北海道ツーリング3日目の8/7(土)、いよいよ本格的なツーリングのスタートです。
3日目は苫小牧の旅館から北上し、富良野を経由して初山別まで走りました。
1、2日目の様子はこちら→北海道ツーリング2021 1、2日目 敦賀~苫小牧
佐竹旅館を出発。青い池へ
朝7時半、お世話になった佐竹旅館を出発します。天気は晴れ。かなり気温も高く、暑い一日になりそうです。
旅館の前に止まっている隼、敦賀へ向かう途中で見かけたやつかな?同じ旅館だったみたいですね。
さて今回の北海道ツーリングですが、旅程はほとんど決めていません。
天気や気分で停滞したり、エリアを変更するつもりでいたのでほぼノープラン。
とりあえずは最北端の宗谷岬を目指そうってことで、まずは北へ向かいました。
初めての北海道、1日でどれくらい走れるのかもよく分かりません。走行初日なので、いろいろと様子を見ながら走ることにします。
11時半ごろ、第一の目的地、美瑛町の「青い池」に到着。
ガイドブックで必ずと言っていいほど見かける有名観光スポットです。マジで青いぞ・・・!
うーん、青いですね。青すぎてちょっと不気味です。
周りの観光客は「バスクリンみたい」「めっちゃスースーしそう」とか言ってました。私もそう思いましたw
水の性質と太陽光で青く見えるとのこと。よくわかりませんが確かに珍しい景色ですね。
引きで見ると小さな池なんですが、しっかりと観光地化しています。
(左)暑かったのでソフトクリームを食べました。
青い池にちなんで青いソーダ味もありましたが、とくに美味しそうでもなかったので普通に北海道ミルクソフトでw
(右)近くの道の駅ではバスクリンのごとく、青い入浴剤が売ってます。
やっぱり考えることは大体みんな同じなんですねw
これぞ北海道!ジェットコースターの路
続いて「ジェットコースターの路」へ。青い池からすぐ近くにあります。
高低差のある丘に貫くまっすぐの道路。これぞ北海道というべき素晴らしい爽快な眺めです。
本当はもっとよいビュースポットがあったんですが、坂の頂点付近は見通しが悪く危険なので記念撮影はこちらで。
いや~、ようやく北海道らしさを体感した気がします。
青い池みたいなTHE観光地よりも、こういったビュースポットの方が自分に合ってると思いました。
コロナの観点から見ても、人の多い場所よりこういう所の方が良いですからね。
お腹が空いたので、近くの道の駅「びえい 丘のくら」へ。
ご当地グルメらしい、美瑛のカレーうどんを頂きました。まさかのつけ麺スタイル!
味はまぁまぁ普通だったかな?添えられている牛乳が美味しかったです。
お土産売り場でサイコロキャラメルを発見!
これってどうでしょうで使われていたやつなのかな?思わず買っちゃいましたw
今年の北海道は暑すぎる!?
北海道の夏といえば「本州の春秋並の気温」「メッシュジャケットで行くと寒い」なんて先輩方の話を聞いておりました。
そのため3シーズンジャケットを着てきたわけですが・・・。
今年の北海道は暑すぎる!!
道中、天気アプリで見た気温はなんと35℃!(このあと36℃まで上がりました)
本州と変わらない、というか本州よりも暑いぐらいの灼熱。ぶっ倒れそうですw
マジでバイク用品店へ行ってメッシュジャケット買おうかと思ったぐらい。
17日連続で真夏日(札幌)となったのは1924年以来だそうで、まさに異常気象。
札幌では五輪マラソンが行われていますが、北海道のニュースでは「東京よりも札幌のが暑いですねぇ(苦笑)」といったシーンが何度も見られました。
聞いていた話と違うぞ・・・。
そんな灼熱のツーリングで役立ったのが保温性の高い水筒。(モンベルのアルパインサーモボトル)
コンビニや自販機で買った冷たい水分を、冷たいまま持ち運べるので大変重宝しました。
夏のツーリングでは無くてはならない、必須ともいえる重要なアイテムです。
北海道はごみを捨てられない?
