北海道ツーリングも終盤の6日目。
この日はクッチャロ湖から美幌峠へ行き、斜里町のライダーズハウスにて宿泊しました。
前回真っ白で何も見えなかった美幌峠をリベンジなるか!御覧くださいませ。
前日の様子はこちら↓
6日目 クッチャロ湖畔キャンプ場を出発
おはようございます。
本日も天気は曇りのようです。なかなかスカッと晴れませんが、まぁ雨じゃないだけ良しとしますか。
朝から霧が立ち込めるクッチャロ湖。これはこれで幻想的。
ギリギリまで悩んでいましたが、天気は夜まで持ちそうなので予定通り道東方向へ走り出しましょうかね。
7:30 クッチャロ湖を出発して本日のツーリングスタート!
8:20 ホクレンで青のフラッグとステッカーをゲット!
これで4種類全てのフラッグ・ステッカーを手に入れることができました。
やりました〜。これで一つ、北海道ツーリングの目的が果たせましたよ。
やったぜ!
9:30 道の駅おうむにて一休み。
駐車場で隣にいた忍1000の方と、天気イマイチっすね〜と軽くお話。
お兄さんはこの先網走方面へと走り、斜里のライダーハウスで泊まる予定とのこと。
キャンプならどこで泊まるのか参考にしよう、と思っていたのですが、ライハか〜。
ライハって泊まったこと無いけど、なんか雰囲気が苦手なんで利用する勇気ないなァ…。
お互い気をつけて〜〜ってことで別れました。
自分もこの先網走方面へ走るんで、どこかでまた会うかもしれないな。
道の駅での休憩が分岐点となった!
11:00 道の駅かみゆうべつ温泉にて休憩。
そろそろ今日の宿泊地を決めたいけど、とりあえずお昼ごはん食べましょうか。
美味しそうだったので、ゆうべつ牛のステーキ定食(1800円)をオーダーしました。
これがめっちゃ美味しかった!赤身だけど柔らかくてジューシーで、お肉2枚もあって大満足。
昨日の夜の塩ホルモンが美味しくなかったので、無事お肉のお口直しができてよかったw
この道の駅には、なにやら古そうな列車と駅舎がありました。
かつての中湧別駅だった場所に道の駅を作ったみたいですね。
当然?JRじゃなくて国鉄マークです。
右のは除雪するためのラッセル車ですね〜。質実剛健でかっこいい!
キャンプ場を調べていたら、斜里町で面白そうなものを見つけました。
モバイルテントという小さなコテージのような施設があるキャンプ場があるそうです。
これなら雨が降っても道具が濡れることがないし、設営・撤収で困ることがありません。
利用料金も1650円と高くないし、雨の日にはうってつけ!
早速電話をしたところ、空いているとのことで予約しました。今日の宿はここで決まり!
設営の手間がない分遅い時間まで走ることができるため、今日の行程にも余裕ができます。これはいいところを見つけたぞ!
美幌峠へリベンジしにいく
14:00 美幌峠へやってきました。
北海道屈指の絶景とも言われるここは、2年前にも訪れましたが霧で何も見えなかった残念な場所。
参考 北海道2021「美幌はやっぱり白かった」より
さぁ、今度こそリベンジなるか!?
お〜〜〜〜???
霧はあるけど、ちょっと見えるぞ!!
前回は全く見えなかった屈斜路湖が、今日はなんとか見えます!
時間が立つとともに霧の状況は刻々と変化していき、一瞬展望が開けたりすぐ白くなったり。
なかなか全快の景観とまでは行きませんでしたが、たしかにその片鱗は感じることができました。
これが美幌の眺めか…!
近くには美空ひばり氏が歌う美幌峠の歌詞。
”なにも見えない峠に立てば にくしみだけが遠ざかる”
あら〜、ひばりちゃんも霧で景色見れずにガッカリしたんでしょうかね〜。
気持ち分かるなぁ〜。またリベンジしに来たらいいよ!
