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【厚み7.5㎝で1万円】シートゥサミットのキャンププラスS.Iマットは寝心地とコスパ抜群!

2.マット、シュラフ

キャンプ用のマットを多くラインナップしていることで有名なシートゥサミット。
今回はその中から、インフレータブルタイプであるキャンププラスS.Iマットを購入いたしました。

選んだ理由や使い心地、ここを直してほしい!というポイントまで、私なりにまとめてみました。
ぜひ購入の参考にしてみてください!
公式サイト→シートゥサミット  商品ページ→キャンププラスS.Iマット

この記事を書いた人
ヒスケ

関西・東海地方を中心にCB400SBでキャンプツーリングを楽しんでます。
キャンプにハマって10年目、ついに累計100泊を超えました。
超雨男ですが、楽しいアウトドアライフを探求しています!

厚み7.5㎝、R値4.3 寝心地と断熱性が決め手

今回購入したマットを選ぶにあたり、条件は以下の通り。
・冬でも使える、R値の高いモデル
・寝心地を重視し、厚みがあること

・信頼性のあるメーカーであること

冬用マットとして、断熱性能と収納性が極めて良いサーマレストのネオエアーXサーモが欲しかったのですが、流石に3万超えは高すぎる・・・。
そこまで荷物制限があるわけでもなく、厳寒条件でキャンプするわけでもありません。
サーマレストの製品は物もいいし憧れるけど、ちょっと高いんだよなぁ・・・。

そこで、多くのキャンパーに選ばれているシートゥサミット製品の中から、Xサーモに近そうなモデルを選んでみました。
R値がそこそこ高くて、エアーマット並みに厚みがあるもの・・・ということでキャンププラスS.Iマットに決定。
お値段も1万円前後と高すぎず、レビュー評価も良かったのでAmazonでポチっと買いました。

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シートゥサミットの製品は使ったことがなかったので、気になっていたんですよね〜。
果たしてどれほどのものなのか、試させていただきましょう。

展開がめっちゃ楽!バルブを開けるだけ

空気を入れることで膨らむエアーマットの中でも、こちらのマットは内臓のスポンジで半自動的に膨らむインフレータブルタイプ。

今までこの手の物を使ったことが無かったんですが、実際に使ってみたらめちゃくちゃ楽で驚きました。
膨らむのが速いとかではなく、そもそも何もしなくても勝手に膨らむんですよ。これ最高。
バルブのフタを開けたら後は放置で、数分後には勝手に8割位膨らんでます。


エアーマットでも収納袋がポンプになったり、足踏みのポンプになっていたり、小さい電動ポンプで楽にふくらませる工夫が色々ありますが・・・
「何もしない」というのが、一番ラクでした。なんで今まで気づかなかったんだろう。


今まで、「インフレータブルは、後から口で空気を足さないとダメ」という偏見がありました。
でも、このマットは全くそんな事ありません。勝手に膨らんだ時が1番丁度よい硬さになります。楽だわ〜。
ポイント! 購入後の一発目は、中のスポンジが膨らむまで時間がかかります。予め自宅で放置して置くと良いでしょう。

保管時も膨らませておく事を推奨

インフレータブルマットはその特性上、使わないときでも膨らませておくのが良いそうです。
理由→中のスポンジが長期間潰れたままだと、癖がついて膨らみにくくなるため

これ、理屈は分かるけど正直面倒だよなぁ・・・とは思いますね。場所も取るし。
絶対そうしなきゃいけないわけではないですが、購入前に知っておいたほうが良いポイントですね。

うっかり忘れていた場合、キャンプ出発前に一度膨らませておくと良いでしょう。

寝心地、最高です。

さて気になる寝心地ですが、控えめに言って最高です。文句のつけようがありません。
寝心地を重視した厚みがあるモデル(7.5㎝)を選んだだけに、ここは間違いなく高評価です。

コットで感じた「しなる平面感」でもなく、エアマットのような「張り感の強い凹凸」でもなく・・・
凹むところは凹んで、支えるところは支える。自宅のベッドで使用している高反発マットのようなイメージ。これがインフレータブルマットの特徴ですね。

