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シートゥサミットのマット2種を比べてみた。おすすめモデルはこれだ!

2.マット、シュラフ

新しくシートゥサミットの「キャンプマットS.I  レクタンギュラーレギュラーワイド」を購入いたしました。
厚み3.8㎝、幅64㎝の四角型、長さ183㎝というサイズのモデルです。

これまで使っていた厚み7.5㎝で幅51㎝のマミー型「キャンププラスS.Iマット  レギュラー」と比較して、何がどう違うのかをレビューしてみたいと思います。


2つを比べてみて、オートキャンプにはレクタンギュラーのほうが圧倒的に良いと思いました。
サイズや厚み、寝心地や使い勝手などの違いも含め、良いと思った理由を詳しく解説していきます!

今回比較した2つのマットはこちら。
まずは厚み7.5㎝のマミー型「キャンププラスS.Iマット  レギュラー」

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関連  【厚み7.5㎝で1万円】シートゥサミット キャンププラスS.Iマット(レギュラー)レビュー


そして厚みは3.8㎝だけど幅が広い「キャンプマットS.I  レクタンギュラーレギュラーワイド」

同じシートゥサミットでも、厚みとサイズが違うとどのような寝心地の変化があるのか?
キャンプでの快眠を追い求めるヒスケがズバッと比較してきました!

この記事を書いた人
ヒスケ

関西・東海地方を中心にCB400SBでキャンプツーリングを楽しんでます。
キャンプにハマって10年目、ついに累計100泊を超えました。
超雨男ですが、楽しいアウトドアライフを探求しています!

【特徴】キャンプマットS.I  レクタンギュラーレギュラーワイド

展開サイズ幅64x長さ183㎝
厚み/R値3.8㎝  /  4.2
収納サイズΦ20.5x34㎝
価格10,780円

こちらは、バルブを開けると自動的に膨らむセルフインフレータブルタイプのマット。
特徴としては快適性重視の幅広マットで、厚みも一般的な「1番使われているオールラウンドモデル」と言えます。

R値は4.2と高く、冬キャンプでも使える高性能マットなのです。
エアーマットほどではないにせよ収納サイズも小さく、使用するシーンを選びません。


このため、車・バイク問わず持ち運べ、一年を通して活躍できる万能型のマットとなっています。
飛び抜けて高い性能があるわけではないものの、バランスの良さで幅広く使える汎用性の高さが特徴です。

【比較1】64㎝幅はゴロ寝が最高!

レクタンギュラーレギュラーワイド(以降、レクタンギュラー)は、四角型をしており幅も広いため、快適性が高いです。
お昼寝やちょっと横になろうかな・・・て時に、ゴロゴロできる余裕のあるサイズは、とても贅沢な気分にさせてくれます。


比較対象のレギュラータイプ(深緑の方)は幅が51㎝しかありません。

姿勢良く寝ていても体や腕がマットから落ちやすいので、これがなかなか不愉快でした。
マミー型なので、ミイラのように直立不動で寝ていなければいけないんです。逆に疲れる気すらします。

ツーリングドームST+に敷くとこんな感じ。
仰向けから横向きに姿勢を変えても、まだマットに留まってます。寝返りが打てるって最高ですよ、ホント。

【比較2】厚み3.8㎝でも腰が痛くならない

続いて寝心地を大きく左右する厚みの比較です。

これまで使っていたキャンププラスS.Iマット(深緑)は、7.5㎝という極厚タイプでした。
さすがにこれは分厚いだけあって寝心地抜群で大変良かったのですが、そこで一つ疑問がありました。

「極厚ではないマットでどのくらい寝心地が下がるのか?」

今回購入した「プラスではない」キャンプマットS.Iは厚み3.8㎝と約半分です。
数値にして4㎝近く薄いわけですが、果たしてどのくらい寝心地に違いが出るのでしょうか?

ということで、実際に使って比べてきました。

お昼寝&就寝で使ってみた感じ、キャンプマットS.Iの厚み3.8㎝でも全く問題なく快適でした。
ちなみに路面は、ほぼ凹凸のない芝生です。

空気をパンパンに入れるとやや硬さを感じますが、ちょっとずつ空気を抜いていくと丁度いいポイントを発見。
流石にキャンププラス(7.5㎝)の奥深ささえ感じる寝心地には及びませんが、平坦な地面であれば普通に快眠できます。


地面に凹凸などがある場合はちょっと厳しいかもしれませんが、普通にテント立てられる場所なら全く問題ないでしょう。

寝心地には人一倍うるさい私ですが、これなら余裕で合格点です。
普段、厚み2㎝とかのフォーマットで寝ている人からすれば、この寝心地は月とスッポンほどの差に感じるんじゃないかなぁ…。
キャンプすると毎回腰が痛くなっている人!「それが普通」じゃないですよ!

