私、ついにダウンシュラフを買いました。
嬉しさのあまり速報版ブログの更新となりますw
購入したのはモンベルのダウンハガー800#1 WOMEN’s。
果たしてその使い心地とは。まずはガレージでの使用レポートをお伝えします。ダウンは良いぞ!!
購入経緯。#3で冬キャンプは死ぬほど寒い
私がいつもキャンプツーリングで使っているのはモンベルの#3化繊シュラフ。
コンフォート温度6度の3シーズンシュラフです。

いままでこのシュラフでなんとか寝ていたわけですが、最低気温がマイナスになるとどうやっても寒くて寝れないんです。
暖冬だった去年でこれだったので、今年は一体どうなってしまうのか・・・
「路面凍結や積雪が無い限りは、出来るだけバイクでキャンプしたい!」
との思いから、ついに暖かくてコンパクトになるダウンシュラフの購入に踏み切ったのです。
寝袋はモンベルが選びやすい
じゃあどこのダウンシュラフを買おうか。
寝袋御三家にはモンベル、ナンガ、イスカとありますが、ラインナップの多さや店舗でのアドバイスの受けやすさなどから、モンベルで購入することにしました。
「#3でこのくらい寒い」という絶対的な基準があるので、同じモンベルなら自分にあった寝袋が選べるはず!
ということでモンベルへ向かいました。
私が欲しい寝袋の条件は以下。
・快適温度0~-5度程度
・収納サイズは現状の#3化繊と同程度まで
・予算は4万円
これに合う寝袋はダウンハガー650の#1。見つけたら即買うつもりでお店へ向かいました。
が、2件回っても売り切れでありません。オンラインストアも完売。
スタッフさん曰く「今年の分は全て完売で、取り寄せも不可能」とのこと。
当然と言えば当然ですが、季節ものですので寒くなるころに多くの方が買い求めているわけです。
比較的買いやすいダウンハガー650は売れ筋なのでしょうか。
無ければ仕方ない、ってことで少し予算を引き上げて、その分満足のいくものを買う方向へ切り替えました。
何人かのモンベルスタッフの方と相談したうえで購入したのが、ダウンハガー800の#1WOMEN’sになります。

お値段税込みで47,000円。寝袋ひとつでこの金額・・・未知の領域です。
今まで買ったどのキャンプ道具よりも高いよ。。。流石に買うの緊張しました(笑)
ほぼ外気温のガレージでテスト

ということで我が家にやってきたダウンシュラフ。
細かい説明や解説はあとにして、とにかく潜ってみました。
人生初のダウンシュラフです・・・!!

テスト場所は我が家のガレージ。テント広げてマット敷いてテストです。
気温は7℃くらいだったかな。
ひとまず感じたことは・・・
・めっちゃ暖かい
・めっちゃ軽い
・包まれ感がすごい
の3つ。
今までの寝袋と違い過ぎて、うまく言葉に出来ていませんがその興奮含めてレポってみました。
めっちゃ暖かい
コンフォート-3℃なので当然でしょうが、めっちゃ暖かく感じます。
ただその感じ方が、既に持っている化繊のごつい冬シュラフとはまるで違うんです。
まず、寝袋に入った瞬間の「ヒヤッ」がめっちゃ少ない。
寝袋に入った瞬間から、なんなら袋から出している瞬間からすでに暖かいんです。何だこれ。
そして寝袋に潜ると、ぐんぐん寝袋が暖まっていくのが肌で感じられます。
ちょっと中でモゾモゾ動いて姿勢を変えてるだけで、さらに暖まっていきます。
(半袖ハーフパンツで潜ったので、より顕著に感じました)
体温と寝袋の温度がほぼ同じぐらい(体感)になると、もうとんでもない快適な暖かさ。
この感じ方は、今までにないくらい不思議で気持ちいい暖かさでしたね。
人間、体温と同じ温度で温められるのが一番快適なのかも。ぬるま湯につかってる感覚です。
ダウンシュラフは体温からの熱で保温して真価を発揮するとは聞いていましたが、まさかここまでとは。
めっちゃ軽い
袋から出してる段階ではヘナヘナでスカスカに軽かったので、「大丈夫かこんなので・・・」と不安に思っていましたが、寝袋に潜ると印象は大逆転。
めっちゃフワフワで、すんげー寝心地が良いんです。これ本当にびっくりした。

比較に#3化繊シュラフやマイナス対応の化繊シュラフも同時に潜ってみましたが、その感覚は全くないですね。
化繊シュラフは掛布団のような重さを感じますが、ダウンシュラフは体とシュラフに一体感が生まれたような軽さ。
こんな寝心地、いままでで初めてだわ・・・。
包まれ感がすごい
そして最後に感じたのが、この包まれ感。
私は小柄なので女性向けモデル「WOMEN’s」を選んだのですが、これが大正解。
ジャストフィットで頭から足の先までぴったり包んでくれる、シンデレラフィット感が半端ない。
じゃあ寝袋が小さくて窮屈なのかというと全くそんなことはありません。
伸びが良く、寝返りや姿勢を変えても柔軟に対応してくれるスーパースパイラルストレッチ機構が、本当にいい仕事してくれています。
仰向けでも姿勢が変わっても、常に体にフィットして温めてくれるんです。
身体とシュラフに間が空き過ぎると、そこから冷えてくる(いわゆる隙間風)のですが、このシュラフはそれがめちゃくちゃ少ないんです。
ネックバッフル(いわゆるマフラー)の仕事も完璧で、姿勢が変わっても肩口から隙間風が入ってきません。

#3はこれが付いていないので、寒い→モゾモゾする→隙間風入るの悪循環。
寒いのに体を丸めたり動いたりすることが出来ないのは、かなりの苦痛でした。
凄すぎるぜダウンシュラフ。
まとめ
ということで、速報版ダウンハガー800の使用レポートでした。
あくまでガレージでの使用ですので、実際に野外で使ってみてどう感じるかはこれから確認していきたいと思いますが、
同じ環境で3シーズン化繊シュラフ、冬用化繊シュラフと比べてみてもその違いは歴然。
高いには高いだけの性能がある!
と声高らかに皆様にお伝えできるだけのことはあると、肌で感じました。
ブランドだけでなく、しっかりとした性能こそが美しい「機能美」であるモンベル。
確かにお値段は張るけど、これは買ってよかった、軽い革命が起きた衝撃の買い物だと思っております。
次のキャンプで、実戦デビューしてのレポをお届けしたいと思います!
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