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バイク用防水バッグ WILD HEART 77Lをレビュー

バイク装備
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バイク向けの大型バッグにもいろんな種類がありますが、シンプルな防水バッグという選択肢はいかがでしょうか?
大容量なのに価格が安いので、初めてのキャンプ用バッグにもおすすめです。

他社のいろんな機能が盛り込まれたバッグもいいですが、使い方が限られていて逆に使いにくいといった場面もあると思います。
私もタナックス製バッグ、ホムセン箱と試してきた上で、結局はシンプルな防水バッグが1番使いやすいと感じています。

今回はWILD HEARTの容量77L防水バッグを詳しくレビューして、その使い心地をご紹介いたします。
購入検討中の方に参考になるよう心がけておりますので、ぜひ参考にどうぞ!

この記事を書いた人
ヒスケ

中部・近畿地方を中心にキャンプツーリングを楽しんでます。
キャンプにハマって10年、累計120泊を超えました。
「本気で遊んで、誰かの役に立つ」をモットーに、情報発信していきます!



【見た目】シンプルデザイン、使いやすい大容量防水バッグ

まずこの防水バッグの良いところは、主張しすぎないシンプルなデザイン

模様は前後に反射板・片側にロゴがあるだけ。バイク・カラーを選ばず、大型バッグながらグッと引き締まった印象にしてくれます。
容量は77Lとかなり大型ですが、ぱっと見ではその存在感はそこまでありません。
サイズ 幅70㎝  奥行き32㎝  生地の厚み0.7㎝(1000D)

私はもう一つ防水バッグを持っていますが、オレンジ&迷彩というド派手な物(OSAH DRYPAK40)
これがまぁ目立つ目立つw。うまくマッチングさせないと、派手な色はコーディネイトが難しいんです。
よほど車体などのカラーに合わない限り、無難な色にしておくほうが良いですね・・・。

【中身】仕切りが無いからこそ使いやすい、シンプル構造

そして、この仕切りがないワンルームのような荷室!これが以外にも使いやすいんですよ。
一見「荷物がゴチャゴチャしてしまうんでは?」と思われがちですが、下手に仕切りがない分、荷物のテトリスがしやすいんですよ。

(右)は実際の私のパッキングです。長物であるマットやテントを入れても横幅には余裕があります。
さらに圧縮したシュラフを入れてちょうど横幅が収まります。とにかく隙間は有効活用!
詳しいパッキング状態は↓こんな感じ。

上段:ヘリノックスのチェア、その他の小物
中段:テント+シュラフ、マット、タープ
底面:クイックキャンプのメッシュテーブル

外付けすることが多いマットも含め、すべての道具をバッグの中に収めるようにしています。

雨が降ってきてもカバーをかける必要もないし、見た目もスマートになります。
高速道路を走っても外付けした荷物がバタつかないし、落下する心配もなし。マジでノーストレス。

限られたスペースなら、1ルームが一番効率が良いんです!

コンプレッションで荷物量の変化に対応

大容量ゆえ、スペースが余ることも結構あります。
そんな時でもバルブで空気を抜いてやればキレイに収縮できるので、バッグがダボつくことがありません(後述)。

荷物が少ないと形がヘタるバッグも多い中、防水バッグの利点はここにもあります。

開口部はダブルファスナーになっており、動かしやすさも問題なし。
ガバっと大きく開くので、大きな荷物でもスルスルと出し入れできます。

あとは口を閉じてトップを2〜3巻きしてバックルを留めればOK!これで完全防水仕様になります。
バッグ上部にはベルト調整式のバックルが付いているので、最後にギュッと締め上げれば中で荷崩れも起きません。

荷物量に応じて圧縮できるので、キャンプ以外の日帰りツーリングやホテル泊ツーリングにも使えるのがいいですね。

【固定方法】取り付けに便利!多彩なDリングとベルト

こういうバッグって、バイクへの固定が難しそう・・・

この手の大型バッグを導入する時、バイクへの固定方法が一番不安だという方も多いのではないでしょうか。
WILD HEARTはそこも安心。固定用のDリングが片面に4つずつ、両端にも1個づつ、合計10箇所あります。
あらゆる方向からバッグを固定できるので、バイクに合わせた搭載方法が可能です。


そして固定用のベルトが2本付属します。【右図】
長さが結構あるので、色んな所に通してガッチリ固定することが出来ます。

私はパニアケース用のステーに通して、ベルトを緩める/締めるだけでバッグの積み下ろしが出来るようにしています。
ベルトの端が余っても、固定するゴムバンドが付いているのでバタつきも抑えられます。親切!