インフレータブルではないエアーマットの場合、姿勢によって「体が地面に着く」ことがありますが、このマットではそれがありません。
硬さと柔らかさのバランスが良い証拠だと感じます。

↑の2枚の写真をご覧ください。
寝心地チェックのつもりが、ワンコとともに夕方までがっつりお昼寝してしまいました。
いかに気持ちよくお昼寝できていたか、をこれで察していただければと思います。w

芝生の地面とはいえ、マット一枚でこれほど寝心地が良いと、助かりますね〜。
もちろん、空気の量でお好みの硬さに調整できますよ。

※ 断熱性は、温かい日に使用したため詳しくは分かりませんでした・・・。少なくとも春秋は快適に使えます

枕のズレ防止機構は活用したい

就寝中、枕の位置がずれて睡眠の邪魔になった経験がある方、いません?
このマット、枕の位置を固定できる「ピローロックシステム」というものが採用されております。

同じシートゥサミットのピロー(枕)に限りますが、これは間違いなく使える画期的な仕組みですね。
まだ私は枕を持ってないのですが、購入したらぜひ活用したいと思っています。続報を待て!

画期的なバルブ機構!2方向逆止弁でストレスフリー

エアーマットを片付けるときの1番の悩みが、なかなか空気抜けない問題
シートゥサミットのマットには、これを解決する画期的なバルブが付いています。

バルブ(逆止弁)の向きを反転することで、吸気/排気と使い分けられる構造になっています。
空気を入れたいときは入った空気が逃げず、抜きたいときは入ってこない。めっちゃ賢い。


お片付けをしたいときは、まずフタを開放してプシューっと大体の空気を抜けたところで、デフレート(排気)にバルブをセット。
あとはマットを足元側から巻いていけば、空気が一歩通行で抜けていきます。

エアーマットを仕舞う時にありがちな「空気が入ってこないように抑え続ける」必要がありません。
ビューティフォー!エアーマットの弱点をあっさりとクリアしやがったぜ。

収納寸法が中途半端でダメ

収納に関して、このマットの良くない点はその収納寸法。
Φ20.4×26㎝という形はまるで塊。とてもパッキングに困るおデブちゃんなんですよね。

車でのキャンプならさほど問題になりませんが、バイクやバックパックでのパッキングには収納場所に悩みます。
この中途半端な塊、どこに仕舞おうか・・・?


でもこれ、結構簡単に解決できそうな気がします。
収納時に取説通り2つ折りせず、そのまま巻けば写真(右)のように細長くなるので、かなり収納しやすくなります。
単純に横幅は2倍、太さは半分。銀マットをそのまま巻いたくらいのサイズ感ですかね。

手間も減って一石二鳥。あとはこれに合う収納袋があれば完璧じゃないでしょうか。
なんでこれを正規の状態にしなかったのか・・・。

まとめ:おすすめはレクタンギュラー

ということで、シートゥサミットのキャンププラスS.Iマットを使ってみた感想をまとめると
・寝心地は抜群に良い
・展開/収納の作業性が良く、ストレスがない
・収納サイズにやや弱点ありだが、改善も容易

といった印象でした。

もっと安くて寝心地もそこそこ良いエアーマットもありますが、シートゥサミットの最大の利点は展開・収納しやすいバルブ機構であることじゃないでしょうか。
この機構がついていないエアーマットは、正直もう使いたくないな・・・と思うほど便利でした。

私はコンパクトになるレギュラーサイズを買いましたが、荷物量がさほど厳しくないオートキャンプならばレクタンギュラーワイドをおすすめします。
横幅にゆとりがあるので寝返りも打ちやすく、体の一部だけ落ちるといったことも起きにくくなります。
車中泊にもめっちゃ使えそう。

ということで、以上!
シートゥサミットのキャンププラスS.Iマットのレビューでした。
お試しで買ったつもりがかなり気に入ったので、今後は耐久性テストも兼ねて優先的に使っていこうと思います。

マット選びは種類も多く比較が大変なので、選び方とおすすめのマットをまとめた記事もございます。
よければそちらもご覧くださいね。

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