16:00 峠を降り、モンベル オホーツク小清水店へ。
こちらへやってきた目的はこれ!ご当地デザインシャツの購入です。
2年前に来たときには無かった新しいデザインの物が出ていたので、こちらをゲットしにきました。
ホクレンフラッグなどと同じくこれも現地でしか手に入らないので、良き北海道土産となりますね〜。
ここまで来れば今日のキャンプ場はあと少し。
未体験ゾーン!?色々すごいぞクリオネキャンプ場
16:30 本日の宿泊地 クリオネキャンプ場に到着。
あとから知りましたが、ここはキャンプ場とは銘打っているものの母体はゲストハウスなんですね。
管理棟の中はくつろげる場所がたくさんあったりして、初めて見るタイプの施設でした。
こちらが今日泊まるモバイルテント。
広さは2畳とのことですが、ソロテントと比べたら十分な広さです!
この絶妙な狭さが、秘密基地っぽさがあってめっちゃ好きですね〜。
バイクはテントの前に置いてOK。
テーブルや椅子を出してBBQなど楽しむのもOKとのこと。
(左)モバイルテントの横には机と椅子があります。テント利用者専用ではなく皆の共用設備だそうです。
おそらく屋根があったであろう名残が…。そして足元には驚きの注意書き。
(右)「ここは深夜まで騒ぐ奴らがいるから、文句あるならよそへ行きなベイベ(要約)」
と書いてあります。
夜はお静かに、じゃないよ。うん、そういう場所なんだろう…。
なんぞ…これ…。
どうやら今日は静かなキャンプ場ではなく、旅先での出会いを楽しめるパリピが集う場所に来てしまったようです。
今夜、横のテーブルでパーリーナイトが行われないことを祈ります…。
しかしありがたいことに、モバイルテントには電源があるんです。
連日の曇りで持ってきたソーラーパネルも役に立たず、モバイルバッテリーが底をついてました。
ありがたく電気を借りて充電させていただきましょう!
ちゃんとゴミも捨てれるし、バイクは屋根付きの駐輪場もあります。
まさに旅するライダーのための施設といった感じ。うまく使えば、かなり便利で快適でしょう!
モバイルテントの裏には普通のテントサイトもございます。
500円とかで利用できるので、キャンプ目的で来るのもアリですね!
そして素晴らしいのは、温泉が隣接している所。
キャンプ場を出て200mのところに斜里温泉湯元館があります。
通常は大人400円ですが、キャンプ場利用者は200円で利用できます。安スギィ!
どんなところかと思ったら、なんとこちらは無人営業。
入浴チケット代わりのガシャポンを購入してかごに入れる、という画期的なスタイル。
そして大浴場は普通の温度の第一、熱いのが好きな人向けの第二と2種類から選べます。
なんかもう色々と、本州とは勝手が違いすぎて理解が追いつかないよ…。
ボク、違う世界きちゃいました?
よく分からないままお風呂を済ませ、テントに戻ってきました。
今日の晩ごはんはセコマのホットシェフ(お弁当)とお惣菜です。これも美味いんだぜ〜。
場内の炊事場には普通のガスコンロにレンジ、そして冷蔵庫まで置いてあります。
もはや家!長期滞在するにも最適な作りになってますね。スタッフとして住み込みで働く利用者もいるんだそうです。
荷物などを全部いれるとこんな感じ。一応二人利用もできますが、かなり狭そう。
マットと寝袋などの寝具は自分のものを使います。
夕食後、本格的な雨雲がやってきました。
しっかり降ってますね〜。モバイルテントにして正解でした。
雨キャンプ自体は嫌いじゃないんですが、連日キャンプ泊となると道具の乾燥ができないのが困ります。
明日の朝から晴れるんならいいんですが、明日も曇り予報ですからね〜…。
明日は知床へ向かって、その後南下していく予定です。
北海道でキャンプできるのは明日が最後なので、いいところに泊まりたいですね〜。
6日目
走行距離:360km
宿泊地:クリオネキャンプ場
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