【比較3】片付ける手間は薄いほど楽

インフレータブルマットですので、組み立てる時はバルブ開ければ勝手に膨らみます。
では、片付ける時の空気の抜け方や手間などはどうでしょうか?厚みによる違いを比較してみましょう。

こういった空気でふくらませるマットは、いかに楽に空気が抜けるかがめっちゃ重要です。

【左図】シートゥサミットのバルブは、向きを変えることで2方向対応の逆止弁として機能します。
片付け時(排気時)は抜いた空気が逆流することなく作業できます。

【右図】マットを端からくるくる巻いて、空気を押し出してやります。
キャンプマットS.IはキャンププラスS.Iに比べてスポンジの量が少ない分、空気を抜く時の力も少なく済む感じがあります。

キャンププラスはスポンジを潰しながら空気を抜くため、結構強めに握る必要があるんですよね…。
ここは、厚みが薄いモデルのほうが楽でした。


【左図】大体の空気が抜けたら、一旦広げてマットを2つ折りにして、再度巻いていきます。これでほぼ完璧に空気が抜けます。

【右図】巻いたらそのまま袋へ収納。空気が戻ることがないので、慌てず作業できるし失敗もありません。完璧すぎるよ。
ちなみに収納袋でコンプレッション出来るようになっていますが、それも必要ないほど勝手に圧縮されます。


【左図】収納サイズはΦ20.5x34㎝。モンベル#3の寝袋と並べても、ほぼ同じくらいのサイズ感。

【右図】プラスとノーマルを比べても、巻いた時の太さはほぼ同じ。マット幅の分だけ長くなります。
厚みが倍ほど違うマットなのに、巻いた時の厚みはほぼ同じ。なんて不思議なんでしょう。

片付けにかかる時間は3分程度
キッチリ空気を抜くためマットを巻く動作が2回必要ですが、逆流しないのでサクサク出来る印象です。

【まとめ】比較した上での、おすすめモデルはこれだ!

キャンププラスS.Iのレギュラーと、キャンプマットS.Iのレクタンギュラー。
2つのマットを比較してみた感想をまとめました。

・マット幅は広いほうが圧倒的に快適(レクタンギュラーがおすすめ)
・厚み3.8㎝でも寝心地は良いが、不安があれば7.5㎝のが快適
・モデルの厚みが変わっても、収納時の太さはほぼ変わらない(結局スポンジは潰れる)

これを踏まえた上で、シートゥサミットの商品ラインナップを見てみましょう。

モデル名厚み
収納サイズ
価格
キャンプマットS.I
レギュラー
3.8㎝
16x26㎝
9,570円
キャンプマットS.I
レクタンギュラー
3.8㎝
20.5x34㎝
10,780円
キャンププラスS.I
レギュラー
7.5㎝
20.4x26㎝
10,780円
キャンププラスS.I
レクタンギュラー
7.5㎝
20.4x34㎝
11,880円

・レギュラーとレクタンギュラーの差額は1,000円ほどしかない
・キャンプマットS.IとキャンププラスS.Iの価格差自体も1,000円ほどしかない
・厚みが変わっても、収納サイズ・価格にほとんど差がない

・わざわざレギュラーモデルを選ぶ理由は少ない

ということから、一番のおすすめモデルは・・・
キャンププラスS.Iのレクタンギュラーレギュラーワイド(11,880円)という結論に至りました。

抜群の寝心地を実現する7.5㎝厚のマットでありながら、収納サイズ・価格共に3.8㎝モデルとほぼ変わらないんです。
シートゥサミットにはいろんなモデルがありますが、迷ったらこれを選んでおけば間違いなし!


とはいえお値段が1.2万近いだけに、初心者の方にはおすすめしづらいのが正直なところ
マットによる寝心地の差、展開や収納の簡単さに魅力を感じられる頃になったら、ぜひ使ってみて欲しいです。

ということでシートゥサミットのマット比較レビューでした!
それでは!

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