折り畳める&保冷性能が高い!と評判の、ロゴスのハイパー氷点下クーラーMを紹介いたします。
ソロキャンプに最適な容量と、バイク積載にも便利なコンパクト収納、真夏でも使える保温性能。
保温性能が高いソフトクーラーバッグの中でも比較的買いやすいお値段ですが、果たしてその実力は?
キャンプツーリングで3年間使用してきた上でレビューいたします!
サイズ | 幅30cmx奥24cmx高さ24cm |
容量 | 12L |
重量 | 900g |
特徴 | 高い保冷力、折りたたみ収納 ソロキャンプにちょうどよいサイズ |
ハイパー使えるクーラーバッグだぜ!
【容量】1泊のソロキャンプに最適な12L
ハイパー氷点下クーラーにはいくつかのサイズがありますが、ソロキャンプに一番オススメなのがMサイズです。
容量は12Lで、一泊分の水分・食料と氷・保冷剤が入るぐらいのサイズとなっています。
大体、このぐらい↓の物が入ります。
・500mlペットボトル *2
・350ml缶 *2
・氷1kg
・カット野菜(100g)
・お肉パック(200g)
・惣菜パン *1
・氷点下パック *1(蓋裏)
大体、2食分の食料と、水分・氷でぴったりぐらいですね。
1日目の昼〜夕方に買い出しをして、朝にはすべて使い切る、といった食糧計画に合致する容量です。
クーラーバッグで大事なのはサイズ感です。
バッグいっぱいに氷や食品を詰め込む事が、保温性能を高く保つポイントです。
大きなクーラーバッグにして中身がスカスカになると、隙間の空気が冷気を奪ってしまいます。=保温性の悪化
逆にバッグいっぱいに氷や水分などを詰め込めば、無駄な空間が生まれず本来の保温性能を発揮します。
「クーラーバッグは大は小を兼ねない」ので、サイズ選びには特に注意しましょう!
私は最もちょうどよいと感じたのが10L前後だったので、Mサイズを購入しました。
【収納】薄く折り畳めるコンパクト設計
ハイパー氷点下クーラーシリーズは、折り畳むことでコンパクトに収納することができます。
収納容量に限りがあるバイクでは、必須条件と言っても良いくらい重要なポイント。
収納時の厚みは11cmと、展開時の約半分。
ファスナーできっちり閉じておけるので、不意に「ボンッ」と広がることもありません。
Mサイズの場合、タナックスのサイドケース「ツアーシェルケース」の蓋にぴったり収まります。
ここに収めておけば、買い出し時にすぐに取り出せますね。
平べったいので収納場所も選ばず、バイクとの相性がめちゃくちゃい良いと感じます。
まるで専用設計かのようなフィット感。気持ちいい〜!
【保冷力】ソフトクーラーでも十分な保冷性能!
クーラーバッグで最も気になるのが「保温性能」ですよね。
ハイパー氷点下クーラーは、一般的なハードクーラーに匹敵するほどの性能を持っています。
ロゴスによる実験では、
・気温33度(夏場を想定)
・氷点下パック*2を使用
という条件で、アイスクリームが13時間保存可能、と謳っています。
実際にキャンプツーリングでこのような使い方はしませんので、リアルな使い心地でいうと↓こんな感じです。(夏場の感想です)
・お昼ごろに買い出し。生鮮食品、飲料をメインに詰め込む
・保冷剤なし。氷1kg+冷凍ペットボトル500ml*1本を保冷剤の代わりに使用
・食料取り出しのため、何度も開閉。時々閉め忘れることもある。氷は1/3ほど使用。
・翌朝、氷は1/3ほど残る。冷凍ペットボトルはほぼ溶けるがキンキンに冷えている
朝までしっかり氷が残るので、朝ごはんに生鮮食品(チーズとかハム)を使うのにも安心です。
めっちゃ保温性能高い!って訳ではありませんが、ペラペラのクーラーバッグと比べると明らかに保温性能が高いと感じます。
バイクキャンプの場合、翌朝にはすべての食料を使い切るのが基本です。
「昼から翌朝まで持てば良いので、めちゃ高価な超高性能クーラーは必要ない」と考えています。
朝まで氷が残って、値段が高すぎず、バイクで使うのにちょうどよいクーラーバッグという条件で探すと、ハイパー氷点下クーラーに辿り着きました。
朝に残った氷は、水筒に入れて2日目の水分を冷やすために使いましょ。
余談ですが、キャンプツーリングでは夏でも冬でも保温性能の高い水筒を持っていくことをおすすめしいます。
特に夏場は、コンビニで買った水分をその場で移すことで、いつでも冷えた状態で飲めるし、ゴミもその場で捨てれます。
私はモンベルのサーモボトルを使っています↓
ぬるいジュースより、冷たい水のほうが美味しいよ!
【デメリット】気になるポイントは2つ
ハイパー氷点下クーラーMを3年使ってきた中で、いくつか気になるポイントがありました。
今後購入を検討されている方は、この辺りが許せるかどうかチェックしておきましょう。
500mlペットボトルを入れると高さがギリギリ
Mサイズの場合、500のペットボトルを縦に入れるだけで高さがギリギリです。
その上から氷点下パックなどの保冷剤を載せると、ファスナーが閉まりません。
(内寸深さ22cm、500ペットボトルは高さ約21cm)
せっかく保冷剤を蓋の裏に挟んでおくことが出来るだけに、ちょっともったいなく感じますね。
対策としては、氷点下パックMなどの小さめの保冷剤を使い、ペットボトルの頭を避けるように配置する(画像右)のが良いでしょう。
バイクキャンプで考えると、食料を現地調達するのであれば保冷剤は使わないことがほとんど。
ロックアイスや冷凍ペットボトル、冷凍食品など保冷剤代わりの物を多用して温度を保つというのが実用的な使い方になると思います。
2日目の冷たくもない保冷剤を持ち運ぶのは、正直無駄です。
ファスナーの動きは硬い
蓋の部分のファスナーが硬いです。
これはAmazonの口コミでも結構見かけるので、皆さん感じているポイントだと思います。
バッグの芯(断熱材)がしっかり入っているのが要因の一つと思われます。
直線部分のファスナーはまだマシですが、曲がり角では大体ひっかかります。
ここは保温性能とトレードオフなので、仕方ないんでしょうね。
できるだけ開け閉めする回数が減らせるように、計画的な物の出し入れをおすすめします。
【まとめ】バイクキャンプに最適なクーラーバッグ
買いやすいお値段とそこそこの保温性能、そしてコンパクトに収納できるハイパー氷点下クーラー。
バイクキャンプ向けのクーラーバッグをお探しの方、こちらがおすすめです。
個人的に、いかにも熱を反射しそうなシルバーのボディもお気に入りポイント。
おしゃれとかデザイン性よりも、保温性能にコストをかけているんだと思います。
間違いなく、同じ価格帯の中ではトップクラスの保温力があるはず。
キャンプツーリング用クーラーバッグなら、ハイパー氷点下クーラーがおすすめです!
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