モンベルの便利アイテム、コンプレッションキャップを紹介します。
簡単に寝袋を小さく出来るので、荷物のコンパクト化に重宝しますよ!
この記事では、実際にシュラフを圧縮して比較をしたり、他の圧縮術と組み合わせてどうなるか、といった内容を書いております。
寝袋を小さくしたい方、コンプレッションキャップの効果が気になる方はぜひ参考にどうぞ。
基本情報、概要
モンベル コンプレッションキャップS
シュラフを圧縮することで収納サイズをコンパクトにするための便利アイテム。
内側に滑り止めがついており、圧縮時に寝袋をしっかりホールドできるようになっています。
適応バッグ径:Φ15~18
適応長さ:42㎝まで
価格:2,310円
サイズ:XS~Lの4サイズ展開
モンベルの公式ページはこちら↓
使い方・圧縮方法
それでは使い方を紹介します。
今回使うシュラフはモンベルのバロウバッグ#3、コンプレッションキャップのサイズはSです。
というか、ほぼ説明不要なほど簡単です。
ベルト4本を緩め、中にシュラフを収納袋ごと突っ込みまして・・・。
Φ17x42cm Φ20x26cm
あとはベルトをバランスよく締めていくだけ。
上から体重をかけるように締めていけば、力も要りません。
ものの10秒ほどで圧縮できました。簡単すぎる!
サイズの変化ですが、圧縮前Φ17×32㎝→圧縮後Φ20×26㎝になりました。
全長が8㎝縮みましたね。立派立派!圧縮ベルトが最短になるぐらいまで圧縮出来ました。
※ 太くなっとるやないかい!と言いたくなりますが、圧縮によってちょっとはみ出たお肉の分までキッチリ測っているためです。
数値上は大きくなっていますが、体感的にはほとんど太さは変わらないです。
パニアケース内で比較
シュラフ単体では変化のイメージがしにくいので、パニアケースに入れて変化をみてみましょう。
GIVIのE22(容量22L)に入れてみました。
(左)未圧縮状態でちょうどすっぽりと収まる長さだったのが・・・
(右)圧縮すると、こう!3分の1ほどスペースが生まれました。
(左)縦向きだと、そのままでは収まりませんが・・・
(右)圧縮すれば、余裕を持って収まります!
シュラフを小さくすることで、ケース内の余裕が生まれました。
嵩張るシュラフが圧縮できれば、荷物のコンパクト化にめちゃくちゃ効果的ですね。
衣類圧縮袋と組み合わせる
圧縮前後を見ても分かるように、コンプレッションキャップはシュラフを前後方向へ縮めるのが得意な道具です。
ならば、寝袋を細長く圧縮するのが得意な衣類圧縮袋と組み合わせて使えば、もっと小さくなるのでは?
ということで実験してみました。
衣類圧縮袋でシュラフを圧縮する方法は、以下の記事で紹介しています。
(左)衣類圧縮袋で細長くなったシュラフを、コンプレッションキャップへ突っ込みます。
(右)そこからググっと圧縮!圧縮!
頑張ってこのくらいに縮みました。
サイズの変化はというと
未圧縮Φ17×32㎝→衣類圧縮袋Φ16×35㎝→衣類圧縮袋+コンプレッションキャップΦ18x28cm
となりました。思ったほどの効果はないみたい。
うーん、衣類圧縮袋が逆に圧縮の邪魔になっている気もしますね。
未圧縮(収納袋単体での圧縮) | Φ17x32cm |
コンプレッションキャップ | Φ20x26㎝ |
衣類圧縮袋 | Φ16x35cm |
キャップ+圧縮袋 | Φ18×28㎝ |
圧縮方法によるサイズの変化をまとめてみました。
細くしたいなら衣類圧縮袋、短くしたいならコンプレッションキャップが優れていますね。
そして、これらを組み合わせても相乗効果は薄い、との結果になりました。
パッキングの仕方によって、どの圧縮方法がベストかが決まってくるワケですな。
ちなみに私は
・フィールドシートバッグ(横入れ)の場合:衣類圧縮袋で細長くする
・パニアケースやホムセン箱の場合:コンプレッションキャップで短くする
といった使い分けをしています。
サイズの選び方
コンプレッションキャップは、XS~Lまでの4つのサイズがあります。
それぞれ適応サイズがあるので、あなたがお使いのシュラフのサイズによって選びましょう。
今回実験したバロウバッグ#3なら本来はMサイズが適応ですね。
私はモンベルスタッフの方に店舗で実際に試してもらい、圧縮できるかどうか確認して頂きました。
スタッフさん曰く「#3でSはギリギリだが、行けなくはない」とのこと。
Mサイズを使えば、肉がはみ出ることなく圧縮が出来ると思いますが、ギリ行けるならってことでSを購入。
本来は不適合です → ギリギリ行けなくもない → 行ける! の希望的観測w
心配な方は、素直に適合票に従って購入しましょうw
まとめ
とうことで、モンベルのコンプレッションキャップの紹介でした。
嵩張りやすい化繊シュラフですが、これを使えば簡単に小さく圧縮出来ます。
時間も手間もほとんどかからないので、荷物をコンパクトにしたい人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
2,000円台とちょっぴりお値段はしますが、お高いダウンシュラフに買い換えるよりはよっぽど安く済みますね。
シーズンによっていろんなシュラフを使い分ける人もいると思いますが、バイクキャンプで持ち出すようなシュラフは大体同じサイズなので使いまわせて無駄がありません。
シュラフのコンパクト化の威力は絶大!ぜひお試しあれ。
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