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シートゥサミットのマット比較。幅広のレクタンギュラーサイズが絶対おすすめです!

2.マット、シュラフ
この記事は約9分で読めます。

「シートゥサミットってマットの種類が多すぎて、どう選んでよいかわからない!」
とお悩みではないでしょうか?
シートゥサミットは現在21種類のラインナップがあり、もはや「どう違うのか?」を把握するだけでも大変です。(シートゥサミット公式サイトはこちら)

さらにサイズが各4展開ほどあるので、最終的に100近いモデルの中から決めないといけません。
これでは、自分にあったマットを選ぶのは難しいですよね。

実際、私も初めてシートゥサミットのマットを買ったときに「思っていたのと違う…」と、マット選びに失敗したことがあります。
その後、新たにモデル違いのマットを買い直したところ、これが使い勝手がよくてめっちゃ快適。
「ちゃんとマットが選べれば、こんなに快適なんだ!」と感動した覚えがあります。


そこで今回は、私が経験した「失敗」と「学び」を、皆様に共有したいと思います。
マット選びにおいて「何が失敗」で「どう選ぶべきだったか」を解説いたします。

この記事では

・シートゥサミットのマットを買って「失敗したこと」
・失敗から学んだ「マットの選び方」
・学んだことを元に、実際に「買い直したときの感想」

といった内容をメインに書いております。
この記事が、皆様のマット選びの参考になれば幸いです。

最初に、この記事での結論を申しておきます。

シートゥサミットのマットは、幅広のサイズを買うべし!

その理由を1つずつ、解説していきましょう。


なお、この記事の内容は動画↓でも解説しております。
よければそちらも合わせてご覧ください。

この記事を書いた人
ヒスケ

中部・近畿地方を中心にキャンプツーリングを楽しんでます。
キャンプにハマって10年、累計120泊を超えました。
「本気で遊んで、誰かの役に立つ」をモットーに、情報発信していきます!



比較するのはこの2つ

今回比較するのが、こちらの2つのマットです。
どちらもインフレータブルタイプで、厚みと幅がそれぞれ異なります。

キャンプマットS.IとキャンププラスS.Iマット
比較するマット2種

(左)が買い直した「キャンプマットS.I(レクタンギュラーレギュラーワイド)」※以下、レクタと略
(右)がはじめに購入した「キャンププラスS.Iマット(レギュラーサイズ)」※以下、プラスと略

薄緑のキャンプマットS.Iは、厚みが3.8cm。幅は64cmの長方形。
深緑のキャンププラスS.Iマットは、厚みが7.5cm。幅は幅51cmのマミー型。

疑問犬
疑問犬

ぱっと見、どっちもよく似てるけど…買い直すほどの違いある?

比較1:厚みによる寝心地の違い→薄くても問題なし!

マットで一番気になるのは寝心地ですよね。
この2つのマットは、厚みが3.8cmと7.5cmで、倍ほど違います。

2つのマットを同じ条件で寝比べてみました。その時の感想がこちら↓

厚み3.8cm キャンプマットS.I

薄いのに寝心地はかなり良い。しっかりとしたコシのある感じ。フカフカ感はない。
・平坦な芝生だと、手をつくと若干底付きしそうな気配。

厚み7.5cm キャンププラスS.Iマット

寝心地はかなり良い。エアマットにやや近い。フカフカした感じ。
・奥深ささえ感じる厚み。手をついても地面の凹凸が分からない。

どちらも「寝心地はかなり良い」という結果でした。
厚みが7.5cmある「キャンププラス」は当然ですが、半分の3.8cmしかない「キャンプマット」でも寝心地に問題は無いと感じました。

正直、この薄いマットだと流石に腰が痛くなるかな…と構えていましたが、全くそんな事ありませんでした。
薄いのにクッション性はしっかりしてるし、エアマットのような張りが強すぎて突っ張る感じもありません。素晴らしい!

 結論 
厚み3.8cmのキャンプマットS.Iでも、寝心地に不満は全くない。むしろ超快適!

