「キャンプツーリングをやってみたい!」という方へ、なにから始めたら良いかを解説していきます。
まず始めの一歩となるテーマは「道具の選び方」。
そして道具を揃えるには「どのくらいのお金がかかるのか」。
バイクで行くキャンプ(=キャンプツーリング)は、車で行くファミリーキャンプより難易度は高め。
キャンプ初心者の方の不安や疑問を解決できるよう、全力でサポートいたします。
この記事では、
・どんな道具を揃えれば良いの?
・お金はどのくらいかかる?
・道具の選び方やおすすめを知りたい!
といった点について書いております。
私も最初、何も分からないまま買い揃えて失敗したり、やってみないと気づけなかったことがたくさんあります。
そんな経験が皆様のお役に立てれば幸いです。
バイクキャンプに必要な道具は、まず7種類
![困り犬](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2020/05/1komari1-200x199.jpg)
キャンプ道具を揃えたいけど、何から買えばいいかわかりません…
![ヒスケ](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2021/06/pro2-200x200.jpg)
まずは、絶対に必要なこの3つから揃えよう!
・テント
・マット
・シュラフ(寝袋)
![](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2023/01/era2-1.jpg)
![](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2023/01/era1-1.jpg)
キャンプをするなら、何よりもまずはテントですよね。
そして寝るための寝袋(シュラフとも呼びます)、下に敷くマットが必要です。
この3つは、いわゆる「寝床」ですね。
これらさえあれば、とりあえず最低限外で寝ることが出来ます。
続いて、絶対ではないがほぼ必須とも言える道具4つがこちらです。
・テーブル、イス
・クッカー(鍋)、バーナー(コンロ)
・ランタン
![](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2023/01/era9.jpg)
![](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2023/01/era5.jpg)
ご飯を食べたり、くつろぎの時間に欠かせないテーブルとイス。
お湯を沸かしたり、料理をするのに欠かせないバーナー(コンロ)とクッカー(鍋)。
夜は当然暗くなるので、身の回りを照らすランタン。
これらは、どんなキャンプであってもほぼ必ず使います。
必須の3種+ほぼ必須の4種、まずはこの7種から揃えていきましょう。
ちょっとここらで、必要な道具に関してのよくある質問タイム。
Q:マットって絶対必要?芝生なら柔らかいし要らないんじゃない?
A:絶対必要です!
地面は思ってる以上に冷たいです。無いとマジで寝れません。
夏なら寝袋なしでもなんとかなりますが、マットなしはなんともなりません。絶対揃えよう!
Q:焚き火でお湯を沸かすから、バーナーはなくても良いですか?
A:あったほうが絶対にいいです。
焚き火も慣れるまでは結構大変です。また、雨の日や風が強い時は焚き火出来ない可能性もあります。
着火/消化/火の調整が簡単で確実なガスバーナーは、どんなキャンプ上級者でも必ず持っています。
Q:ファミリーキャンプ用の道具をキャンプツーリングでも使えますか?
A:使えなくはありません。
ただし、収納サイズが大きく重いものをバイクで持ち運ぶのは大変です。
兼用できるのは寝袋、マットなどの1人で使うものや、ランタンなどの小物類ぐらいです。
バイク向けの道具をファミリーキャンプで使う方が簡単なので、迷ったらバイク優先で揃えるほうが賢いです。
それでは次に、費用面のお話です。
道具を揃える費用は、3万円くらいから。
![お金不安犬](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2020/05/1komari1-200x199.jpg)
キャンプ道具ってめっちゃお金かかるイメージ…。
![ヒスケ](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2021/06/pro2-200x200.jpg)
今は安くて良い道具が増えたので、3〜5万円くらいで揃えられるよ!
