[おすすめ記事]5分で出来るライダーズワンポールテントの畳み方

【奈良県】下北山スポーツ公園|バイク向けキャンプ場紹介

キャンプ場
この記事は約7分で読めます。

各地のキャンプ場を、ライダー目線で紹介しています。
今回は奈良県南部にある西日本屈指の人気を誇るキャンプ場、下北山スポーツ公園です。

私はこれまでに10回くらい利用させていただいている、お気に入りキャンプ場の一つです。
とてもいいところなんですが、「ちょっと言いにくい、気をつけたいこと」があったりするので、ぜひ最後までお読みくださいませ。

この記事を書いた人
ヒスケ

中部・近畿地方を中心にキャンプツーリングを楽しんでます。
キャンプにハマって10年、累計120泊を超えました。
「本気で遊んで、誰かの役に立つ」をモットーに、情報発信していきます!



【基本情報】そそり立つダムの壁が見応えあり!格安キャンプ場

住所 奈良県吉野郡下北山村大字上池原1026番地 [GoogleMap]
予約 ネット予約 または電話 07468-5-2177
web https://kinarinosato.net/
料金 1泊大人700円+2輪300円=1,000円(フリーサイト)
乗入 センターハウス側フリーサイトのみ可能、ダム側はテント側近に車両が置ける
特徴 高規格、料金が安い、温泉が近い、超人気キャンプ場、wifiあり

キャンプ予約サイト「なっぷ」で西日本トップクラスの予約数を誇る人気のキャンプ場。

特徴的なのがフリーサイトの側にそそり立つダムの壁。高さ100mを超えるその姿は迫力満点。
さながら「進撃の巨人」のような景色を見ながらのキャンプ、一度経験するとハマりますよ〜。


バイクなら一泊1,000円という価格ながら、きれいで設備の整ったキャンプ場なのも良いポイント。
ゆえに人気が高く、週末はほぼ予約でいっぱいになってしまいますので、行くなら早めの予約を!

温泉も近く、歩いても10分ほどの距離でアクセスは◎。しかも泉質はツルスベで最高。
文句なしに、誰にでもおすすめできるキャンプ場です。

それでは、このキャンプ上の魅力をご紹介していきます!

フリーサイトは2種類 どちらもおすすめ

キャンプ場の規模はかなり大きく、たくさんのサイトや施設があるのですが・・・
ライダーが最も多く使うのはフリーサイトではないでしょうか。なんたって一泊1,000円ですからね。
フリーサイトは、以下の2つの場所から自由に選べます。

まずはこちら、冒頭でも紹介した「ダムの壁がある側」のフリーサイト。
アーチ状になっているダム壁の真下にテントを張ることができます。

芝生には車両乗入れできませんが、すぐ近くの通路に置いてOK。
ほぼ乗入れと変わらない利便性があります。

もう一つの林間サイトより人気があるので、こちらから埋まっていくことが多いですね。
高いダム壁が東側にあるので、冬場だと朝日がなかなか当たらないのが難点

このサイトを利用するなら、「言いにくいけど注意しておきたいポイント」を記事の最後に書いてます。


こちらはもうひとつのフリーサイト、林間サイト
林間といっても木が少し生えているだけなので、開放感があります。

こちらは砂利地面なので車両乗入れOK。ちなみに直火もOK。
温水が出る水場や、温水便座付きトイレなどがすぐ近くにあるので、実はこっちもかなり良いんですよ。
すぐ横がサッカーグラウンドなので、日中はちょっと賑やかな日もありますが、そこはご愛嬌。


フリーサイトは2種類ありますが、予約時に選ぶことはできません。
先着順で場所を決めて張るスタイルなので、お気に入りスポットが有るならお早めに。

泉質最高の温泉まで徒歩10分/バイクで3分

このキャンプ場の素晴らしいところは温泉の近さと泉質

バイクで3分、歩いても10分程度のところに「きなりの湯」があります。
【画像右】のマップでいうと、の丸が2つのフリーサイト。の丸が温泉です。

きなりの湯という温泉で、料金は大人700円。最終受付が20:15となっています。
泉質はヌルヌルでお肌スベスベで最高に気持ちいいです!普通に温泉だけ目当てで来ても良いぐらい。
レストランもあるので、温泉で気持ちよくなって面倒くさくなったら食べていくのも普通にアリ。

キャンプ場だけでもレベルが高いのに、温泉までハイレベル。もはやチートでしょ。

多彩なサイトやコテージもある

ここまでライダー・ソロキャンプ目線でご紹介してきましたが、ファミリー・グループ向け施設も豊富です。
少し離れた場所には電源付きの区画サイトもある他、コテージ・バンガローもたくさんあります。

