[おすすめ記事]5分で出来るライダーズワンポールテントの畳み方

エクスギア ソロテントのレビュー。設営や前室の広さなどの紹介

1.テント、タープ
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キャプテンスタッグのエクスギア・ソロテントをご紹介します。

1人用のインナーと、大きな前室を備えたドーム型テントは、今までありそうでなかったパッケージ。
ネットにも情報が少ないテントですので、詳しいレビューをお届けします。

この記事を書いた人
ヒスケ

中部・近畿地方を中心にキャンプツーリングを楽しんでます。
キャンプにハマって10年、累計120泊を超えました。
「本気で遊んで、誰かの役に立つ」をモットーに、情報発信していきます!



エクスギア・ソロテントの基本情報・特徴

展開サイズ 210x190x130cm  インナーサイズ 210x70x108cm
収納サイズ Φ16x47cm  重量 2.18kg  価格 15,000円前後

特徴は大きな前室。インナーと同じ奥行き70㎝あります。雨でも前室で料理など出来る広さです。
一方、インナーは完全1人用でポールは2本で済むため、収納サイズは小さく・軽く済みます。

大きな前室が欲しいが、コンパクトになるテントが欲しいライダー向けテントだと思います。
ツーリングドームSTのミニ版、あるいはパンダのドーム版といった感じでしょうか。

設営方法:やや不便なポイントあり

それでは設営方法を紹介していていきます。
なお、私はワンポールテントを多く使ってきたのでドーム型テントには不慣れです。そういった視点で見ていきたいと思います。

インナーテントの組立①

(左)まずはインナーテントを広げます。鹿番長のロゴが手前(広い前室側)になります。
(右)黒のポールをスリーブに通します。ベルトも黒いので場所は迷わず通せますね。


(左)ポールはベルトの穴へ差し込みます。石突きグロメットという名称らしい。
(右)ポールをしならせ、両端をグロメットへ差し込みました。ワンポールに慣れていると、ここがちょっと大変です。

インナーテントの組立②

(左)次は赤いポールを通します。真ん中でへの字に曲がっています。スリーブではなく吊り下げなのでフックを掛けるだけ。
(右)こちらもポールの先端を差し込むだけ。ベルトも赤になっており、一目で分かります。


(左)赤ポールはフックを計4か所掛けて吊り下げます。スリーブより簡単ですね。
(右)ポールがクロスするところはトグルで固定する仕組みになています。

フライシートの取り付け

(左)フライシートを被せます。エクスギアのロゴが前側になります。
(右)フライシートのベルトにもグロメットがあり、ポールへ差し込みます。これは簡単でいいですね。


計7か所をペグダウンすれば完成です。付属のペグはよくある普通のタイプです。

外観と中身のチェック

ドーム型テントですが、すこし変わった形をしています。
大きな前室を作るため、手前側のポールは大きく傾斜しています。

ガイロープは短編側に3本ずつ、計6か所ついています。
ベンチレーションは片側に1か所のみ。これ一つで空気が循環するのだろうか・・・?


インナーテントの幅は70㎝なので、1人寝るだけで横幅は一杯です。幅57㎝のWAQマットがほぼピッタリ。
長さには余裕があるので、足元や頭上に手荷物程度は置けます。メッシュポケットも1か所あります。


特徴である大きな前室。奥行きが70㎝あり、フライシートが立っているのでかなり広い印象を受けます。
荷物置き場としてや、雨の日の料理・食事スペースとして使えますね。

出入口は屋根まで大きく開くので、出入りで立ち上がった際につっかえることもありません。
後ろ側にも出入口があるので、前室が荷物でいっぱいでも大丈夫。

設営・撤収時間と気になる点

ドーム型テントに不慣れなヒスケが、実際の設営時間・撤収時間を計測してみました。
ちなみにこのテントの設営は2度目。袋から出しペグダウンするまでと、その逆の時間を測りました。

設営時間

設営に6分33秒かかりました。

場所が狭い庭だったので、長いポールをスリーブに通す作業がやりづらかったです。
長いポールの扱いは、ワンポールテントではあまり経験しないポイントですね。

あと、フライシートを被せたり向きを確認するのもやや手間取ったと思います。
風がある日だったので、バタついて思うように進まなかったり。

撤収時間

撤収時間は6分28秒でした。設営とほぼ同じくらいですね。
黒ポールがスリーブ式なので、ポールを抜くのに少し手間取りました。全部吊り下げにしてくれたらいいのに。

収納袋がちょっとキツめなので、入れるにも苦労しました。
上下が余ってるので、もうすこし細長い形状に畳めればすんなり入ったかも。


設営・撤収とも、不慣れでもこのくらいで済むならまぁ十分かなと。慣れたら5分くらいになるかな?
ポール2本で済む分、ツーリングドームST等よりは工程が少なく済みます。

気になる点

1つ気になるのがこれ。フライシートとポールを結ぶ紐
取説には記載はありませんが、これも本来は結んだ方がいいんでしょうね。6~7か所あったと思います。

風が強い日でなければしなくてもいいんでしょうが、やろうとすると面倒ですね。


インナーテント後ろ側にはランタンフックが付いていますが、前室側にもう一つ欲しいかな。
前室でアレコレすることを考えると、後ろ側にランタンがあると影になっちゃいますからね。

まとめ:コンパクト+大きな前室の貴重なドームテント

ということで、エクスギア・ソロテントのレビューでした。
不人気なのかあまり情報が無いテントですが、実際に使ってみると悪くなく、十分使える良いテントだと思います。

広い前室、軽量・コンパクト収納、安価、とそれぞれを両立する工夫がなされたテントは貴重な存在です。
そこに価値を感じる方であれば買っても損はないテントだと言えます。

なにより1.5万円で買えるお値段が魅力。
エクスギアは高品質・高機能を謳うキャプテンスタッグのブランドですので、耐久性も問題なさそうです。

やったぜ君
やったぜ君

ツーリングドームSTが高騰してるから、コレ買うのもアリだね!

今やツーリングドームSTはどこ行っても見かけますが、エクスギア・ソロテントは1度も見たことありません。
ちょっと珍しい物が好きな人にもピッタリかも。

その他、いろんな種類のテントを↓こちらの記事で紹介しています。よければご覧ください。

それでは!

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