道具を揃えるに当たって、何よりも気になるのってやっぱり「お金」じゃないでしょうか。
一式揃えるとなると10万円くらいかかりそうな印象がありますが、実際には3〜5万円程度で収まります。
以下に、必要な道具の参考価格を記載してみました。
初心者でも買いやすい、安くてちゃんと使える価格帯は、だいたいこのくらいになります。
テント | 8,000円 |
マット | 2,000円 |
シュラフ | 10,000円 |
テーブル | 2,000円 |
イス | 3,000円 |
クッカー(鍋) | 2,000円 |
バーナー(コンロ) | 5,000円 |
ランタン | 1,000円 |
合計金額:3万3千円
芸人ヒロシ氏、ゆるキャン、コロナ禍などの影響でキャンプブームとなり、多くのメーカーからたくさんのキャンプ道具が登場しました。
用品店も増え、ホームセンターでも豊富な品揃え、アマゾンや楽天でも多くの口コミを見ながら選べます。
選択肢が増え、SNSやブログ・You Tubeで情報が手に入る。今はとても買い揃えやすい時代なんです。
![喜びの舞犬](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2022/08/inu-neru2.jpg)
キャンプブーム、万歳!!
それでは再び、道具選びに関するよくある質問コーナー。
Q:安い道具ってすぐ壊れる?使いにくい?
A:安くても良いものはあります。
確かに、あまりに安すぎるものには粗悪品も多くありますが、そうでないコスパに優れた道具も存在します。
要は選び方ですね。安くていい道具をいかに見つけ出せるか。
先人たちが実際に買って使ってきた経験やレビューを参考に選びましょう!
Q:初心者だしよく分からないから、とりあえず高いの買えば安心?
A:高ければ初心者にも良い、とは限りません。
道具によっては、高価格=複雑で多機能、故にデリケートで壊れやすい、という物もあります。
失敗したくない初心者ほど、高価なもので安心を買いたくなると思います。
でも、それが初心者向けかどうかは判断が難しいんですよね。
私がキャンプを始めた頃は、この「高いの買っとけば安心」という思想がありました。
が、実際にはそれは扱いが難しい上級者向けのアイテムだったりして、あっけなく使い物にならなくなったり。
参考 モンベルのエアーマットを感想不足ですぐダメにした話
なので、初心者のうちは安すぎず高すぎない定番アイテムで一式揃えるがおすすめです。
参考に「安いのは避けるべきアイテム」、「安くても大丈夫なアイテム」を書き出してみました。
![危ない犬](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2022/08/inu-sinchou.jpg)
安全に関わるものは、信頼できるメーカーの物を買おう!
道具の選び方。コンパクトで丈夫が一番!
![道具選び犬](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2020/05/1komari1-200x199.jpg)
道具を選ぶときは、どんなことに注意したらいいの?
![ヒスケ](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2021/06/pro2-200x200.jpg)
バイク用のキャンプ道具は、とにかくコンパクトで丈夫であるべし!
いざ道具を選ぶとなると、どんなものを選べばよいでしょうか?
キャンプ道具と言っても種類はめちゃ多いので、バイクキャンプで使うなら↓このような条件で探すのが良いでしょう。
1.【収納】コンパクトかつ重すぎないこと
2.【素材・構造】シンプルで丈夫、壊れにくいこと
3.【サイズ】使用目的にジャストフィットする大きさであること
1.まず、収納の大きさは1番最初に見るべきポイントです。
バイクは積載量も限られているので、いかにコンパクトな道具でまとめるか、が重要です。
2.壊れにくいことはキャンプ道具でいちばん大事なこと。
正しく扱っていても壊れるような出来の悪い道具は、アウトドアでは使うべきではありません。
また、ちょっとしたバイク転倒でも壊れてしまうような精密・繊細な物も避けましょう。
出先で壊れてしまった場合に、修理・替えが効かなかったり、再購入できる店舗がないと最悪です。
3.1人しか使わないのに必要以上に大きい道具は邪魔になるだけです。大は小を兼ねません。
ファミリー・グループキャンプと道具を兼用できればいいな…と考えがちですが、潔くソロ用を買いましょう。
どうせ後から次々と新しいキャンプ道具が欲しくなるので、そのときに欲しい物をまた買えば良いんです。
キャンプ道具沼とはそういうものです。笑
![道具沼犬](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2022/08/inu-magao.jpg)
そうして、家の中が道具で溢れる事態に…
![ヒスケ](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2021/06/pro2-200x200.jpg)
キャンプ道具に囲まれて幸せです!
