ライダーズワンポールテントがうまく畳めないんですが…
ライダーズワンポールテントって、畳むのが難しくないですか?
説明書を見ても分かりにくいし、毎回迷いながら袋に詰め込んでいる…という人も多いと思います。
でも、どうせならシワなくキレイに畳みたいし、それがスピーディに作業できたら最高ですよね。
そんな方法が、あるんです!
ということで今回は、取り扱い説明書よりも簡単なライダースワンポールテントの畳み方をご紹介いたします。
この記事の最下部に解説用動画もありますので、そちらも合わせてご覧ください。
特長としては、「とにかく手間や面倒をしたくない!」という考えから、以下のようなポイントがあります。
・風があっても一人で出来る
・インナーテントを付けたまま出来る
・とにかく簡単、5分で出来る
テントの片付けというは、キャンプで一番の大仕事です。
ここをスムーズにできれば時間も短縮できるし、片付けの苦手意識もかなり軽減されるはず。
ササッとスムーズに片付けられたほうがかっこいいし、キャンプ熟練者っぽく見えるんですよね〜。
僕もキャンプ熟練者っぽく見られたい!
テントを畳む手順は、大きく分けて4STEP 。
①グラウンドシートを敷き、1本ペグダウン
②テント頂点のループをペグに引っ掛ける
③フライシートの角を1箇所に集めるように折る
④ポールの長さに折りたたみ、巻く
とにかく簡単・便利で真似しやすい作業方法となっております。
ライダーズワンポールテントだけじゃなく、ワンポールテント全般に使えるやり方なので、覚えておいて損はないと思います。
私が色々試しながらたどり着いたこの方法、その名を「ピザ畳み」と呼んでおります。
ぜひ参考にどうぞ!
名前はダサいが、効果は抜群だぜ!
①グラウンドシートを敷いて、1本ペグダウン
まず初めに、グラウンドシートを敷き、シート四隅のどこか1箇所にペグダウンします。
ペグは1本で良いですが、風でシートが暴れそうなら四隅をペグダウンしてもOK。とにかくペグを打つことが必要です。
シート自体は必須ではないですが、この上で作業することでテントの濡れ・汚れ・傷の防止になります。
乾いた芝生などで汚れる心配がなければ、直接地面に置いて作業しても良いでしょう。
②テント頂点のループをペグに引っ掛ける
次に、テントのポールを抜き、テントを固定していたペグをすべて抜きます。
この時、インナーテントは外しても良いですが、つけたままでも一緒に畳むことが出来ます。
毎回インナーを付けたり外したりは面倒ですから、私はいつもインナーをつけっぱなしで作業しています。
テントをグラウンドシートの上に移動させます。
そして、ここがポイント!
テント頂点に付いているループを、①で打ったペグに引っ掛けます。
ペグにループを引っ掛けることで、誰かに持ってもらわなくてもテントの片側を保持できるようになります。
ピンと引っ張ってシワを取る作業が一人でも簡単にできる、っちゅうワケです。
そのためのペグダウンだったんですね〜。
最近のループなしモデルはひと工夫必要
2020年9月にテントのモデルチェンジが行われ、頂点のループが無くなってしまいました。
なので、新し目のライダーズワンポールテントをお使いの人は、この「ループに引っ掛ける」事ができません。
対策としては、ロープやゴムバンド等で頂点部分を軽く縛ってペグに引っ掛けるなどする必要があります。
ちょっと手間ですが、コレをしないとピザ畳みは出来ません…。
最悪、荷物で抑えるという手もあるよ。保持力はイマイチだけど…
なんでループ無くしちゃいますかね、DODさん!!
③フライシートの角を1箇所に集めるように折る
いよいよテントをキレイに折りたたんでいく工程です。
フライシートを軽く引っ張りながら、テントの角(5箇所)を集めるように折っていきます。
この時、インナーと繋がっている角(青丸)同士で集めるのがキレイに畳むポイント。
インナーがない角(赤丸)も同様に、赤丸同士で集めましょう。
インナーテントを繋げたまま畳む場合は、シワを軽く伸ばしながらやるとキレイに畳めます。
まぁでも完璧には出来ないので、ある程度シワが取れたらそれでOKです。
角を集めたら、最後にすべての角を一箇所に集めるように畳みます。
はみ出るシートやロープなどは、中に折り込んでおきましょう。
すると、きれいな三角形の状態に持ってくることが出来ました。
これが、ピザを切ったような状態に見えることから「ピザ畳み」と呼んでおります。
これが由来…。きっとその時はお腹が空いていたんだろうね🍕
写真を撮るために地面に置いていますが、実際には↑このように持ち上げたまま作業できます。
1工程ずつ見るとややこしそうに見えますが、結局のところ「フライシートの角を1個所に集めるだけ」です。
慣れてきたら、ここの工程は1分ほどで出来るようになりますよ!
