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シュラフカバーを透湿ジャケットで代用する。ゴアテックスは不要?

2.マット、シュラフ

寒い冬キャンプ。
シュラフの保温性アップや結露対策に、シュラフカバーを使う方もいると思います。

高価なシュラフカバーを買わずとも、ワークマンの透湿性の高いレインジャケットで代用できないか?
を試してみました。
シュラフカバーを買おうか悩んでいる方、バイクキャンプで荷物を増やしたくない方、ぜひ参考にどうぞ。

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防寒ジャケットはシュラフカバーに不向き

寒い時期になると、私はよく防寒着をシュラフに被せてシュラフカバー代わりにしていました。

「シュラフとの間に空気の層が出来て暖かくなるのでは?」
「テントが結露しても、シュラフをカバーできて安心!」


そう思い、ワークマンのイージスをシュラフカバー代わりに使っていました。
ジャケットをシュラフの足元に突っ込む感じ。特に冷えやすい足元はこれで暖かくなるはず!

ところがこの方法、あまり効果がないどころか逆効果だったんです。

たしかにシュラフが外からの結露で濡れることは防げますし、ちょっと保温性も上がった感じはありました。
問題は、朝起きたらシュラフが蒸れてしっとりしてて逆に冷たいんです。ダメじゃん。


それもそのはず。
私が使っていたジャケットは防風・防寒機能しかないため、結露した蒸れの逃げ口がありません。

シュラフの中でカイロや湯たんぽを使っていたので、余計に結露しやすくなっていたのだと思います。
うーん、これではまるでシュラフカバーとしての役割を果たしていません。やらないほうがマシ。

ゴアテックスや高機能シュラフカバーは高い!

専用のシュラフカバーを見ると、大体どの製品も「透湿度」が高い素材で出来ています。
ゴアテックスなんかが有名ですね。

この高い透湿度が蒸れを逃がし、暖かさと快適さを両立しているんですね。

「じゃあゴアテックスのシュラフカバー買いますか!」
なんて思って、値段見たらこれがめっちゃ高い!

イスカのゴアテックスシュラフカバーでも2万円
モンベルの透湿独自素材ブリーズドライテックのカバーでも1万~1.5万


これは・・・買えないわ。
それならあと数万出して冬用のダウンシュラフ買った方が賢いかもしれない。
(あと数万て・・・+2~3万円は必要ですがw)


ゴアテックスにしても独自の透湿素材にしても、高機能は高価格なんですよね。
私が使ってるシュラフは化学繊維の3シーズンシュラフが1.5万なので、それに1.5万のシュラフカバー掛け合わせるなんてバランス悪すぎます。

なんとかならないものか・・・?

透湿度の高いジャケットで代用する

そこで私が目を付けたのが、透湿機能付きジャケット。
ワークマンで売られている、↓のレインジャケットを買ってみました。


レインスーツ ストレッチパーフェクト R-600。
耐水圧10,000mm、透湿度8,000g/24hでお値段4,900円なり。もちろん上下セットです。

これが、ゴアテックスの代わりにならないか、試してみることにしたのです。
元々、ワンコの雨の日お散歩用にレインウェアが欲しかったので、ダメでも無駄になりません。


さっそく、夜のお散歩で着用してみました。

雨は降っていませんでしたので耐水性は分かりませんでしたが、よく伸びるのですごく動きやすい!
ランニングしながらのお散歩なので軽く汗ばみましたが、従来のカッパのような全く蒸れる感じがありません。めちゃくちゃ快適です。


これはすごい!これが透湿のパワーですか。
風も通さないので防寒着(アウター)としても使えるし、雨・風・蒸れに対応できてこの値段なら普通に買いですね。

冬だけじゃなく、夏の日のカッパって雨で濡れてないのに中は蒸れて、結局ベトベトになりますからね。。
カッパにこそ透湿性は重要なんだと、使って初めて実感しました。

実際にシュラフカバーとして使ってみた

ということで、このレインスーツを前回の鳥羽キャンプツーリングの際にシュラフカバーとして使ってみました。上着をシュラフの足元に履かせています。
足元にはカイロを2つ入れて、とにかく足元を冷やさない様にしています。


結果は上々!
上半身は寒さを感じましたが、足元は全く寒さを感じません。カッパで保温性が上がっているようです。
その上、朝起きたときに蒸れた感じが全くなく、とてもドライな状態で目が覚めました。
いつもはカイロによる寝汗で足元がしっとりしていますので、透湿性はきっちり仕事してくれたんでしょう。

これ、フツーに使えるぞ。

ゴアテックスはオーバースペック?求められる透湿レベルとは?