実際に道具を探してみよう
ココまで読んだあなたなら、道具の選び方の基礎は理解できたはず。
それではいよいよ、実際に道具選びをしてみましょう。
以下の記事にて、私がおすすめできると感じた物をピックアップしました。
予算や好みに応じて、気になるものを探してみましょう!
何においてもまずはテントから。
キャンプの基本であり、最も高額な道具の一つであるテント。
コスト重視、簡単さ重視、広さ重視など、いろんな希望に合わせたものをラインナップしています。
寝る時に欠かせないマットは、シンプルな銀マットから、ウレタン内蔵式、エアーマットなど種類は多彩。
価格も幅広く、使う時期やシチュエーション次第なので、実は選ぶのが難しいんです。
睡眠に直結するものなので、できる限り失敗がなく納得の行くものを選んでいただきたい!
これまで10種類以上試してきたので、マット選びで迷ったらお任せください。
寝袋(シュラフ)選びで大事なことは「体をちゃんと保温できる性能の物を選ぶこと」。
安いものはペラペラで寒い思いをしたり、中綿がごつすぎて嵩張ったりといった失敗をしがち。
夏キャンプなら安いものでもいいけれど、春秋もキャンプをしたいのなら寝袋選びは超重要!
寒くて眠れないことほどキャンプで辛いことはないので、寝袋は超・本気で選びましょう。
道具が揃ったら:次のステップに進もう
道具選びが大体出来たら、次のステップへ進みましょう。
次にやるべきポイントは大きく3つ。
・バイクへの道具の積み方を考える
・キャンプツーリング向けのキャンプ場を探す
・キャンプで食べるご飯を考える
それぞれ、詳しく紹介している記事をご案内します!
道具が揃ったら、積載方法を考えよう
![](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2021/11/6-500x375.jpg)
道具選びがある程度できたら、今度はバイクへの積載方法を考えましょう。
道具を直接バイクに縛り付けるのはワイルドでかっこいいですが、非効率的で安全面も不安です。
そのため、道具が入る大型バッグを使うのが一般的ですが、その選び方にも色々ございます。
防水・防犯に効果的なトップケースや、重心を低く抑えられるサイドケース、とにかくかっこいいパニアケースなど…。
自称・積載マニアのヒスケが、その方法について解説しています。
「キャンプツーリングが上手かどうかは、積載を見れば分かる」と言ってもいいくらい。ここはぜひ抑えておきましょう。
バイクでも利用しやすいキャンプ場を探す
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全国にたくさんあるキャンプ場の中から、どうやって良いキャンプ場を探しますか?
私がこれまでに利用したキャンプ場の中から、「バイクでも使いやすいな」と感じたところをピックアップしました。
自分でキャンプ場を探すときに、どういうところを見たら良いか、も書いております。
是非↓の記事からどうぞ。
関西・東海エリアが中心となっていますが、今後どんどん開拓して情報を載せていきたいと思っております。
キャンプで簡単・美味しいご飯を食べたい!
![](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2022/06/niku1-1.jpg)
![](https://camp.garage1.net/wp-content/uploads/2022/06/yu12.jpg)
キャンプでの楽しみの一つが美味しいご飯。
今どき流行りのおしゃれな「映える」料理、よく見たら材料や工程がめっちゃ面倒に思いません?
「こんなん現地で買えねーよ!」「事前準備するのが手間すぎる…」
そんな「面倒くさがりだけど美味しいご飯は食べたい」という人向けに、本当に簡単で美味しいレシピを集めました。
・食材はコンビニでも揃う
・ひとつ買っておけばいろんな料理ができる
・ややこしい工程や、珍しい調味料がいらない
このあたりを目標にして、賢く楽して美味しいキャンプめしを探求しています!
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