補足

私は、サーマレスト・Zライトソルなどの厚み2cm程度のマットでは、腰が痛くなってしまいます。
でも、3.8cmのキャンプマットS.Iは本当に寝心地に満足しており、毎回快眠出来ております!

比較2:幅の違いによる快適性→幅広を絶対おすすめ!

次に比較するのは、幅の違いです。
シートゥサミットのマットには、幅51cmのレギュラーと、幅64cmのラージ・レクタンギュラーサイズがあります。

最初に申しておきます。ここがめちゃくちゃ重要です。

この幅が違うことによる快適性の差がどのくらいか、まとめたものが↓こちらです。

左:幅64cm レクタンギュラーレギュラーワイド

・仰向けに寝転がっても左右に余裕がある。ゆったりできる。
・のび太の如くゴロゴロ、ウダウダ出来て最高。軽い寝返りも打てる!快適!

右:幅51cm レギュラーサイズ

・人1人分の幅ぴったりしかない。すでに窮屈。
・直立不動の姿勢で寝続ける必要がある。油断すると腕や足先が落ちてヒンヤリする。不愉快。

数値にして13cm、重ねて見てもちょっとの差にしか見えませんが、実際に寝転がるとこの差がめちゃくちゃデカいんです。
私にとって、この「腕が落ちちゃう」状態がとてもストレスで、数回使っても慣れませんでした。

この「幅が狭いこと」がきっかけで、マットを幅広のレクタに買い替えました。
このことについては、下記↓の記事でも詳しく解説しています。

 結論 
幅(サイズ)は、絶対にラージorレクタンギュラー(64cm)を選ぶべし!

比較3:収納サイズの差→ほとんど変わらない!

キャンプツーリングなどのUL系キャンプの場合、荷物のコンパクトさ・収納サイズが小さいことも重要ですよね。

完全なエアーマットと違い、中にスポンジが入っているインフレータブルマットは、厚みが増す事に収納サイズが太くなっていくのが普通です。
ところが、シートゥサミットの場合、厚みが変わっても収納時の太はほとんど変わりません。

収納サイズを比較

ご覧の通り、厚みが倍違うマットなのに、クルクル巻いたときの収納太さはほぼ同じ。
厚み分のスポンジは一体どこに行ったの?と不思議なぐらい、プラスでもスッキリ細めの収納太さ。

これはつまり、収納サイズの制約で分厚いマットを諦めなくて済む、ということです。
「どーーしても分厚いマットがいいけど、収納が大きくなるのは困る…」という人には、ありがたいですよね。


ちなみに、収納時の長さは26cmと30.4cmで約4cm違いますが、これはマット幅(51cmと64cm)の違いによるもの。
広げたときの幅は13cmの差があるのに、収納したときは4cmの差しかないというのも、地味に助かるポイント。

 結論 
厚みが変わっても収納時の太さは変わらない。気兼ねなく分厚いマットが選べる!

注意:極厚マットは撤収時の空気が抜きづらい

マットの空気を抜く

「収納サイズが変わらないなら、分厚い方のマットを選ぼう!」と考える方も多いと思いますが、一つ注意。
厚みがある=中のスポンジも多いので、その分だけ空気を抜くときの力が必要です。

マットを片付けるには、クルクル巻いて空気を押し出す必要があります。
厚みがあると、その分マットを掴みにくなり、握力も要ります。これは、使っていて盲点でした。

厨二犬
厨二犬

ぐ…これが極厚マットの…パワーかっ!!

なので、むやみに分厚いマットを選ぶのはおすすめしません。
めちゃくちゃ寝心地にこだわらないのであれば、薄い方のマットにしておいたほうが無難かもしれません。

対策:空気抜きを簡単にする電動ポンプがある

なんと、シートゥサミットのマルチファンクションバルブに対応した電動ポンプがあります。

空気を入れるのはもちろん、空気を抜くときも、セットしてボタンを押すだけでOK。
分厚いマットだろうが、簡単に展開/収納が出来て、めっちゃ楽チンになります。これで極厚マットのデメリットはなくなったも同然。

小さくて軽いので、買い足してもほとんど荷物の負担にはなりません。
USB充電ができるのでランニングコストも安いし、これ一つでマットを扱う煩わしさが吹っ飛びます。

↑実際に購入して使ってみましたので、詳しくはこちらの記事を御覧ください。動画もあるよ。

比較4:モデルごとの価格差→小さい、ケチると損!

