24.6.23更新:バイク向けキャンプ場 に3箇所追加しました

冬キャンプにエアーマットは寒くて使えない|原因となる「対流」とその対策。

2.マット、シュラフ
この記事は約9分で読めます。
疑問犬
疑問犬

寒い時期にエアーマットは危険って聞いたけど、本当?

冬キャンプにエアーマットは使えないという話を聞いたことはありませんか?
これ、本当なんです。

エアーマットはその厚みに反して断熱性がなく、「対流」という底冷え現象が発生してしまいます。
これを知らないでいると、思わぬ寒さに凍えるような思いをし、一睡も出来なかった…なんて事にもなりかねません。

この現象、意外と知らない人が多い割に結構深刻な問題なんです。
私も実際に経験がありますが、寒くて寝れないというのは本当に辛いです。

この記事では、そんな辛い失敗を皆様に共有し注意喚起したいという思いで、以下の点についてまとめています。

・「対流」現象とはどういうものなのか?
・実際に、冬にエアーマットで寝るとどうなるか?
・対策はどうしたら良いか?

簡単・安価にできる対策のほか、おすすめの対策アイテムについてもご紹介しています。

夏しかキャンプしないよ〜、という人には関係のない話ですが、ある程度寒い時期でもキャンプしたいよ!って人には、ぜひとも知っておいて欲しい内容となっています。

正しい知識を知り、冬でも快適なキャンプが出来る様に備えておきましょう!

この記事を書いた人
ヒスケ

中部・近畿地方を中心にキャンプツーリングを楽しんでます。
キャンプにハマって10年、累計120泊を超えました。
「本気で遊んで、誰かの役に立つ」をモットーに、情報発信していきます!



【警告】冬キャンプにエアーマットが使えない理由は「対流」

コンパクト収納と寝心地の両立ができるエアーマットは、荷物を少なくしたいキャンプツーリングで重宝します。
愛用しているライダー諸君も多いのではないでしょうか。

でも、エアーマットは冬キャンプには使えません。
「対流」という現象が起き、底冷えが起きてしまうからです。

ワード解説:対流とは

冷たい地面と、温かい体。この温度差によってエアーマット内で空気が混ざり合う現象
冬は「寒さパワー」が強いので、いずれ体の熱<地面の冷えとなり、エアーマットが完全に冷えてしまう。

結果、マットが冷たい=底冷えを感じるようになり、寒くて寝られなくなってしまう。
対流の発生は経験上、最低気温が10度を下回ると要注意、5度では顕著に発生する。

一般的なエアーマットは内部が一層の空洞になっているため、断熱性が低く対流が発生しやすいのです。
銀マットやウレタンフォームマット、インフレータブルマットでは空気の対流は発生しません。

このような事から「エアーマットは冬キャンプで使えない」と言われています。
※一部の高断熱性能を誇るエアーマットは除く

【検証】冬キャンプでエアーマットを使ってみた→めちゃ寒い

疑問犬
疑問犬

マットが冷えるなんて…そんなこと本当に起きるの?

そう入っても、対流なんて聞き慣れない言葉です。
冬キャンプ+エアーマットで過ごすとどうなるのか、実際に試してみました。

条件は以下の通り。

・最低気温5度。平地の冬、または山間部の春秋ぐらいの寒さ。(極寒ではない)
・エアーマットは3,000円程度の、断熱加工の無い一般的な物を使用。厚みは6cm。
・シュラフは-3度でも快適に寝られる物を使用する(シュラフが冷えの理由ではない)
・冷えを感じたら、断熱性のあるマットを併用して違いを確認する。

地面→グラウンドシート→インナー→エアーマット→シュラフ、という状態で検証します。

グラウンドシートは薄っぺらい物なので、断熱性はありません。
シュラフは真冬でも使える高スペックな物なので、気温5度程度では余裕で過ごせるはずです。
もしかしたら、底冷えが起きてもシュラフの力でなんとかなっちゃったりして!?

22:00 気温5度
そんなこんなで、シュラフに入って就寝、検証スタート。
それまではガスヒーターで暖を取っていましたが、基本的に体は冷えた状態です。
横になってすぐは特別寒さは感じず、割と普通に睡眠に入りました。

4:00(就寝から時間)
寒さで目が覚める。背中が寒い。特に上半身がめちゃ寒い。
まるで地面に直接寝ているかのような冷たさで、マットが明らかに冷たい。

真冬用シュラフであることを忘れさせるほどに、背中から強い寒気を感じます。
これ以上眠れそうになく、とても我慢できなかったのでここでギブアップ。

分かっていてやってるとは言え、辛すぎる検証となりました。対流現象、恐るべし。

誤解犬
誤解犬

冬用シュラフだからって油断していました。マジで底冷えはキツイ。


それでは次に、底冷えを感じた状態から対策を取ってみました。

断熱性があるマット(サーマレストのZライトソル、R値2.0)をエアーマットの下に敷き、どう変化するか確認です。

もしこれで冷え感がなくなれば、間違いなく対流による底冷えが発生したと見て良いでしょう。
そして断熱性によって対流を抑制できた、ということが言えます。

こんな感じで敷きました。Zライトソルのアルミ面を上に向けています。
この作業を寒くて眠い夜中2時にやってた訳ですから、自分事ながらお疲れ様です(笑)