そんなわけで、1日何本もペットボトル飲料を買うわけですが・・・
困ったことに北海道はゴミ箱が設置されていないことが多く、その場で水筒へ移し替えても捨てる場所がありません。
コンビニや自販機・道の駅でも、本州感覚では大体缶やペットボトルのゴミ箱があるもんですが、それが無いんです。
美しい自然が自慢の北海道なので、ごみは捨てずに持ち帰ろうね、という意味合いだと思うのですが・・・。
バイクでの長旅ではこれが非常にネックになります。捨てられなきゃずっとごみを持ち運ばなければなりません。すげー邪魔。
事情は分からんでもないけど、せめて買った商品のごみはその店で捨てさせてもらいたい。
こんなこともあって、北海道キャンツーではごみが捨てられるキャンプ場を選ぶなど、ごみの処理方法を考えないといけません。
北海道に初めて訪れて感じた、本州との違いのひとつでした。
コロナ禍の洗礼、キャンプ場閉鎖。
さて、青い池・ジェットコースターの路ととりあえず定番スポットを巡ったので、今日のキャンプ場へ向かいます。
目星をつけていた苫前の「とままえ夕陽丘オートキャンプ場」へ16時ごろに到着。ところが・・・
閉鎖してるー!!!
なんということでしょう。まさかの今年度いっぱい閉鎖との張り紙。
理由はもちろんコロナです。
下調べしていなかった自分も悪いですが・・・コロナ禍で遠出するということは、当然こういうこともあり得ます。
言い訳じゃないけど、北海道キャンピングガイド2021ではここが閉鎖しているとの情報がなかったので油断してしまいました。
こんなこともありますが、北海道キャンピングガイドは本当にキャンプ旅に役立つので、マジでおすすめです。
北海道ツーリング計画にもあるように、北海道はキャンプ場天国。
ここがダメでも、近くに別のキャンプ場はたくさんあるんです。ほとんどが予約不要の飛び込み可。
すぐに近くのキャンプ場を調べて向かいます。
次に向かったのは無料で管理人不在の浜辺のキャンプ場。
ここなら・・・と考えてきましたが、利用者が誰もいません。
ただ人気が無いのか、こちらも閉鎖しているのか判断できず、ここは諦めてまた次の場所へ。
17時ごろ、初山別のみさき台公園キャンプ場へ到着。
良かった!ここはやってるみたいです。
でもチェックイン時間ギリギリだし、場所が空いてなかったらどうしよう・・・と不安がよぎります。
まぁソロテントだし、隙間や端っこに立てればいいか。ほぼ寝るだけなので、ロケーションはこの際気にしません。
無事に受付が完了し、キャンプ場の説明を受けます。
とりあえずこれで今日の寝床は確保できました。北海道でいきなり野宿なんてやりたくないですからね。
さてさて、サイトはどんなもんかな?
ちょっ、何ココ!めっちゃ眺めいいじゃないですか!
下調べせずに飛び込んできたので、どういうキャンプ場か知りませんでしたが、予想外に景観の良い所でした。
17時に来てもこんな場所が空いてるって、本州じゃあり得ないでしょ。すげーな北海道。
フリーサイトはこんな感じ。バイク乗り入れはできません。
駐車場側にファミリーが固まり、ライダーやソロキャンパーは奥に散らばる感じ。
夏休みなのにまだまだ場所は空いてるし、改めて北海道の懐の大きさを感じます。
なるほど、キャンプ場天国とはこういうことか!
セイコマのキャンプめし!
5キロほど離れたセイコマで今日の食料を買ってきました。パックご飯と牛カルビ肉で焼肉ごはんといたしましょう。
しかし、コンビニで1食分の味付けお肉が売ってるとか、マジでソロキャンパーのためのような品揃え。セイコマすげーな。
ちなみにセイコマ名物のガラナも飲んでみたけど、これは私の口には合わなかったかな・・・。
もっとコーラっぽいのかと思ったら、栄養ドリンクみたいな風味。うーん、次はないかなw
しかしまぁ、この眺めは突発で訪れるには勿体ないですね。もっと早くついて、のんびり眺めていたかった。
温泉も徒歩圏内にあるし、いいキャンプ場です。
ちなみに温泉から戻る頃には大雨で、びしょ濡れになりながらテントまで戻るハメになっちゃいました。
せっかく温まったのにね~。
波乱の幕開けとなった北海道ツーリング3日目はここまで。まだまだ波乱は続きます。
3日目のまとめ
走行距離:352㎞
費用:6,771円
宿泊:みさき台公園キャンプ場(500円)
4日目はこちら↓
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