ここで、

もしかして、ワークマンレベルの透湿度でもシュラフカバーとして事足りるのでは?

と考えました。
シュラフカバーに必要な透湿度はどのくらいなのでしょうか。


ちょっと調べてみたところ、シーン別の人間が出す水蒸気量は以下の通りだそうです。

シーン別 人間が出す水蒸気量
安静時 ・・・ 50g/h(24時間で1200g)
・軽い運動 ・・・ 500g/h(24時間で12,000g)
・激しい運動 ・・・ 1000g/h(24時間で24,000g)


シュラフカバーは寝る時に使うので、必要スペックは安静時の1200g/24hで計算して良いと仮定します。

で、ブランド別の透湿レベルは以下の通り。

ブランド別 透湿レベル
ワークマン レインジャケット  8,000g/24h
・ゴアテックスの一般的な数値   25,000~98,000g/24h
・モンベル ブリーズドライテック 15,000g/24h


こうみると、ワークマンの8000g/24hレベルでも十分に必要透湿レベルは満たしているように見えます。
仮に就寝時の透湿レベルが倍の2400g/24hだったとしても、まだまだ3倍以上余裕があります。


やはり就寝時にゴアテックスのシュラフカバーを買うのはオーバースペックとみて間違いなさそう。

それでも大手メーカーがゴアを採用するのは、絶対にシュラフを蒸らしたくないハードコンディションを想定しているから?
あるいは自社で透湿素材を開発できないから、やむを得ずゴアを採用しているか。どちらかでしょう。


モンベルの場合、シュラフカバーにはゴアはなく、自社のブリーズドライテックが採用されています。
そして活動量が多いトレッキングウェアにはゴアを採用しています。

このことから、モンベルは「シュラフカバーにゴアは不要」と考えていると思われます。
(ただの素人考えなので真実は不明です・・・)


結論としては、シュラフカバーは
・オートキャンプレベルならゴアはオーバースペック
・状況次第ではワークマンの8000g/24hレベルでも十分通用する

の2点が言えると思います。

バイク乗りは透湿レインウェアで兼用しよう!

そういえば、登山系キャンパーの人は、トレッキングジャケットをシュラフに掛けて寝ているのを見たことがあります。
あれは、透湿性の高いジャケットだからシュラフカバーとして代用していたわけですね。


ならば我らがバイク乗りも、バイク用レインスーツをシュラフカバーとして代用できる物を持っていれば、同じように兼用できるというワケだ!

走行用のカッパとシュラフカバーが兼用できれば、それだけ荷物も減らせます。
風も通さないので、そのまま防寒着としても使えばさらにお得。


ってことで、いくつか商品をピックアップしてみました。
ワークマンのレインスーツでもいいですが、走行風を浴びるバイクなので耐久性やバタつき防止がされた専用品がベストです。


私が推しのバイクアパレル、RSタイチのドライマスター レインスーツ。
耐水圧20,000mm、透湿度10,000g/24hで15,000円。ちょっと高いけど、デザインがかっこいいので普通にアウターとして使えそう。



皆大好きコミネマンのあなたにはRK-539 ブレスター。
耐水圧27,000mm、透湿度10,000g/24hで8,000円ほどと安め。ただし透湿性はジャケットのみ。
私のようにジャケットだけをシュラフカバーとして使うならこれでOK。



ワイドソースというブランドのバイク用レインウェア。ストレッチ素材はバイクに必須です。
耐水圧10,000mm、透湿度5,000g/24hで5,000円なので、これでも十分なスペックです。


いかがだったでしょうか?
シュラフカバーというと高いイメージがあるものを透湿ジャケットで代用する、という手段のご紹介でした。

バイクならではのレインウェア・防寒着・シュラフカバーと3役兼用させることで、高価なモノでも買っても良いよね、という自分を納得させる魔法の言葉も添えて、ぜひお試しになってみてくださいw

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