それではAmazonで購入したエアマットを使った感想をお伝えします。
購入経緯は↓こちら。
これぞエアマット!超コンパクト
収納状態はこんな感じです。
やはり小さいですね!WAQのマットと比べてみても、収納サイズは歴然の差。
せっかくなので我が家の子犬(5か月)とも比較してみてください(笑)
サイズを測ってみると、長さが30cm、幅が12cmほどでした。
もっと小さくなるエアマットもありますが、コットのことを考えれば大幅なサイズダウンです。
これならバイクでも簡単に持って行けるでしょう!
展開した図
広げるとこんな感じです。
まだ空気を入れていないので、もちろんぺしゃんこ状態。
枕元と足元に空気取り入れ/排出口があります。
足元のほうにはスポンジのようなポンプが内蔵しており、ここを踏むことで空気が入る仕組みになっています。
逆止弁が付いているので、空気が逃げることなく入っていきますよ。
このポンプ内臓がミソですね。
私が使っていたモンベルのエアマットはポンプが付いていないので、口でフーフーして入れていました。
これがまた大変で・・・夏場はクラクラしてきます。
空気を入れる
それでは足元のポンプを踏んで、空気を入れて行きましょう。
取説では足で踏んで・・・とありますが、微妙な踏み加減で入ったり入らなかったりするので
手で直接ポンピングしてやったほうが効率が良いと感じました。
心臓マッサージをするような要領でシュコシュコします。
特に力は要りませんが、1度に入る量は僅かなので何回も押してやる必要があります。
しばらくして、ようやく完成しました。
ポンピングした回数を数えたら、ここまで140回かかりました。時間にして3分ほど。
~100回くらいまでは、膨らんでいる感じがしないので「これで合ってんのか?」と疑いたくなりましたが
100回を超えたあたりから急に膨らんできました。
このエアーマットは枕も付いているので、前半はそちらに空気が行くみたいです。
ただ、足で踏むか手でシュコるだけなので、口で吹き込むよりも圧倒的に楽です!
特に難しい組立やコツもないので、ボーっと景色みながらポンプを踏んでればOK。
バルブ(逆止弁)のおかげで、入れすぎて破裂するようなこともありません。安心設計!
(それ以上入れようとしても、弁から押し戻されてきます)
収納はもっと簡単
片付ける時は、枕元のバルブを開ければ一瞬で空気が抜けます。
あとは3つ折りにしてくるくると巻いていけば片付け完了!めちゃくちゃ楽でしたよ。
たった2行の説明で収まるエアマットの収納方法。写真すらありません(笑)
枕がめっちゃありがたい
この枕部分が、非常にいい仕事をしてくれます。
結構な高さになるので、エアマットがあれば枕を別途用意したりスタッフバッグで代用する必要もありません。
私は枕が高くないとうまく寝付けないタイプなのですが、そんな人でも十分な高さでした。
逆に、枕は無いほうが良いという人には向いてないでしょう。
(枕とマットを分けて膨らませることは出来ません)
頭を置く部分が凹んでいるのでズレていくこともないし、これは本当にいい機能ですね。
人が快適な睡眠をするためには、やはりマットは超重要。
↓の記事も合わせてご覧ください。
展開サイズは、結構デカい!
このマット、展開すると結構デカいです。
182x57cmのWAQのマットと並べても、一回り大きいぐらい。
大柄な人でものんびりと横になれますね。私は小柄なんで、軽く大の字になれます(笑)
パンダテントのインナーに入れると、かなりキツキツになるぐらいデカイです。
デカすぎて位置調整があまりできないので、インナーはピンと張らないと足元や枕元が触れてしまいそうでした。
マット2重使いが◎
さて、気になる寝心地ですが、試しに自宅のフローリングで寝転がってみたところ
仰向けで寝ているときはちゃんとクッション性が保たれますが、横向きになったり寝返りを打つ瞬間は
身体が地面に触れてしまう感覚がありました。
この辺りはモンベルのエアマットでも同様で、よほどパンパンに空気を入れない限りは「そういうもの」だと思います。
エアマットの厚みは6cmありますが、一点に荷重が乗るとさすがに凹みます。
ちなみに耐荷重は300kgだそうで、どんな巨人でも大丈夫でしょう。
なので、私はWAQのマットと2重使いで使うことにしました。
これなら寝返りを打っても地面に付く感覚もないし、マットの破損防止にも一役買ってくれます。
野営地の地面は必ずしも平らではないので、この2重マットであればほぼ地面を気にすることなく寝られそうです。
↑実際に2重マットで寝たときの地面。
石がゴツゴツしていたり凹凸が激しい地形でしたが、問題なく寝ることが出来ました。
マット2枚持って行く価値は?
「せっかくコンパクトなエアマットなのに、もう一つマット持って行くのは邪魔では?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
サーマレストやWAQなどのクローズドセルマットは、就寝時以外には座布団として使えます。
イスに座るよりも地べたに座ってしまった方が楽なこともあります。
凸凹地面にエアマットを敷くのは勇気がいるので、ここはクローズドセルマットに任せましょう!
まとめ:エアマットはアリ!
ということで数年ぶりにエアマットを使ってみた感想としては
「普通にアリじゃん!」
と感じました。
コンパクト収納、ポンプ内臓で労せず組立、安定の寝心地。
これ一つで他のマットが要らない・・・とはなりませんが、コット持って行くのを躊躇するときはコレでしょ!
※ 平らな芝生など、地面のコンディションが良ければ単体でも十分使えます。
エアマットはずっと高額商品だと思っていましたが、今ではこんな機能的なものが4,000円以下で買えるようになったんですね。
造りも悪くないので、私のように乾燥不足で穴を空けてしまうような事態にならなければ、結構長い事使っていけると思いますよ。
結論、このマットはお勧めできると思います!
唯一懸念するポイントとしては、贅沢すぎる悩みですがサイズが大きいので小さいソロテントだと
室内に収まりきらない可能性があること。寸法やサイズ感はちょっと注意した方がよさそうです。
私の場合パンダというワンポールテントなので、端っこは狭くて使いづらいのが顕著でしたが
ドーム型テントであればかなりマシだと思うので、そこまで気にしなくても良いとは思いますが・・・。
楽天でも同じ商品がありますが、Amazonのが安いのでおすすめ。
色もいくつかあります。私はWAQのマットと合わせてオレンジにしました。
ボタンで連結も出来るので、デュオやファミリーキャンプでも流用して使えるのがいいですね。
特に家族分のエアマットを膨らませるとなると大変なので、ポンプ内臓のメリットは大きくなるかな。
小さいお子さんでも膨らませることが出来るので、パパさんも大助かりでしょ。
私はファミリーキャンプとは無縁ですが、人数分のマット揃えるとかなり嵩張るでしょうから
コンパクトなエアマットのが都合いいかもしれないですね。
ということで、ソロからファミリーまでお勧めできるエアマットのご紹介でした!
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