じゃあそれぞれのモデルの価格はどうなのよ?

ってことで、2種のマットのサイズ違いのお値段をまとめました。
簡単に説明しますと、これだけ多彩なラインナップなのに価格差はめちゃくちゃ小さいんですよ↓

おすすめモデル名厚み/幅
収納サイズ
定価amazon
×キャンプマットS.I
レギュラー
3.8㎝/51㎝
16x26㎝
11,220円価格を見る
キャンプマットS.I
レクタンギュラー
3.8㎝/64㎝
20.5x34㎝
+千円
12,430円
価格を見る
×キャンププラスS.I
レギュラー
7.5㎝/51㎝
20.4x26㎝
↑同額
12,430円
価格を見る
キャンププラスS.I
レクタンギュラー
7.5㎝/64㎝
20.4x34㎝
+千円
13,640円
価格を見る

中身を要約しますと…

・幅がレギュラー→レクタに広がっても千円ほどしか変わらない
・厚みが3.8㎝→7.5㎝に増えても、千円ほどしか変わらない


ということが分かります。つまり…

 結論 
・千円ケチってレギュラーを選ぶ理由は無い

・分厚いマットのほうがお買い得感は大きい

まとめと結論:おすすめのモデルはこれだ!

ということで、ここまで比較した内容をもう一度おさらいしてみましょう。

・厚み:3.8㎝のキャンプマットS.Iで十分。
・幅:64㎝のレクタorラージを強く推奨。
・収納サイズ:差は小さい。気にしなくてOK.
・価格:差は小さい。ケチると損する。

このことから、シートゥサミットのマットで選ぶべきモデルは…

キャンププラスS.Iマットレクタンギュラーレギュラーワイド
を1番におすすめします。

抜群の寝心地、薄いマットと変わらない収納サイズ、そして価格差。
唯一の弱点である空気抜きも電動ポンプで解消できるので、もはや怖いものなし。


R値も4.3あるので、真冬のキャンプでも底冷えせず使える断熱性能があります。
これ一枚あれば、どんな地面でもどんな季節でも、快適な寝床を確保することが出来ます。

野球犬
野球犬

超万能!まさにスリーピングマット界の山田哲人!


2番目に推すならキャンプマットS.Iレクタンギュラーレギュラーワイドですね。
これも全然悪くありません。っていうか、私が使ってるのはコレです。

電動ポンプまでは使いたくない、千円でも安い方が良い、という方はこっちでも全然OK。
むしろ、「極厚マットのフワフワした寝心地が苦手…」という方は、こっちの方が合うかもしれません。


ということで、シートゥサミットのマット選び・失敗と学びによるおすすめモデル選考、でした。
最終的に2つのおすすめを挙げましたが、本当にどちらも良いマットです。あとは本当に「好み」だけの問題です。


スリーピングマットは、キャンプでの睡眠の質や体の保温に直結するめちゃ重要な道具。
私はキャンプを10年続けてきて、ようやく納得がいくものに出会えた!と思っています。

快眠犬
快眠犬

この嬉しさと満足感を、ぜひあなたにも味わってほしい!

枕がズレない、画期的なシステムもある

シートゥサミットは寝心地以外にも、ピローロックシステムという枕を固定できる画期的な仕組みもあります。
これもまた、質の良い睡眠に貢献している素晴らしいシステムですので、これが使えることも私がシートゥサミットを選んだ理由です。

ピローロックシステムについて詳しくは↓の記事をご覧ください。

満足行く寝床を揃えて、気持ちよく眠れる素晴らしいキャンプライフを送ってみませんか!
スッキリ目覚めるキャンプの朝は、最高に気持ちいいですよ!

それでは〜。

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