バッグの底には長物を入れると安定する
大型のシートバッグの1番底には、ポールやテーブルなどの長物や平らな物を配置するのがおすすめです。
沢山の荷物を詰め込むと、シートに乗っていないバッグの端が重みで垂れてきます。(型崩れ)
これ非常にカッコ悪いし、積み荷が安定しません。
そこで、ポールなどの長い荷物・テーブルなどの平たいもので、型崩れを低減させてやろうというわけです。
食料が入る分の余裕は開けておく
いつでも買い出しできるように、荷物満載時でも食料を入れておくスペースは開けておきましょう。
テント設営後に食料を買いに行くのが定番ですが、その通りに行かない場合もあります。
キャンプ場とスーパーが離れている場合は、先に買い出ししてから行くことも十分あり得ます。
そういった場合に荷物が入らないからと、レジ袋ぶら下げて走るのは危険。
いつどこで良い食材に巡り合うかも分からないので、1食分くらいのスペースは開けておくのが吉!です。
寝袋は簡単に圧縮できる!
キャンプ道具の中でも、収納サイズが大きい部類である寝袋。
しかしその正体は、ただの中綿と空気の塊。なので簡単に圧縮して小さくすることができます。
縦方向に小さく出来るコンプレッションキャップや、縦にも横にも小さく出来る衣類圧縮袋などの方法がオススメです。
費用数百円〜数千円で荷物をコンパクト化できるので、高価なダウンシュラフを買う前に試してみよう!
使う順番を意識して荷物を入れる
荷造りをする時は、始めに使うものが上に来るようなパッキングを心がけましょう。
キャンプ場に到着して、さぁテントを取り出すぞとなった際、テントはシートバッグの一番下だったらめちゃ不便ですよね。
中の荷物を地面に置きたくないのに、まずはバッグの中身を全部出さないといけないなんて…。
そうだ、レジャーシートを敷けばいいじゃないか。
あ、レジャーシートもバッグの底だった…。とりあえずイスに座って落ち着こう。あ、イスも…
う〜ん、段取りが悪い!
こんな面倒くさいことにならないように、使う順番を考えて荷造りをすることがスマートなキャンプへの第一歩です。
これができると、撤収時も必然的に「使わない物から片付けられる」ようになるので一石二鳥!
私の場合、設営関係の道具(グラウンドシート、テント、ペグ)を真っ先に取り出せるように入れています。
使う場面が同じ道具で固めよう
荷物はできるだけ使う場面が同じもので固めて収納しましょう。
1つのことをするのにたくさんの荷物をひっくり返していては、テントも散らかるし道具の紛失リスクもあります。
キャンプ中は当然、夜は暗いし収納棚もありません。荷物を見失うと探すのが大変です。
調理道具や食料品はサイドバッグ、着替えや防寒着は大きなスタッフバッグにまとめる、などなど。
こちらも、キャンプ中の行動や使うときのことを考えると良いですね。
少しの隙間でも有効活用!スタッキングで荷物圧縮
できるだけ荷物をコンパクトにするため、道具の隙間に別の道具を詰め込む「スタッキング」術を磨きましょう。
↑ではマグカップの内側に、お箸やスプーン、ナイフなどのカトラリー類を巾着袋に入れて収納しています。
こちらはクッカーの中にシングルバーナーや、掃除用のスポンジ、ヘラなどを入れ込んでいます。
どちらの例も空洞を無駄なく埋めること、そして使う場面が同じであることがポイントです。
例えばクッカーの中にタオルが入っていても、調理中にタオルは使わないから片付ける無駄が発生します。
重い荷物は真ん中に!均等に!
荷物のバランスには十分配慮しましょう。
バイクはバランスを取りながら走る乗り物です。左右、前後に偏っているとすごく走りづらいです。
テントなど特に重いものはリアシートの真ん中に。
サイドバッグなどを使う場合は、左右均等が理想ですが、難しければ左側に重いものが来るようにする方が良いです。
右が重いと、サイドスタンド駐車時に反対側に倒れるリスクがあります。
信号待ちなどの際は左足を着くのが基本なので、左が重いほうが自然と支えられるはずです。
前後のバランスですが、後ろに偏りすぎるとハンドリングに影響が出ます。
かと言って前に荷物を積むことも出来ないので、後ろに寄り過ぎないように気をつけるしかありません。
後ろが重すぎると、走行時にハンドルがブルブル震えたり、カーブが曲がりにくく感じることがあります。
レインウェア、防寒着はすぐ取り出せる位置に!
カッパなどのレインウェアや、中に着る防寒着などはすぐ出せる位置に仕舞いましょう。
荷物の少ない日帰りツーリングでも同様ですが、キャンプツーリングはどうしても積載箇所に制限があるので「仕方なくカッパはバッグの底に…」なんてことが起きかねません。
突然の雨、バッグの中身を掘り返しながら(濡れた地面に物を置きながら!?)カッパを出すなんて…。
寒いけど、防寒着を引っ張り出すのが面倒で耐え忍び、持ってきたのに結局使わなかったなんて…。
こんなのはまさに愚の骨頂。
ちょっとした工夫で無駄な努力せずに済むので、これらはすぐ出せるようにしましょ。
シートバッグの前ズレは大敵!ゴムマットで対策しよう
ブレーキをかけると、後ろに置いたシートバッグに追突される…。
これ、結構キャンプツーリングではあるあるです。
大きく重いシートバッグは、しっかり固定しても慣性でズレやすいんです。
「まぁ落ちることはないから、そのままでいいか〜」なんて放置してると、ライポジを阻害されてめっちゃ腰が痛くなったり。
休憩のたびに位置を直しても、次のブレーキでまたズレて…
ウザすぎてイラつくぜ!!
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