キャンプツーリングを始めたい!1番初めに知るべきこととは?

キャンプツーリング入門ガイド
この記事は約12分で読めます。

見知らぬ土地を走り、気に入った景色の中で眠る。
自由で、ちょっと不便で、でもものすごく心が満たされる。

それがキャンプツーリングという、ちょっと特別な遊びです。

…でも、いざ始めようと思うと、

・「何を用意すればいい?」
・「バイクにどうやって積むの?」
・「どこへ行けばいいの?」

わくわくと同時に、わからないことも山ほど出てきますよね。
このページは、そんなあなたのためのキャンプツーリング入門ガイドです。

道具選びからルートの立て方、マナーや注意点まで──
「初心者だった頃の自分に教えたかったこと」をすべて詰め込みました。

この記事を読み終えるころには、
「よし、次の休みに行ってみよう!」と思えるようになっているはずです。

これを読めば、キャンプツーリングのはじめの一歩が分かります。

この記事はこんな人に向けて書いています

・「キャンプもバイクも初心者」だけど、挑戦してみたい人
・バイクは持ってるけど、キャンプ泊は未経験な人
・一度だけやったけど、ちゃんと準備してもう一度楽しみたい人

初心者犬
初心者犬

何も分からないので、最初から全部教えてくだちゃい…

キャンプツーリングのことなら、俺に任せて!

この記事を書いた人
ヒスケ

キャンプ歴12年目の自称”バイクキャンプマニア”。
3回目の北海道ツーリングを目論見中…

7ステップでわかる!キャンプツーリング入門ガイド

それでは早速、準備や心構えについて解説していきましょう。
ここからは、必要な順番ごとに進めていくので、1つ1つゆっくり見て行ってくださいね。

疑問犬
疑問犬

1番始めは、何をすればいいのかな?

Step1:「何が必要?」揃えるべきキャンプ道具

まず必要なのは、なんといってもキャンプ道具の準備

「何が必要なのか?」
「どういう製品を選べば良いのか?」
「費用はどのくらいかかるのか?」


などなど、分からない事・知るべきことが多く、初心者にとっては最初の難関になりがち。

お気に入りの道具を探そう

そこで、まずは揃えたい道具を「絶対必要」「あると快適」「あると楽しい」の3段階に分けてみました。
ついでに、「初心者が買うべきの価格帯の目安」も載せてみました↓

絶対に必要(寝床の確保)
①テント …5千~1万円
②背中に敷くマット …2千円
③寝袋(シュラフ) …5千~1万円

あると快適(リラックスしたいなら)
④ランタンやライト …千円
⑤テーブル …千円
⑥イス …2千円

あると楽しい(料理をするなら)
⑦ガスコンロ(シングルバーナー) …5千円
⑧お鍋(クッカー) …2千円

合計金額:2.3~3.3万円
キャンプ道具一式を揃えても3万円位で収まります。意外と安くないですか?
これは、2020年頃のキャンプブームで一気に低価格商品の選択肢が増えたのが理由ですね。ありがたや~。

必要な物と価格帯が分かれば、さっそく検索してみましょう。
選ぶ時のコツ「出来るだけコンパクトな物」「シンプルで壊れにくい物」を選ぶことです。
バイクに全部積まなければいけないので、あまり大きなものは持って行けません。
そして、現地で壊れても困るので、下手な安物や繊細な物は避けましょう。

どんなメーカーがあるの?おすすめの製品は?などなど、もっと詳しく知りたい人は↓の記事を読んでみてくださいね。

初心者向けの道具やその選び方について、分かりやすく解説しているよ!

Step2:荷物をどう積む?バイク積載の基本

道具が揃ったら、次はバイクへの積載方法を決めましょう。
車と違ってトランクも荷室もないバイクは、荷物をガッチリ固定しなければいけません。

道具がバラけたり、荷崩れを起こさない為にも、積載の基本は大きなシートバッグに荷物をまとめて入れることです。
そのバッグも、荷物の重みや固定に耐えうる強度が必要なので、専用品が好ましいです。

基本は大型シートバッグ

キャンプ向けの大型バッグなら、荷物もたくさん入るし、バイクへ固定するベルトも付属しています。
さらに、雨で濡れないようにレインカバーがついていたりと、専用品だけあって使いやすさは抜群です。

疑問犬
疑問犬

大きなリュックに入れて背負っても良いのかな?