④ポールの長さに折りたたみ、巻く
ここまできたら、もう終わったも同然。
あとは収納袋に収まる幅にして、巻くだけで終わります。
折りたたんだポールを置き、その幅に収まるようにテントを折ります。
ライダーズワンポールテントはポール幅=収納袋の横幅なので、ポールよりも大きく畳むと袋に入りません。
①のペグを抜き、テント頂点側を折り返せば、きれいな長方形の状態になります。
あとは、ポールを軸にしてクルクルと巻いていけばピザ畳み完了です。
この時、巻く方向は写真上側から下に向かって巻くのが正解です。(巻く前にポールは移動させます)
この方向のほうが空気が抜けやすいので、スルスルとコンパクトに巻くことが出来ます。
こんな感じに、キレイにまとめることが出来ました。
あとは、ゴムベルトなどで縛って収納袋へINすれば片付け終了!
ついでに、袋へ入れるときのワンポイント。
袋がパンパンの状態でファスナーを無理やり閉めると壊れやすいので、コンプレッションしてからファスナーを閉めると良きです。
ひさし用のポールやグラウンドシートなどを一緒に入れておきたいときは、必須のテクニックです!
あっさり袋に入っちゃった!スカスカ〜。
取説の方法は分かりにくい!
そもそも、なぜこのような畳み方を考えたかというと…
取説の方法があまりにも分かりにくく不親切だからです!!(ドーン)
こちらはライダーズワンポールテントの取説にある畳み方。
4つ折りしたあと「最終的に収まる幅に畳む」という投げやりな方法でしか載っていません。
私のやり方が悪かったのか、4つ折りからではどうしてもキレイに畳めなかったのです。
畳むためにあっちこっち移動が多いし、風でめくれ上がると「もーっ!!」と言いたくなります。
折り紙じゃないんだから、畳むのも結構大変なんだよ〜
なので、簡単にキレイにたためる方法を考えだしたんですね〜。
まとめ:動画でも解説しています
いかがだったでしょうか?
ワンポールテントのたたみ方にも色々ありますが、ピザ畳みの良いところは
・大型テントでも、風が強くても、一人で作業できる
・あちこち移動する必要がないので、圧倒的に楽
といったところにあります。
最後に、ライダーズワンポールテントではなくパンダTCですが、ピザ畳みを主観で動画にしたものがありますので、そちらをご紹介。
記事の最後の方に持って来といてアレですが、圧倒的に動画のほうが分かりやすいですw
ぜひともこちらもご覧ください。
テントの設営手順はYouTubeなどでもたくさん取り上げられていますが、畳み方はあまり情報がありませんよね。
キャンプ場でも、テントのたたみ方に手間取って汗だくになっている人をよく見かけます。
バイクキャンプならなおのこと、スマートにかっこよく、ささっと片付けてスピーディに出発したいですよね。
夏は暑くなる前に撤収が出来るし、雨でも濡れる時間を最小限に抑えられます。
早く出発できればツーリングにも余裕が出来るし、場所が空くのを待っている人へスマートに譲ることも出来ます。
素早く片付けられることはメリットだらけ!
※ キャンプの経験値は片付けの時に最も現れると思います。
ということでライダーズワンポールテントを使っている方、購入を検討している方へ「簡単な畳み方」の解説でした。
「こんなに簡単に畳めるなら、このテント使ってみようかな?」と感じてもらえたら幸いです。
また、畳み方を動画でも解説しております。
↓の動画もぜひチェックしてみてください。記事より分かりやすいです!
ライダーズワンポールテントに関しては、以下の記事でも詳細レビューを書いております。
リアルな使い勝手や、デメリットも正直に書いておりますので、参考にどうぞ。
簡単な畳み方さえ知っていれば、ライダーズワンポールテントは超いいテント!
さぁ、いますぐポチるのだ!
それでは〜。
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