ソロキャンプで行って気に入ったら、今度は家族や友人連れで行けるのが良いですね。


引用:きなりの郷HP

私は利用したこと有りませんが、小さめのバンガローを利用したライダーハウスプランというのもあります。
定員3名なので、仲間でワイワイお泊りツーリングするにも良いですね。
寝具付きで1人2,000円、温泉もレストランも近くにあるので、ほぼ手ぶらで行けちゃいます。

温水・WiFi完備、売店も充実

下北山スポーツ公園は、高規格できれいなキャンプ場ですので、初心者や女性でも安心です。

センターハウスからサイトに入る際には、専用のゲートを通る必要があります。
夜間、不届き者が勝手に入ってくる心配もないし、管理人も常駐しているのでサポートも万全。
※2輪はゲート横の脇道を通ることができます。

林間側のフリーサイトの水場はお湯が出ます。
寒い時期はこれが歩かないかで随分と違いますので、非常にありがたい設備。
お手洗いも林間側のほうがきれいで快適です。


センターハウス内にある売店も充実しています。
カップ麺などの食料や調味料、ガス缶、薪など大体必要なものは揃っています。

春キャンプで予想以上に冷えた日に、毛布をレンタルしたこともあります。
バイクで持っていくのはかなり大変なので、こういったサービスが有るとかなり助かりますね。


場内には無料のWi-Fiも通っています。
動画見たりゲームしたり、ブログ書いたり。アウトドアとはいえ、通信環境が整っていると助かります。
本当に便利なところです。

【ココだけの話】時折とんでもないマナー違反グループが出没

本当に文句の付け所がない素晴らしいキャンプ場ですが、人気ゆえの残念ポイントがございます。
正直言いにくい話なのですが、紹介する上で外せないことなので注意喚起させていただきます。


ダム壁側フリーサイトを利用する時は、近くの大型コテージ利用グループに要注意です。

緑枠の建物です。そのすぐ目の前がフリーサイト。

このコテージは大人数グループが利用するという特性上、騒がしくなりやすいです。
ただうるさいだけなら「まぁ仕方ないか」で済みますよ。建物内で楽しむ分にはそこまで目くじら立てません。

問題は、ここの利用者グループがフリーサイトを遊び場にすることがあるということ。

残念なことに、以前コテージ利用グループの大学生?が早朝にフリーサイトにやってきて、サッカーを始めたことがありました。
テントや車両があるすぐそばでやるもんだから、危ないし迷惑なんですが、集団心理なのかそういうことには気づいてくれないんです。

挙げ句、通路に止めてあった私の車にボールをぶつける事態にまで発展。
流石に私も我慢できず、直接注意しに行きました。大きなトラブルにはならなかったものの、非常に腹の立つ出来事でした。

わざわざ規約にも書いてないですが、「フリーサイトは誰が何をしても良いフリー」ではありません。
コテージ利用者が勝手にフリーサイトを利用してはいけません。まして他の利用者がいるときにサッカーなんてもってのほか。


この「大学生のサッカーにブチギレ事件」以外にも、このダム側フリーサイトではトラブルによく出会います。

今度は、フリーサイト利用者がフリーサイト内で「硬球でキャッチボール」を始めた場面に出くわしました。
サッカーよりもタチが悪い、非常に危険な行為です。しかも今度は立派な大人。

即、管理人に通報してやめさせましたが、キャンプ場をグラウンドと勘違いしている人は結構多いもんです。
規約でボール遊びなどを禁止する所も多いので、必ず確認して利用者全員に徹底させましょう。
仮に禁止されていなくても、周りに人がいるところで硬球でキャッチボールなんて普通やらないでしょうけど…。


まだエピソードはあります。(やべぇ)

別の日、明らかにアウトドアに精通してなさそうな団体がコテージを利用していました。
「またトラブルになったら嫌だな〜」と思いつつ気にしていたら、本当にやってくれました。

夜、自販機へ飲み物を買いに行こうとコテージ横を通った際、こんなものを目にしました。

轟々と燃え盛る大量の炭を、そのまま炭入れにドカンと捨ててあったんです。
近くを通るだけでも、異様なほど熱かったのを覚えています。

冬の時期だったので、このまま放っておくと火事になる!と思い、すぐさま管理人に伝えて消化してもらいました。
バケツで何杯も水をかけてどうにか消化できましたが、こんな危険なことを平気でやる人たちもいるんです。

誰も気づかなかったら、そのまま火事になってコテージごと自分らも焼け死んでもおかしくない事案


このキャンプ場だけで、何度こんなトラブルに出会うのか。
でも、決してキャンプ場が悪いわけではありません。管理人さんらも非常に気を使ってくれています。

全ては、利用者のルール無視やモラル欠如のせいです。

利用者が多い人気のキャンプ場だからこそ、遭遇率も高いわけですが…
あまりにも遭遇率が高いので、あえてこの場で注意喚起をさせていただきました。

どうか皆様は、「トラブルを起こす側」にならぬよう、注意していきましょう。
そしてそんな人がいたら、Twitterで晒す前に管理人に注意してもらいましょ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました