キャンプ時の食器洗いの手間を減らすため、新たな洗剤を買ってみました。
グリーンモーションのエコキッチンクリーナーという商品です。
なんとこれ、食器洗い後のすすぎが必要ない洗剤なんですって。
果たしてどれほどの効果があるのか、実際に試してきましたのでそのレポートをどうぞ。
成分
・高級アルコール(非イオン)9%未満
・ヤシ油脂肪酸アルカノールアミド7%未満
・香り成分 青森ヒバ1%未満
・水83%以上
植物由来で環境に優しい洗剤。7日で100%生分解。
油汚れをナノレベルまで分解するため、汚れが落ちやすい。
除菌・消臭にも対応し、水すすぎがなくても使用可能。
販売元HP(グリーンモーション)エコキッチンクリーナー
キャンプでの食器洗い問題


キャンプで食べるご飯。
とても美味しいですが、その後には面倒くさい食器洗いという作業が待っていますよね。
家庭と違って水場まで遠いし、場合によっては混んでるし、お湯が出ないことも多いし・・・
と、当然ですが何かと不便なのがキャンプの実情。
一番の問題は、キャンプ場では家庭で使うような食器用洗剤が使えない場合が多い事。
浄水機能が無い(または不十分)なところでは、洗剤が使用禁止だったり指定されていることがあります。
そんな場所があることを前提にして、環境に優しいエコな洗剤を準備しておく必要があります。
私の場合、単純に洗い物に行くのが面倒で嫌いでした。
なので水場には行かず、その場で除菌ウェットティッシュで汚れを落とすだけ。
きれいに洗うのは家に帰ってから、というのがいつものパターンでした。
しかしこれ、帰宅してからの仕事が増えるので手間の後回しにしかなってないんですよね。
「なんとか、水場に行くことなくキレイに食器を洗えないものか…?」
そう考えている時に出会ったのがエコキッチンクリーナーでした。
すすぎの要らない洗剤


ということで買いました、エコキッチンクリーナー。
スプレーボトル(990円)と原液詰め替えのリフィル(1,540円)がありますが、購入したのはリフィルタイプ。
こちらは15倍に薄めて使うので、価格で見ても圧倒的にお得です。
どの道スプレーボトルは大きすぎてキャンプツーリングには使えないし、リフィルのが良いかなと思います。

100円ショップで小さいスプレーボトルを買ってきました。
どちらも容量は30mlだったかな。普通の丸いボトルと、薄型で収納しやすそうなカード型を買いました。
原液をちょろっと入れて、あとは水道水で希釈するだけ。
15倍を正確に測るのも面倒なので、目分量でやっちゃいました。多分ちょっと濃い目?
これで準備完了!さぁ、これ持ってキャンプ行きますよ〜。
実際に使ってみた感想


エコキッチンキッチンクリーナーの実力を試すべく、いきなりハードなやつからいってみましょう。
油たっぷりのお肉を焼いた後のフライパンです。
ご覧の通り、使用後のフライパンには油がたっぷり・・・。
これは普通の洗剤で洗うにも覚悟がいりますね。これをキャンプ場の水場に流すのは、想像したくはありませんね。


【左】まずは普通のティッシュで油を吸い取り、カスなども取り除いておきます。
【右】そしてクリーナーをシュッシュと2プッシュほど吹き、新しいティッシュで拭き上げます。

ティッシュ1枚ではやや不十分な感じだったので、もう一度クリーナーを吹きかけて再度拭き上げました。
その出来上がりがコレ。めちゃくちゃキレイじゃないですか?
見た目では油がテカっている様に見えますが、違います。汚れがきれいに落ちた為に鍋のコーティングが反射しているんです。
手で触ってもヌメリは全くないし、油の匂いも完全に消えています。
洗剤に含まれているヒバ(ヒノキ)の心地よい香りがしています。溶剤のような不快感は全く無いですね。
この結果には正直驚きましたね。
泡立つわけでもなく、ゴシゴシするわけでもない。ましてお湯でもないのにお肉の脂がこうもさっぱり落ちるのか!と。
そして洗剤が残るような感じもなく、とてもきれいなのですすぎが不要というのも頷けます。


プラスチックのシェラカップにも使ってみましたが、こちらもキレイになりました。
今までのウェットティッシュでは油が残ってベトベト感が出てしまうことがありましたが、エコキッチンクリーナーにはそれが一切ありません。
特に食器などの材質は選ばずに効果が得られるようですね。


あまりにも気持ちよかったので、調子に乗って(?)色んなものに使ってみました。
お箸は勿論、箸置きやテーブル、バーナートップなどなど。
もともとキッチン周りの油汚れなどを取るための製品なので、かなり幅広く使うことが出来ます。
これはキレイになるというより、洗浄後のヒバの香りが清潔感があって気持ちいいから施行した感じですね。
(もちろん汚れは取れていきますが)
洗剤の使用量や注意点は?

初めて使うということもあって使用量は探り探りでしたが、1泊のソロキャンプで30mlボトルの半分ほど使いました。
普段洗わないようなところまで使ったので、普通の使用ならボトル1/3ぐらいで十分賄えそうです。
また、他の人の口コミによれば「油が完全に冷えて固まっている場合はどうしても落ちにくい」そうです。
まぁそれは、家庭用洗剤でも同じですからね・・・。
今回は夏だったのですぐに固まる気配はありませんでしたが、冬の場合は食べ終わったら早めに拭き上げる、または少量のお湯などをかけるなどの方法を取ったほうが良いでしょうね。

あと気づいた点としては、拭き取りに使うためティッシュの使用量がかなり増えたことですね。
代わりに、普段食器洗いに使っているウェットティッシュはほとんど減りませんでした。
私は100円ショップで打っているミニサイズのティッシュを持っていきますが、20組くらいは使ったかな?と思います。
途中から水を含ませたおしぼりを使いましたが、そちらでは洗浄効果が落ちたように感じます。
ティッシュなどで水分と一緒に汚れを吸い取る方が効果が高いようです。
ティッシュを多めに持っていくか、しつこい汚れ用にキッチンペーパーなどを用意しておくと良いですね。
まとめ。キャンプ用洗剤としてレギュラー化決定!
ということでエコキッチンクリーナー使用レポートでした。
洗剤としての洗浄力は全く問題なし。なによりすすぎ不要というのが非常に便利で使い勝手は◎。
今後もキャンプには毎回持っていくことに決めました。
15倍希釈なのでまだまだ使えるし、洗浄力が物足りないなと感じたらもっと濃い目に希釈するという手もありますね。
実際、頑固な汚れには原液で洗っても良いとのメーカーアナウンスもあります。
環境に優しく手間もかからない、とても便利な洗剤だと思います。
買うならぜひとも、原液のリフィルタイプがおすすめです。
それでは!
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