工夫すれば、積み下ろし・固定は10秒ぐらいでできちゃうよ!

【注目】高さが抑えられ、トップケースとの相性◎

私がこの防水バッグを選んだ理由はもう一つ。
容量の割に高さが抑えられるので、後ろに取り付けたトップケースの開閉を邪魔しないんです。

77Lの容量一杯に詰め込むことはあまりなく、大体7〜8割くらいに留めています。
これで高さを30㎝くらいにすれば、トップケースは問題なく開け閉め出来ます。

大型バッグや箱は干渉しやすい

これまで使っていたフィールドシートバッグやホムセン箱では、ご覧の通りトップケースが半分くらいしか開きません。
これではヘルメットを出し入れする時にシールドに傷がつくし、めっちゃストレス・・・。

トップケースの利便性は絶対に残しておきたいので、これはめちゃくちゃ意義のある選択理由だと思いましたね。
高さを抑えつつ容量を稼ぐには、幅広かつ内容量によって高さを変えられる防水バッグが一番です。

私はこれで、ホムセン箱をやめました・・・。

【弱点1】底垂れ対策にコンプレッション

防水バッグの弱点として、底板がないのでバッグの両端が重みで垂れてくるという点があります。
この解決方法としては
・サイドバッグ等も装着し、設置幅を稼ぐ
・底板を自作orポールなどの長物を底に入れる

などの方法があります。

私はもともとサイドバッグを使用しているので対策らしい対策はしていませんが、それでも垂れる感じはありません。
底に長物を入れていることと、荷造り後にギュギュッと空気を抜いてコンプレッションしているのでうまく塊になるからだと考えています。

【右図】バッグにはバルブが付いています。これを緩めれば空気を抜くことが出来ます。
形状を保持する仕組みはありませんが、コンプレッションしてやればそれなりにガッチリ固まるので問題はないでしょう。

【弱点2】幅広なので後方視界には注意

写真はイメージです

もう一つ注意が必要なのが、その横幅。
70㎝もあるので、後方視界を塞ぐ割合が大きくなります。

通常、ミラーの内側1/3〜半分くらいは自身の腕が映るくらいに調整するのが良いと言われています。
70㎝クラスの幅広バッグを置くと、腕よりも外側まで後方視界を塞いでしまいます。
→真後ろの確認が難しくなりますので、留意して運転する必要があります。

この問題は、ロングステータイプのミラーへ換装することで解消できます。高速道路を頻繁に走るなら検討したほうが良いですね。
ミラーは純正のまま、外側へオフセットするステーなんかもあります。

私はいつも姿勢を変えて真後ろを覗くようにしてますが、それも面倒なのでこれを機にミラーを変えようか悩んでいます。

【まとめ】結局シンプルが一番!1つは持っておこう

防水バッグの魅力をお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
いろんなバッグを試してきましたが、結局行き着くところはシンプルなものだったんだな、と感じます。

季節や状況に応じて変わるバイクへのキャンプ道具積載事情。
幅広く対応するには、汎用性の高いシンプルな物のほうが都合が良いと思いますね。

77Lは大きすぎる!という方は55Lもラインナップがありますので、合わせてご確認ください。

防水性が高いので濡れたり汚れている地面に直接置いても良いし、ラフに扱えるのがとても楽です。
インナーのない前室に荷物を置くなら、こういった汚れに強いバッグを使うほうが都合が良いです。

キャンプツーリングの他、車で行くキャンプの荷造りにも使っています。
防水仕様なので、ルーフキャリアなどに載せる場合でもそのまま使えるので、汎用性が高くて気に入っています。

一つあるとめっちゃ便利!
WILD HEARTの防水バッグ、おすすめです。

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