畳めます。詳しくは↓こちら。

②1人にジャストすぎるサイズ感

270cmというフロアサイズは、ソロキャンプに本当にちょうどいいサイズ。
正方形なので荷物をレイアウトしやすく、端っこまで無駄なく使いきれて気持ちいいw

特に私のお気に入りはインナーシートを使わない、フライシートのみのいわゆる土間スタイル。
虫などが居ない秋冬限定にはなりますが、すごく使いやすいんです。

寝袋からすべてに手が届く

テントをワンルームのような感覚で使えるので、雨の日や寒い時にテントに籠っていも閉塞感がありません。
むしろちょうどいい広さの穴に入っている気分になり、心地よさすら感じます。

このように、テント内ですべての道具が手の届く範囲にピッタリ収まる絶妙なサイズ感
パンダTCの心地よさの秘密はコレです。


ポイント! 土間スタイルでは、コットで寝る場合が多いかと思います。
寝心地以外にも、テントを広く使える収納としての利点もあるので、土間+コットは絶対オススメです。詳しくはこちら。

③季節・スタイルを選ばない

夏でも冬でも、バイクでもクルマでのキャンプでも。
パンダTCは、どんなシーズン・シチュエーションでも使える万能テントです。

私はソロ用テントを最大7個持っていましたが、稼働率はパンダTCが断トツで高いです。

ポリコットンは濃い影が出来るので、夏でも非常に役立ちます。
前後の出入り口が開放できるので、日中はオープンタープのような使い方もできます。

一方、結露しにくい・焚火等を近くでしても穴が開きにくいという特徴から、冬キャンプにもばっちり対応します。

悪いところ3点[すき間、出入り、購入]

そんな万能テントを使い続けて感じた、残念ポイントは2点です。
いずれも対策方法をきっちり抑えてありますので、大きな心配は不要です!

①スカートが無い(旧モデル)

旧モデルにはスカートが無いため、そのまま冬キャンプに使うと隙間風に悩まされることがありました。
既述の通り冬キャンプに適している特徴を持っているので、「ここだけなぜ無いんだ・・・」と思う方も多かったはず。

そういったユーザーの意見を反映してか、リニューアルされたパンダTC+にはスカートが付きました。

そのまま張ると隙間風が入る

対策方法は2つある!

じゃあ旧モデルでは冬キャンプできないのかというと、そうではありません。
2つ、対策方法があります。

1.旧モデル用後付けスカートを取り付ける

旧モデルユーザーのために、専用のスカート後付けセットが発売されました。

ファスナーテープをミシンで縫いつける必要がありますが、それさえクリアすれば隙間風対策は完璧です。
スカート不要な時は取り外せるので、軽量・コンパクトになる分、新モデルよりも有利です。

2.ポールをカットする

さらに簡単に、低コストで対策する方法がポールカットです。
ポールが短くなれば、その分テントの身長が下がるので地面との隙間を小さくすることが出来ます。

ポールのカットにはパイプカッターという工具を使います。1,000円ほどで買えます。
おすすめのパイプカッターはコチラ→SK11 パイプカッター(Amazon)

私は初めに5cmカットし、もう少し下げられそうと感じさらに2cmカットしました。(計7cm)
その時の下がり具合が(右)の写真です。ほぼ地面スレスレまで来てるでしょ?


詳しくはこちらにも書いています。

②雨の日の出入りで中が濡れる

これはパンダTCに限った話ではありませんが、ワンポールテントは雨の日の出入りで室内が濡れます。
前室部分であれば多少濡れても問題はないのですが、ファスナー全開にすると結構な範囲になります。

対策:タープに頼ろう

これはワンポールテントの宿命です。雨の日はタープを接続して、雨除けになる屋根を作りましょう。
ワンポールテントとタープは相性が良いので、簡単に接続できます。詳しくは↓こちら。

雨遭遇率6割の私。
ほぼ毎回といって良いほどパンダTCにはタープを繋げています・・・。

③人気すぎて買えない

そもそもの問題やないかい!で恐縮なのですが、パンダTCは人気すぎていつも在庫在りません
これは旧モデルも新モデルになっても同じで、発売→即完売状態。

次の発売は2021年7月中旬ごろの予定なので、こまめに情報をチェックしましょう。
毎度のように、発売時刻になると購入ボタンの早押し合戦。それでも買える人は一握りなので、競争率はかなり高いです・・・。

対策:いっそ浮気もあり?

人気テントゆえ、他社からも類似のテントがいくつか出ています。
買えない可能性や、高額の転売品を買うぐらいなら、いっそ諦めて類似テントに流れるのもアリじゃないでしょうか?

パンダTCに次ぐ人気を誇るのが、バンドックのソロティピー1TC

パンダにはない、大型のフラップを備えています。雨対策・日陰にもなり、使いやすさはパンダTC以上かも。
カーキ色のソロティピーTCもあります。実際、キャンプ場でもよく見ますね。

どちらも安定した在庫と価格なので、いつでも買えるという安心感はありますね。

まとめ

パンダシリーズを愛用する「自称パンダニスト」のヒスケが、全力でパンダTCについてまとめてきました。
購入が困難という点以外は本当に優れた良いテントで、私はこれ以上優秀なソロテントは中々ないと思っています。

今回取り上げたように、旧モデルでも弱点を無くせる対策が確立しています。
リニューアル後のパンダTC+だけにこだわらず、メルカリなどのフリマサイトで旧モデルのパンダTCを探して購入するのも、十分にアリだと思います。

私もパンダTC+はすぐに手に入らないでしょうし、これからも旧モデルを使い倒していくつもりです!
パンダTCでは重すぎる、もっと小さくて軽いテントで行きたい!というときは別のテントを使っています。
その他のおすすめテントは↓こちら。

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