「炊飯って難しいし、時間かかるよなぁ」
「手間もかかるし、片付け面倒だし・・・」
とお悩みではありませんか?
白米を食べる方法は、たくさんあります!
ということで今回は、キャンプで役に立つ白米を食べる方法を5パターンご紹介します。
時間をかけたくない、片付けを楽にしたい、絶対失敗したくない・・・いろんな事情に合わせてセレクトしてみてくださいね。
【その1】炊飯(生米を炊く)…難易度:5


最も一般的な食べ方は、生米を炊いて作る「炊飯」ですよね。
家庭では炊飯器が勝手にやってくれますが、キャンプでは水加減、火加減、炊く時間などが全て手動なので難易度高め。
「ご飯を炊くというアクティビティも含めてキャンプ!」
というポジティブな人は良いですが、「面倒くさい、失敗したくない」って人は正直おすすめしません。
キャンプ=炊飯しなきゃダメみたいなことはないので、向いてないと思ったら別の手段を選びましょう!
キャンプでのご飯の炊き方(1人分)
私がいつもやっている、一人分(一食分)の炊飯方法です。
1.一食分のお米(0.5合〜0.7合くらい)を研ぐ
2.お米がしっかり浸かるくらいの水を入れ、30分以上浸す
3.炊き方は、強火で吹きこぼれるまで(約3分〜5分)→15分弱火→10分蒸らし
このときのポイントは3つ。
・水の量は結構適当でも大丈夫。大事なのはしっかり水に浸すこと!
・最初は思い切って強火で炊いたほうが美味しい。水があるうちは焦げません。
・炊いた直後はちょっと水分多いかな?くらいでちょうどよい。蒸らしでちょうどよくなります。
メスティンを使った炊飯の様子が↓の記事にありますので、こちらも参考にどうぞ。


炊飯って、少量(1食用に0.5〜1合)で炊くほうが難しい!すぐ焦げ付くから…
クッキングシート炊飯で食器洗い不要に!
ひとつ補足情報。
炊飯をしていて一番大変なのは、焦げ付いたときの鍋の片付けだと思うんです。
洗剤やお湯が使えないキャンプ場ではかなり面倒なことになります。私はこれが大嫌い。




そこで、クッキングシートを使った炊飯術というものがあります。
どういう訳だかシートにはこびりつかないし、鍋をそのまますぐ別の料理に使うことも出来ます。
炊飯したいけど焦げ付きリスクを抑えたい!って人は、是非とも↓記事を参考にどうぞ。
これが出来たら、炊飯のリスクはかなり小さくできちゃいますよ。
【その2】レトルトご飯(パックご飯を湯煎)…難易度:2


「サトウのごはん」などでお馴染み、パックご飯を湯煎する方法です。
お湯さえ沸かせれば良いので、初心者でも失敗なく美味しいご飯が食べられます。
味も悪くないし、初心者にとってもメリットが大きいので、個人的にオススメNo.1がこれですね。


キャンプ歴8年目でも、未だにパックご飯を愛用してるよ。楽なんだも〜ん。
パックご飯の弱点は、パックが縦長のものが多いので完全に浸かる鍋はかなり大きいものになってしまうこと。
すぐできる対策としては、途中で上下を入れ替えてやれば常に浸かってなくてもOKです。その分加熱時間は伸びますが…。


実は、四角い形をしたパックご飯があるんですよ。マツキヨブランドの他、アイリスのもあります。
四角いクッカーと組み合わせて使えば、少ない湯量でパック全体が浸かるようになり、湯煎効率めっちゃ上がります!
関連 ユニフレーム 山クッカー角型3(使用中のクッカーはこちら)
【その3】パックご飯を直接過熱…難易度:3




パックご飯って、実は湯煎しなくても食べられるんです。(もちろんレンジは使いません)
その方法こちら。
ホットサンドメーカーに中身を移して火にかける、というワザ。
多量のお湯を沸かす必要もないし、加熱時間は6分ほどでOKなので、時間もめっちゃ速い!
「本当にそれで食べれるの?」
「カリカリに焼けちゃうんじゃない?」
って、気になりますよね。
大丈夫!めっちゃ普通に、美味しいご飯ができちゃいます。
私が実際にやってみた時の様子をまとめてますので、↓こちらから覗いてみてください。
【その4】「不思議なめし袋」「お袋のワザ」で炊く…難易度:2




専用の袋に入れた生米をお湯に浸けておくだけで炊ける、なんとも便利なアイテムがあります。
それがユニフレームの「不思議なめし袋」、ヤマヤ物産の「お袋のワザ」という商品。(どちらも同じ物です)
お米は研がなくてもいいし、水に浸けておく必要もありません。
ただお湯につけるだけで炊けるので、本当に不思議な袋です。
コンパクト重視で生米を携行しつつ、炊飯失敗するリスクを避けたい人にはぴったりじゃないでしょうか。
問題な本当に失敗なく美味しく炊けるかどうか。私が実際に使ってみたレポートを↓記事からどうぞ。


説明通りやれば、結構美味しく炊けるよ〜
【その5】アルファ米…難易度:1




お湯を少量入れるだけで食べられるのがアルファ米。尾西食品が有名です。
味のバリエーションが多く、長期保存が可能なのでロングツーリングや災害時の備えとしても優秀。
すぐ作れて片付けも楽なので、ちょっと物足りないときや夜食に丁度いい一品ですね。
荷物や道具制限に厳しい登山系キャンパーでは定番商品だそうですよ。
限られた道具と燃料で確実に食事を取りたいという意味では、災害時と重なるものがありますね。
我が家でも災害備蓄用としてストックし、期限が近づいてきたらキャンプで消費するようにしています。
オートキャンプで積極的に使うことは少ないにしても、どんなものか一度試してみてもいいかも。
いかがだったでしょうか?
お米を食べるための手段だけでもこれだけあります。
手間や時間をかけてでもご飯を楽しみたい人、時短して他のことを楽しみたい人。
人ぞれぞれにこだわりがあって当然ですので、自分にあった方法を見つけるのが最も賢いやり方だと思います!
当サイトではこの他、キャンプめしについてもまとめた記事がございますので、よければそちらも御覧くださいね。
「楽して美味いものが食べたい」をコンセプトに、いろんなキャンプめしレシピを追究していきます!
コメント