ダメではないけど、あまりおすすめはしないかな~…。

そして、購入したキャンプ道具が収まる容量のバッグを選ぶことも忘れてはいけません。
荷物が入りきらなければ、持っていくのを諦めなくてはならなくなります。

容量の目安は最低でも40L、できれば60L以上は欲しいです。
特に初心者の頃は、価格優先で収納の嵩張る道具を買う場合も多いはず。(軽くて小さい道具は効果になる傾向が強い!)

なので、道具がすべて収まるかどうかイメージしつつ、余裕をもって大きなバッグを買う方が安心です。
また、バイクの荷物積載はやり方によっては道路交通法に触れる場合があります。
その辺りも含めて、以下↓の記事を参考にご覧ください。

Step3:キャンプ場はどこがいい?初心者向けの選び方

森林浴が気持ちいいキャンプ場

次に、ツーリングの目的地となるキャンプ場を決めましょう。

初めてのキャンプなら、とにかく安心できる環境に身を置くことが重要です。
サバイバルみたいな過酷なキャンプをする必要は無いので、まずは成功体験を得ることが先決。

具体的には、↓このような条件を見ておきます。

・設備が整っており、売店やレンタルが豊富(トラブルがあっても何とかなる)
・管理人が常駐している(分からないことが聞けるし、助けてもらえる)
・アクセスが良く、自宅から遠すぎない(到着までにトラブルが起きにくい)
・バイク向けサイトがある、ライダーのクチコミが多い(2輪車でも利用しやすい)

特に初めてのキャンプでは、実際にやってみないと分からないことも多いし、何かしら失敗すると思って良いです。
何かあっても挽回できるだけの余裕と手段を確保しておきましょう。

逆に、↓こういった条件のキャンプ場は避けるべきです。

・キャンプ場までの路面やアクセスが悪い(狭路やデコボコ道は転倒リスク大)
・携帯の電波が届かない(万が一の際に助けを呼べず、調べられない)
・人気(ひとけ)が無い、利用者が極端に少ない(それなりの理由がある)
・無料のキャンプ場や河川敷(無法地帯だったり、マナーの悪い利用者が多い)

不安犬
不安犬

変な所選びそうで、なんか怖くなってきたんですが…

ならば、実際に私が利用したお墨付きのキャンプ場を紹介するよ!

いろんな条件を見ながらキャンプ場を見極めるのも、初心者には難しい話。
ということで、私が実際に利用したことのあるキャンプ場から、初心者にもおすすめできるところを3つご紹介します!

下北山スポーツ公園キャンプ場
(奈良県下北山村)
1,000円/泊
低価格ながら設備が整っている、きれいなキャンプ場。
近くにレストラン併設の温泉もあり、利便性が良い。
利用者も多く人気の高い、関西の定番キャンプ場の一つ。
ならここの里キャンプ場
(静岡県掛川市)
1,500円/泊
新東名 掛川ICから20分とアクセスが良い人気のキャンプ場。
区画サイトなので場所取りの心配もなく、広々使える。
温泉まで徒歩5分なので、のんびりくつろぎたいならココ!
青川峡キャンピングパーク
(三重県いなべ市)
2,750円/泊
めっちゃくちゃ設備がキレイな高規格キャンプ場。
小規模ながらライダー専用サイトもあるので安心。
市街地も近いのでアクセスも良く、買い物もしやすい。
初心者向けキャンプ場3選

「もっと広いエリアから探したい!いろんなキャンプ場から選びたい!」
という方は、↓こちらの記事をご覧ください。

私が利用したキャンプ場の中から選んでいます。
苦労して集めたデータなので、ぜひとも参考にしてね!