サーマレストを敷いてから、徐々に背中の冷えが収まり、ジワジワと暖かくなる感じがありました。
厳密には、暖まるというよりは自分の体温に近づいて行く感じ。それでもさっきまでとは全然違います。
背中が冷たくないというだけで、スゴい幸福感があります。マジで気持ち良い…。


そのままいつの間にか就寝。
6:00。目覚ましが鳴るまで一度も目を覚ますこと無く熟睡しました。

言うまでもなく、明らかに底冷えが解消されましたね。
以上が、私が行った検証です。

【対策】断熱性のあるマットで底冷え回避!冬ならR値4以上を推奨。

実験の結果から分かったことは、以下の通り。

・気温5度でエアーマットだと、対流による底冷えが発生する
・いくら冬用寝袋でも、底冷えすると全く眠れない。
・寒くて寝られないのはめちゃくちゃ苦痛。
・R値2程度の断熱性マットでも、対流を防ぐ事ができる。
結論冬の時期にエアーマットだけで寝るのはマジで無理!!

今回は対策として手持ちのZライトソルを使用しましたが、同じようなアルミ加工マットであれば同等の効果が得られます。
とにかく、断熱性を確保してエアーマット内の空気の対流を防ぐということが重要です。


それでは、段階別に対策できるアイテムを3つご紹介いたしましょう。
安価に対策できるもの、冬でも使えるもの、そして究極のエアーマットとラインナップがございます。

(春秋向け)断熱性のあるマット(R値2程度)をプラスしよう

まずはじめに紹介するのは、今回の検証で私が行った「断熱性のあるマットを追加する」という方法。
お値段3千円程度のものでも断熱性がそれなりにあるので、春秋程度の冷え込みなら十分に対流対策が出来ます。

バンドックのフォールディングマットEXは、アルミ加工が施されています。
R値は公表されていませんが、Zライトソルなどと構造が似ているので2程度はあるでしょう。

エアーマットで寝心地を確保し、フォールディングマットで底冷えを防ぎます。
マット一つを追加するだけでキャンプ出来る時期がグーンと広がるので、コスパが非常に優れた一品です。

(冬向け)対流知らずのインフレータブルマット1枚で対応する

次に紹介するのは、1枚のマットで底冷え防止と寝心地の確保ができる方法です。
エアーマットではなくインフレータブルマットを使うことで、その2つが両立できます。

おすすめ

シートゥサミットのキャンプマットS.Iは、R値4.2と冬でも使えるスペックを持っています。
厚みは3.8cmと薄く見えますが、中のウレタンフォームが体重をしっかり受け止めてくれるので寝心地も抜群です。

収納サイズはエアーマットよりは大きくなりますが、エアーマット+フォールディングマットよりは小さくなります。
お値段は1万円を超えますが、1年中使えて寝心地も抜群、枕の位置ズレを防ぐ機能がついていたりととにかく万能なマットです。

私が実際に使っているモデルですが、その使い勝手の良さに惚れ惚れしてしまいました。
3つの方法の中では、一番オススメです!

推奨犬
推奨犬

このマット、めちゃくちゃ良いよ!

(上級者向け)断熱性、寝心地、収納サイズを極めた究極のマット

最後にご紹介するのは、断熱性・寝心地・収納サイズの全てをクリアした完璧なエアーマットです。

それが、サーマレストのネオエアーXサーモ
R値6.9というチート級の断熱性能を持つエアーマットです。

これだけの高い性能を持ちながら、収納サイズはΦ10x23cmと超コンパクト。
これがあればもう何も悩むことがないであろう、まさにエアーマットの最終装備。


お値段もスーパーで、3万円を超えてきます。

厳寒期の登山をする人向けの商品ですので、バイクキャンプでこれが必要になることは滅多にないかも知れません。
でも究極とも言えるこのエアーマット、一度は使ってみたくなるのがキャンパーの性ってやつですよね。

野望犬
野望犬

大金持ちになったら、ネオエアーXサーモで昼寝してやるのさ…。

【まとめ】対流による底冷えは絶対回避!しっかり対策しよう

ということで、エアーマットの対流現象とその対策についてご紹介いたしました。

どれだけ高スペックなシュラフを使っていても、底冷えをしてしまっては全く意味がありません。
地面からの断熱を軽視すると、寒くて眠れないという地獄のような苦しい時間を過ごすことになります。

そうならないためにも、断熱性のあるマットを間に敷いたり、R値の高いインフレータブルマットなどを使い底冷えを防ぎましょう。


私のおすすめは断然、インフレータブルマット。
中でもシートゥサミットというメーカーは、種類も豊富であなたに合うものがきっと見つかると思いますよ。

↓の記事ではマットの比較をした上でおすすめモデルをご紹介しておりますので、ぜひとも参考にしてみてください。
参考 シートゥサミットのマット比較、おすすめはこのモデルだ!

キャンプツーリングは、こういった寒さ対策の知識と装備さえあれば冬でも楽しむことが出来ます。
しっかり備えて、少しでも長いシーズンを楽しみましょう!

爆睡犬
爆睡犬

底冷えを回避して、寒さ知らずの快眠キャンプを味合うのだ!

それでは!

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