それでは実際に作っていこうと思います。
①構想編は↓こちら。
不要ポールで試作
今回作るポールは、既存のポールをボルトで接続する方式でいきます。
ちょうど家に、使っていない大型タープ用のサブポールが余っていましたので、これを使います。
全長180cm、直径19mmのアルミポールです。
この長さであれば、クロスさせたときに大体希望通りの高さになりそうですね。
完成した試作品がコチラ。
簡単に作れて、出来栄えも思い通り!
本家に負けず劣らずのいいものが出来たと思います。
少し改良をすれば使えそうだと手ごたえを感じたので、このまま正規品も作ってみようと思います。
※ 具体的な作成方法は、次の項目でご紹介いたします。
クロスポールDIY 部材と手順
それでは作成方法です。
長さや太さもちょうど良かったので、同じ寸法のポールを手配しました。
コールマンのスチールキャノピーポール180
全長180cm、直径Φ19で3分割。安かったAmazonで購入しました。
試作で使ったポールはアルミだったので、それと比べるとスチールは重いですがその分丈夫そうです。
ポールにボルトを通す穴を空けます。
クロスポールではポールを反対向きに使うので、ゴムキャップ側に穴を空けます。
私はエンドから7cmのところにΦ6の穴を開けました。
丸いポールの決まった位置に穴を空けるのは難しいので、ポンチを打つと簡単です。
面倒がらずに、小さい穴をあけてからドリルを太くしていきましょう。
ポールを繋ぐボルトを通します。
両側にロープやカラビナを固定するため、アイボルト形状のボルトを使いました。
本当はもっとシンプルにできたはずなんですが、思っていたボルトが揃いませんでしたのでこれで。
ロープを繋いで、完成!
試作品、本番品と2つ組み上がりました。
ポールの材質こそ違いますが、同じ寸法なのでメインポール2つとして使えます。
庭で設営テスト
せっかくなのでお庭でテストをしてみましょう。
狭いのでキチンとは出来ませんが、ミニタープならギリギリ張れるでしょう。
まず一か所ペグダウン。
ポールを適当な幅に広げれば、これだけでポールが自立します。
タープを繋いでみました。
タープとポールはカラビナで接続しているので、毎回ロープを結ぶ必要もありません。
1本ペグダウンするだけでタープの片側が保持できるので、1人でも立てやすいですね。
タープの反対側もカラビナでポールと接続。
そのまま引っ張って位置が決まったら、ロープを引っ張りながらペグダウン。
これでもうタープは自立します。1人でもめちゃくちゃ楽ですね。
ここまで来れば、あとは簡単。
ポールの角度とロープの張り具合を調整すれば、メインポールのセッティング完了。
今回は狭い庭なのでちょっと手こずりましたが、ちゃんとした場所ならもっと簡単に出来るはずです。
ポールが上下逆なので、先端部分が地面に刺さって位置ズレを起こしにくくなっています。
ここら辺は実際に使ってみてチェックしてみます。
サイドをペグダウンすれば、クロスポール仕様タープの完成!
Aフレーム型テントのようなスタイルがかっこいいですね~。
前後とも二股形状なので、出入りがすごく楽です。
ポールとロープ、タープとの接続はこんな感じ。
万が一、強風が吹いたときにタープが破損しないように、あえて弱いカラビナや布テープを使った方が良いかも。
カラビナや布テープが破損するくらいコンディションが悪い時は、タープは諦める!
テントを入れてみた
クイックアップドームWを入れてみました。
テントを避けるようにポールがクロスしているので、無理なくインストールできました。
いいね~!
タープ側から見るとこんな感じ。
このテントは前室が狭いので、タープは絶対に欲しいと思っていました。
このクイックアップドーム、設営も撤収も簡単なのでタープ下で作業できます。
雨や炎天下でも作業できそう!これ結構大事なポイント。
まとめ
今回は庭でのテスト&初トライなのでアレコレ試しながらでしたが、それでもかなり簡単にタープが立てられました。
実際にやってみた感想としては
・初期段階からポールが自立するので、1人でもめちゃくちゃ立てやすい
・ポールを倍使うだけあって、風で曲がる心配は無し
・ペグにかかる負担は大きくなるので、長くて丈夫なペグが必要
・ドームテントを中にインストールしやすい。小川張りの必要が無い!
といった感じ。
ポールは2倍持って行かないと行けませんが、それ以上に大きなメリットがあると思いますね。
言うて、ポールなんて倍持って行っても知れてるのでバイク積載に困るほどじゃありません。
ということで、クロスポールDIY作成はひとまず成功!
ワンポールテントとの組み合わせにももちろん使えるでしょう。
実際にキャンプフィールドで試すときが楽しみだなぁ。
以上!
クロスポールDIY実験でした!
それでは!
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