Step4:走るルートと行動計画を立てよう

目的地のキャンプ場が決まったら、あとは通常のツーリング同様、ルートや時間などを調べましょう。
どういう道を通って、いつまでにキャンプ場へ着くのか。
簡単でも良いので下調べして、当日困らないようにしておくと安心です。

特にキャンプツーリングは、テントの設営や食料の買い出し、お風呂に夕食などイベント盛りだくさん。
走る距離が多すぎるとキャンプ場の到着が遅れ、その後がどんどん忙しくなってきます。

なので、ツーリングのボリュームはそこそこに、余裕をもってキャンプ場に着けるようにしましょう。
目安の距離は下道中心なら200㎞、高速中心でも300㎞ぐらい、時間で言うと14時にはキャンプ場に着いておきたいところ。

日帰りツーリングと比べると物足りないかもしれませんが、そのくらいで良いんです。
「余裕」は何物にも勝る、最強の御守りです。焦るとロクなことはありません。


キャンプツーリングの行程ってイメージしにくいと思うので、タイムスケジュール例を作成してみました。

1日目のタイムスケジュール
8時 自宅を出発
14時 キャンプ場に到着、設営
16時 スーパーへ買い出し
18時 夕食
20時 シャワーを浴びる
22時 就寝

1日目はこんな感じ。
・テントの設営など含めた作業は、慣れていないとあっという間に1時間ぐらいかかります。
・買い出しできるお店までの移動時間と、買い物する時間も計算に入れましょう。
 (そもそもお店が遠いキャンプ場は選ばないorキャンプ場に行くまでに済ますのが理想)
・余裕が出てきたら、シャワーじゃなくて温泉に入りに行けるようになります!

2日目のタイムスケジュール
6時 起床、朝ごはん
8時 撤収開始
10時 チェックアウト
↓  ツーリング、観光
18時 帰宅

2日目のポイントは、チェックアウトに間に合うように撤収を開始すること。

テントや道具の乾燥・収納から、畳んでバッグに仕舞って、バイクに載せる。
片付けというのは、設営以上に時間がかかるものですから、2時間は見ておきましょう。

大抵のキャンプ場はチェックアウトが10時前後なので、逆算すると8時には片付け開始。
朝ごはんの準備からお皿洗いまで考えると、起床時間は6時ぐらいがベターでしょう。

焦り犬
焦り犬

結構忙しいし、考えることも多いね…。

もちろん、経験を積むごとに早く出来るようになるよ!

テント泊のツーリングという、ちょっとした旅をするわけですから、考えなければいけないことが多いのも事実。
でも、一度経験してしまえば「こんなもんか~」って感覚が掴めるので、次からはグンと楽になりますよ!
備えあれば憂いなし!

Step5:最初のキャンプ飯は簡単な物でOK

キャンプでの楽しみといえば、やっぱりキャンプめしですよね。
TVなどでは豪華で写真映えするキャンプレシピが良く取り上げられていたりしますね。

…が、キャンプツーリングでそれらを再現するのは至難の業と思ってください。
食材や調味料、調理器具に後片付けなど、手間がかかり過ぎるし、バイクで全部持って行けません。

カップ麺とおにぎり・お惣菜でも良い

初心者のうちは、とにかく簡単な物でOK。お湯を沸かしてカップ麺食べるだけでも美味しいですよ!
そしたら次に、湯煎だけで食べられるパックご飯やレトルト食品などで幅を広げていきましょう。

別にキャンプだからと凝った料理をする必要はありません。これは初心者でも上級者でも同じ。
私は今になっても、スーパーやコンビニで買ったお惣菜やおにぎりを買って食べるのが好きです。
なんたって楽チンですからね。

お米を炊いたりするのは、それからでも遅くないですよ。

誘惑犬
誘惑犬

キャンプすると焼肉したくなるのはなんでだろね~…

寒い時期はお鍋なんかも、簡単で美味しいのでおすすめだよ!

Step6:キャンプでのルールとマナーを知っておく

キャンプの始め方をアドバイスするブログや動画はたくさんありますが、ルールやマナーまで一緒に教えてくれるところは稀(と、思います…)。
初心者やキャンプデビューするなら尚更、道具を揃えるのと同じぐらいルール・マナーも心得てほしいのです。

音は控えめにとか、消灯時間は守る、他人のサイトに入らない…など、経験者には当たり前のことでも、初心者には分からないこともあります。
だからこそ、誰かに注意される前にあらかじめ知っておいて欲しいのです。

困惑犬
困惑犬

キャンプ場特有のルールや決まり事って、結構あるんだね…。

ということで、基本的なルールとマナー、よく見かけるマナー違反事例などをまとめてみました。
これが全てとは言いませんが、これさえ心得ていればどこのキャンプ場でも失敗は無いはずです。

なお、ゴミをポイ捨て・放置しないとか、タバコポイ捨てしないとか、常識過ぎることは書いてません。
そんな倫理観終わってる人は居ないと思いますが…。(でも、これがいたりするんだよなぁ)

キャンプ場は楽しく過ごせる場所だけど、ドンチャン騒ぎする飲み会場では無い!

