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フィールドアのメスティンをレビュー!ノンスティック加工で炊飯してみた。

5.クッカー、食器類
この記事は約6分で読めます。

フィールドアから2021年5月に登場したメスティンは、ノンスティック加工がされています。
従来のメスティンの弱点であった焦げ付きを市販品で無くすことが出来る、画期的なアイテムです。

ようやく手に入れることが出来ましたので、その性能や使い勝手、スタッキング例などをレポートしていきたいと思います。
購入検討している方、どんな製品か気になる方、ぜひ参考にどうぞ。

メスティンの汎用性と、ノンスティック加工の利便性の組み合わせは、まさに鬼に金棒です!
使用に際して注意点もありますので、よく確認してから検討してくださいね。

この記事を書いた人
ヒスケ

中部・近畿地方を中心にキャンプツーリングを楽しんでます。
キャンプにハマって10年、累計120泊を超えました。
「本気で遊んで、誰かの役に立つ」をモットーに、情報発信していきます!



基本スペック:トランギアのメスティンとほぼ同サイズ

こちらがフィールドアのメスティン。
黒のボディがクールでめちゃくちゃカッコイイですね。FIELDOORのロゴがさりげなくてオシャレ。

サイズ(外寸)は幅16.5x奥9.5x高さ6.5㎝、アルミ製で重さ150g。
トランギアのメスティン(17x9.5x6.2㎝)とほぼ同じぐらいのサイズ・重量です。
1.8合~2合ぐらいまで炊けるサイズとなっています。ソロ~2人キャンプにぴったりですね。


トランギアのメスティンでは必須だったシーズニング(鍋の慣らし作業)とバリ取りは不要となっています。
買ったらすぐ使えるのは、初心者や面倒くさがりさんにはとても助かることです。

バット網とのセット品もあるよ

蒸し料理などに便利な専用サイズのバット網も別売りであります。
今や専用サイズのバット網は定番アイテムですが、そこらへんもちゃんと抑えてるのが良いですね。

最大の特長:ノンスティック加工

一番の特長が、このノンスティック加工。鍋にも蓋にも施されています。
炊飯などで焦がしてしまっても、こびり付くことなく簡単に汚れを落とせるワケです。

従来のメスティンで一番の懸念は焦げ付いてしまう事だと感じていたので、これは画期的。
メスティンに後からテフロン・ノンスティック・フッ素等の加工をして使いやすくしているユーザーも多いですよね。
(費用が5,000円ほどかかるので、そこまでしてメスティンにこだわることに疑問を感じる人もいたハズ)

水が弾いて、水滴がコロコロするこの感じ。これぞノンスティック加工の証です。

炊飯で焦がしてしまう可能性もある中で、家庭用洗剤が使えない・お湯が出ない等お鍋をきれいにする環境が整っているとは限りません。
キャンプにこそ、汚れを落としやすいノンスティック加工は重宝する!
これが私の持論です。

 参考  メインで使っているクッカーセットも、ノンスティック加工です(コールマン製)

1合炊飯してみた

それでは実際に炊飯をして、どの程度焦げ付かないのか試してみましょう。

メスティンにお米1合と水200mlを入れ、30分放置します。
米+水で下側のチョボくらいになるので、目安として覚えておくと便利ですね。


シングルバーナーで炊いていきます。
今回はあえて、火口が小さく焦げ付きやすいSOTOのST-320を使用しました。

この方が焦げ付きにくさが分かりやすいのと、単純にバーナーとのサイズ感がピッタリだから・・・。
こういった四角形クッカーは、総じてST-320との相性がいいですね。
最薄バーナー ST-320の紹介記事はこちら


私のシングルバーナーでの炊き方は
①中火で吹きこぼれるまで(約7分)
②そこから弱火で15分(炊けた匂いがするまで)
③蒸らし10分

といった感じ。
盛大に吹きこぼれる・・・ということが無かったので、②の弱火へシフトするタイミングを少し迷ってしまいました。

炊いてから感じたのですが、既述の通りこのバーナーは加工が小さいので、初めから火力が強いと熱の入りが偏ってしまいます。
①の段階から弱めの中火くらいにしておいた方がもうちょっとうまく炊けたかもしれないですね。


炊きあがりました~。
見た感じでは、まぁまぁ普通ぐらいの炊きあがりかな?と思います。

丼へ移すと一部分だけおこげになっていますね。ここがバーナーの火口部分です。
あとは好みの問題ですが、もうちょっと水が多くても良かったかな。


肝心の焦げ付き・こびりつきですが、お箸ですくってもこんな感じでペロリと剥がれます。
これがノンスティック加工のチカラ。米粒ひとつ残さず取り出せます。

洗いやすいし、風味さえ気にしなければ軽く拭き取ってすぐ次の料理に使うことも出来ます。

参考 ノンスティック加工じゃないとこうなります

両者ともアルマイト加工(またはハードアナダイズド加工)が施されたアルミクッカーです。
(左)のように「焦げ」がなくても、お米がお鍋にくっついてしまいます。
(右)は焦げが少し多くなってしまった場合です。こうなると、ゴシゴシ洗わないと汚れが落ちません。

炊飯以外にもお米を食べる方法はいくつかあります。それに関しては以下の記事で紹介しています。

バッグに収まりが良い、小物入れとしても使える

私がメスティンに注目する理由はもう一つ。パッキングとスタッキングに優れることです。
使いやすい四角型なのでバッグ等に仕舞いやすく、メスティンの中にいろんなものを収納しておけます。

(左)カトラリーやナイフなどの小物ツールをいれておいたり
(右)小型のLEDランタンなどの保護ケースを兼ねていたり

この辺はアイデア次第なので、あなたにピッタリのスタッキングを探してみてくださいね。

ST-320もスタッキング可能

最もフィッティングが良いのは、炊飯テストでも使ったST-320ですね。
縦横ピッタリに収まります。高さに余裕があるので、まだ小物が入る余裕もあります。

スタッキングでもバーナーに掛けても相性ピッタリのこの2つ。
是非セットで使ってみてはいかがでしょうか?


ちなみに、ST-320はトランギア製メスティンでも入るんですが、キツキツすぎてメスティンが変形しました。
バーナーのケースを外せば余裕を持って収まったんですが、中でカチャカチャうるさいので採用せず。

僅かに横幅の大きいフィールドアのメスティンなら、問題なく収まります。
もしかして、これを見越してサイズを決めたの??

鍋底を傷つけないように注意!

ノンスティック加工は摩耗に弱いので、金属製のフォークやスプーンなどを使う際は気を付けましょう。

スタッキングするなら布の袋などにいれて、鍋底を傷めないように工夫を。
料理中や食事中も同様に、金属のカトラリーでかき混ぜず、木製のお箸などを使いましょう。

まとめ 1軍入り決定!

ということで、新発売のフィールドア・メスティンのご紹介でした。
見た目ヨシ、使い勝手ヨシ、お値段ヨシと三拍子そろった万能クッカーですね。

これまでのメスティンの泣き所だった焦げ付き・洗いにくさを一発で解決してくれた、キャンパー待望の一品。
「流行りのメスティンを使ってみたいけど、洗いにくそう・・・」と躊躇していた人。メスティンデビューするなら今です!

小物入れとしても使えるので、既に別の炊飯用クッカーを持っていたとしても買う価値はあると思います。
詳しいスペックや購入詳細については以下のリンクからどうぞ。

今後は、メスティンを使ったレシピも勉強していこうかな。
それでは!

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