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使わなくなった道具たち ネイチャーストーブラージ

キャンプ道具
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せっかく買った道具だけど、いつの間にか使わなくなったものってありますよね。私はいっぱいあります。(笑)
そんな道具の中から、特に最近使っていないネイチャーストーブを「なぜ使わなくなったか」の視点で紹介していこうと思います。

なお、今回紹介するものに関しては
・製品の出来が悪いわけではない
・単純にチョイスや使い方が間違っている
・勉強不足、スキル不足

であることを前提で読み進めてください。決して製品の批判ではないのですm(_ _)m

この記事を書いた人
ヒスケ

中部・近畿地方を中心にキャンプツーリングを楽しんでます。
キャンプにハマって10年、累計120泊を超えました。
「本気で遊んで、誰かの役に立つ」をモットーに、情報発信していきます!



ユニフレームのネイチャーストーブ ラージ

今回取り上げるのは、ユニフレームのネイチャーストーブ ラージ。
言わずと知れたメイドインジャパン製品で、その品質は確か。私はユニフレーム大好きです。

詳細な情報はメーカーサイトをご覧ください。

大人気商品なのかamazonの販売状況を見ると、このところ売り切れが続いているようです。 そんなアイテムを使わなくなっただなんて、もったいない・・・。

買った理由

私がこの道具を買ったのはキャンプを初めて間もないころ。
当時は「キャンプ=焚き火」のイメージがあったので、焚火台を探していました。

そこで目についたのが、バイクで持って行けるほどコンパクトに収納できるネイチャーストーブ。
「よくわからないけど煙突効果でめっちゃ燃えるらしいし、この形なら炭火でBBQも出来るじゃん!」
そんな感じでとりあえず買ってみることにしたのです。

焚き火には向いていない

そんなわけでネイチャーストーブで、キャンプの度に焚火をするヒスケ。あ~、キャンプっぽい!
しかし、なんだか思っていたのと違うんです。

「これ、使い方合ってんのか??」

徐々にそう思い始めました。その理由がこちら。

灰が詰まる

ネイチャーストーブは、底の部分が細かなメッシュになっています。
本来はここから空気を取り入れ、ガンガン燃えるはずなんですが・・・

たき火をしているうちに灰がメッシュに詰まり、どんどん燃えにくくなってくるんです。
やがて空気が足りなくなって、煙がモクモクしはじめます。すげーむせる。


これは仕様らしく、取っ手で本体を持ち上げて「トントン」と揺すって灰を落としてやる必要があります。
「面倒くさい・・・。めっちゃ熱くて火傷しそうだし・・・。」
そう思わずにはいられないのでした。

足が不安定すぎる

ちょっと面倒ですが、それが火を管理するってこと。
そう言い聞かせトントンしていると、気づかぬうちにストーブの足が内側に畳まれてしまい、
そのままストーブをひっくり返してしまいました。

ネイチャーストーブの足は折り畳み式。
ストーブを組んだ状態では足が畳めないように固定されていますが、トントンしているうちに外れたようです。

「マジか!火を扱う道具でこの作りはどうなのよ・・・」
幸い火傷や地面を燃やす事態にはなりませんでしたが、さすがに焦りましたね。

地面へのダメージがすごい

芝などの「直火禁止」のキャンプ場が多いところでも焚火が出来るように、と買ったネイチャーストーブ。
確かに直火ではないのですが、地面へのダメージがかなりあることに気づきました。

前述のように灰は落ちるし、まだ灰になっていない小さな火の粉もメッシュから抜け落ちます。
そのため、金属製の受け皿を敷いて火の粉や灰対策が必要でした。

「これで地面焦がす心配はないな!」
と焚火を楽しんで、片付けようとストーブを持ち上げたら受け皿の下が真っ黒に焦げているではないですか。

そう。ネイチャーストーブは底が低いので、熱で地面を焦がしてしまうのです。

実は、その時に初めて経験しました。燃えていなくても熱で芝が焦げるということを・・・。

これは焚火台ではなかった

つまり、これは焚火をするための道具ではなかったのです。

求めていた「焚き火台」ではなく、「ネイチャーストーブ」というジャンルの違うもの。
木を燃やすという意味では同じですが、使い方は違います。

それが、初心者だった私には分からなかったのです・・・。

炭火焼きにも向いていない

「じゃあ、BBQグリルとしてなら使えるでしょ!」
ってことで、ネイチャーストーブはBBQ台として第二の人生を歩んでいくことになりました。

しかしこれも失敗でした。
あくまでストーブなんですよね。それにまだ気付いていなかった。

炭が遠い

煙突効果を発揮するため高さのあるネイチャーストーブ。
炭と食材との距離が離れすぎてて、どうにも火力が足りません。炭が遠いんです。

そのため大きな炭が必要だったり、大量の炭が必要でした。
火起こしも大変だし、ソロキャンプには多すぎる。食べ終わった後もゴーゴー燃えてました。


「これ・・・絶対使い方間違えてるわ」

ここでようやく、道具のチョイスが間違っていたことに気が付きました。

まとめ

いかがだったでしょうか?
キャンプ初心者にありがちな、道具の選び方を間違えてしまった話。

ネイチャーストーブは焚火台でもなく、BBQグリルでもない。
出来なくはないけど、私が求めていたものとは違いました。


キャンプ初心者に限らず、リサーチ不足や勘違いで道具選びを間違えてしまうことはよくある話。
私はキャンプ歴7年目になった今でも、たまにやらかします(笑)。

ネイチャーストーブは、小枝や松ぼっくりを燃やすストーブ。
焚き火台とは違う火を扱う楽しさがある素敵な道具だと思います。

ブームが来てるのか、今ではノーマルもラージも品薄みたいですね。
ご検討中の方は、私の失敗談も参考にしつつ道具選びをして頂きたいと思います!

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