Step7:天気・気温への備えも忘れずに

バイクと雨は犬猿の仲

キャンプをしていれば、雨風に打たれることもあるし、暑い寒いといった状況に陥ることがあります。
車なら中に逃げ込めるしエアコンもありますが、当然バイクには逃げる場所がありません。

なので、人一倍 雨風や暑い寒いといった環境の変化に対応できる準備が必要です。

…が、初心者に全て対応しろというのは無理な話。条件のいい日にキャンプするのが一番です。
でも実際には、予想していなかった天候の変化や気温差があるもの。

そこで、可能性が高い物を想定して、出来るだけ簡単な方法で備えることを覚えましょう。
以下↓に、初心者でもできる心構えと簡単な対策をまとめました。

雨対策
・そもそも降水確率が40%以上の場合は中止すべし。
・雨のち晴れなら、決行しても良い。徐々に雨脚が強くなる予報なら中止すべし。
・山間部や海沿いは天候が急変しやすく、ゲリラ豪雨なども想定すべし。
・荷物は濡れる前提で準備。着替えは多めに、ビニール袋に入れる。
・寝るときも荷物はテントの中に仕舞いこむ。

風対策
・海や川の近く、または高原や吹きさらしのキャンプ場は風が強い可能性が高い。
・風速3m/sあたりから影響が出てくる。弱い風でも設営は格段に難しくなる。
・5m/s越えが長時間続きそうなら中止も視野に入れる。
・建物や遮蔽物、バイクなどを風除けにする。
→雨と比べて風は対策しにくく、影響が大きい。キャンプの1番の敵。

暑さ対策
・標高の高いキャンプ場を選ぶ。100mごとに0.6度下がると言われている。
・林間サイトや、木陰がある場所を選ぶ。天然の日除けは効果抜群。
・水分や氷を多めに買っておく。保冷性の高いクーラーバッグがあると尚良い。
・ハンディファンや濡らすと冷えるタオルなどを用意する。
→暑さ対策に特効薬はない。結局、標高+木陰+風通しという自然の力に頼るしかない。

寒さ対策
・最低気温に応じた寝袋を用意する(鉄則)
・風を通さない薄手の上着を用意する、またはカッパで代用する。
・日当たりの良い場所を選ぶ。
→キャンプデビューは温かい時期がおすすめ。春や秋は季節外れの寒さになることも多い。

困惑犬
困惑犬

雨の日や風が強い時にキャンプデビューって、かなりハードだね…

うん。正直やめたほうがいいと思う。無理と思ったら帰れる距離でデビューしよう。

少しの準備と工夫でキャンプツーリングは始められる

キャンプツーリングは、費用や準備、心構えなど、一見すごく大変そうに見えますよね。
でも、実際にこれをすべて実践する必要は無いし、最初から完璧でなくても良いんです。

まずはやってみること。
必要なのは、少しのお金と工夫、そして「やってみよう」という気持ちだけです。

一度やってみれば、
「あの道具、こうすればもっと使いやすいな」
「次はこういうサイトを選んでみよう」
「あれ、積載がちょっと多すぎたな…」

と、自分なりのスタイルや課題が見えてきます。

道具ややり方に正解は無し。自分のやりたいことが見つかれば「それが正解」です。
今回の7STEPを参考に、自分に合ったスタイルを少しづつ見つけていきましょう。

このガイドが、あなたのキャンプツーリングデビューの一助になれば幸いです。
分からないことがあれば、いつでもまたこのページに戻ってきてくださいね。

さあ!次の休み、ちょっとした冒険に出かけてみませんか?

CampGARAGEは、あなたのキャンプツーリングライフを応援しています!
分からないことがあれば、コメントやお問い合わせから気軽に聞いてくださいね。

それでは!

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