一瞬で設営が出来てしまうポップアップテント。
「これをバイクに載せることが出来たら、キャンプツーリングにめっちゃ便利なんじゃないか!?」
ということで私が実際に試してみましたので、実験結果を共有したいと思います。
結論を申しますと
・簡単ではない
・かっこよくはない
・でも不可能ではない!
という結果になりました。その試行錯誤の様子をどうぞ。
実験台はクイックアップドームSとW
今回の実験で使うテントは、コールマンのクイックアップドーム。
一人用のSと、二人用のWを使います。収納サイズは、SがΦ60㎝、WがΦ68㎝。
この大きな直径が、バイクへ積む時に大きな障害となるわけです。
私、クイックアップドームは2種類とも持ってくるらいに好きなテントなんですよ。
秒速設営とダークルームに魅力と可能性を感じています。見た目もかっこいいし!
これがキャンプツーリングでバンバン使えたら、どんなに良いか・・・
関連 クイックアップドームSレビュー。夏に強い秒速設営テント
関連 クイックアップドームWレビュー!梅雨と真夏に最強テント候補!?
シートバッグの下敷きにする載せ方
ではまず、シートバッグの下にテントを敷く(挟む)パターンでやってみましょう。
Sの場合(Φ60)
こんな感じになりました。
※タンデムシート付近を出来るだけフラットにするため、グラブバーは取り外しています。
タナックスのサイドケースとシートバッグ、その間に潜り込ませるようにテントをインストール。
結構自然な仕上がりに見えますが、どうでしょう?まず見た目は合格かなと思いますね。
問題は、テントの端っこがお尻と当たっちゃうこと。これが結構不快なんですよねぇ。
もう少し後ろ寄りに設置したいんですが、シートバッグ固定ベルトを通す関係で出来ませんでした。
あと、テントの上に載せたシートバッグがずれやすいです。強めのブレーキかけると大体ダメでしたね。
搭載位置と固定がうまく行けば、かなり実用的な方法かな?と思います。
Wの場合(Φ68)
お次は更に直径の大きいW。
こちらは完全に車体の後端からはみ出ます。
この時はトップケース用のベースを付けているので、その上に乗っかる形になりました。
テントが平坦な場所に載せれず、負担がかかるのでこの上にシートバッグなどを置くのは推奨できません…。
参考程度に、軽く荷物を載せたときのイメージがこちら。
(右)では、テントの下にテーブルを置いて少しでも平坦にしようと工夫してみました。
これなら多少はイケるか・・・?
トップケースを使わずに、接地面の平坦が確保できるならなんとか実用性はあるかな、といった印象。
シートバッグの上に載せる
今度は、シートバッグの上に載せるパターンで検証します。
どちらかというとまだこちらのほうが実用性が高いと思っています。
荷物の上にテントが乗るため、下に敷くのに比べて設営時に真っ先にテントを取り出せるというメリットもあります。
Sの場合(Φ60)
こちらは実際にSを載せてキャンプツーリングに行ったときの積載。
いつものフィールドシートバッグの上にテントを載せて、ロープと防水ネットで固定しています。
シートバッグ+外付けマットで接地面の平坦を作ってるのがポイント。
通常の積載に+αするだけなので簡単だし、見た目もそこまで変ではないと思います。
使用しているネットはこちら。
関連 デイトナ 防水ツーリングネットL(Amazon)
Wの場合(Φ68)
こちらもほぼ同じ積載パターンですが、直径が大きい分ちょっとテントが目立ってカッコ悪い…。
この時はトップケースが着いているので、高さが合うようにシートバッグもホムセン箱で底上げしてます。
Sも同じですが、テントがずれないように強く抑えようとするとテントが変形してしまいます。
バイクへ積載するときの課題は、いかにテントを固定するかにありますね。
【当然ですが・・・】車への積載はめっちゃ楽です
バイクへの積載はかなり大変なポップアップテントですが、車になるとめっちゃ楽です。
トランクの隅へ立てておけるし、出し入れも簡単。
バイクでもこのくらい気軽に持ち運べたらいいんですけどね〜…。
例えば、厚みが増えてでも直径が半分になるようなポップアップテントとか、出来ないかな?
結論:積載は簡単ではないが、可能!
ということで、ここまでポップアップテントをバイクに積載する方法を考えてきました。
結論としては「不可能ではないが、それなりに工夫が必要」ということに。
今回ご紹介した方法以外にも、「こんな積載方法あるよ!」という情報やアイデアをお持ちの方、是非教えてもらえませんか?
よろしくお願いします!
コメント