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北海道ツーリング2021 レポート、費用などのまとめ

北海道ツーリング
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北海道ツーリング2021の様子や感じた事・費用や教訓など、今後の自分や皆様に役立ちそうなことをまとめてみました。
「あ~、そうそう、そうなんだよな」とか「こういうこともあるんだな」てな具合で参考になれば幸いです。

私が行った北海道ツーリング2021のレポートはこちらから。

この記事を書いた人
ヒスケ

中部・近畿地方を中心にキャンプツーリングを楽しんでます。
キャンプにハマって10年、累計120泊を超えました。
「本気で遊んで、誰かの役に立つ」をモットーに、情報発信していきます!



北海道ツーリングの費用→10日間で18万円

まず最も気になるのが費用です。
北海道へ行ったらどのくらいかかるんでしょうか?

私の場合、9泊10日で18万円使いました。
ただし、これは日程や旅の目的などによって大きく変わってくると思います。

私の北海道ツーリング2021のコンセプトは
「最初で最後かもしれない北海道ツーリング、お金は惜しまず使う」でした。
このため、他の人より費用は多めにかかっていると思います。

では、その内訳をご覧ください。

項目合計平均/日
ガソリン、交通費14,2341,423
フェリー代71,800-
食費25,0482,505
土産46,2854,629
宿泊/風呂26,4602,646
その他、雑費2,503250
9泊10日のツーリング費用、18万円の内訳

その中身を解説していきます。

まず、1番大きな支出はフェリー代。お盆休み料金なので往復で7万円以上かかっています。
ま、こんな時にしか長期日程で北海道行けないので、ここは仕方ありません。
※ 平日休みとかで割高料金を避けられるなら、往復4万円ぐらいに抑えることが出来ます。


次にお土産代。バイク旅で4万以上は、かなり多い方かと思います。熊の木彫りも買ってるしw
「コロナ禍なので、せめて経済には貢献するぞ!」と決めていたので高額になっています。
※ ちなみに、お土産だけでかなりの荷物になるので、旅の途中で自宅に送りました。


3番目は宿泊費。基本はキャンプですが、フェリーを降りた先の苫小牧と敦賀でホテル泊をしています。
加えて、悪天候のため予定外のホテル泊が2回ありました。
安全と長旅で体調を崩さないためにはやむを得ない判断だったと思います。
※ 北海道での行動日が7日のうち、4日が雨でしたからね・・・。

それを除けば、北海道のキャンプ場やお風呂は安価なので、温泉と合わせても1日1,000円くらいです。


ガソリン代は、1日300㎞くらい走るので1日2,000円ちょっと。(レギュラー車のCBの場合)
食費はお昼にレストランで1,000円、夜と朝はセイコマで買って1,000円。おやつや水分入れても1日2,500円くらいでいけます。

以上のことをまとめると、キャンプで北海道を回るなら大体1日5,500円ぐらいでいけます。


費用については、北海道ツーリングに詳しいブログで下調べしていた通りの結果となりました。
以下のサイトを参考にさせていただきました。先輩あざっす!!本当に役立ちました。
MotoCampさん
さすライダー.comさん

初めての北海道ツーリングで感じた事、学んだこと

ツーリング中に感じたことを、シーン別にまとめてみました。
本州との違いや、長旅ならではのことなど、普段のキャンツーでは気づかないことを項目別にまとめました。

移動編

巡行速度は速いです。積載は高速仕様で!

まず北海道を走り始めて感じたのが、下道での速度の速さ。本州より桁違いに速いです。
安全運転はもちろんですが、長時間の高速移動でも荷物がバタつかないようにしっかり固定しましょう。

ゴミ袋ぶら下げるとか、サンダルぶら下げるとかよく見かけますが、気付かぬうちに落ちまっせ!
折り畳み式のサーマレストのマットも、風を受けて癖が付いたりしましたよ。

北海道は大きいが、移動距離も大きい。300キロは普通に行ける!

こちらも同じ理由。下道でも信号が少なく、いいペースで走れるので1日300キロくらいは無理せず走れます。
下調べでは1日150キロ~200キロくらいが無難とありましたが、もうちょっといけちゃいますね。

ちなみに、移動時間は1キロ1分で計算できます。
北海道は大きいけど、このペースで走ってたら結構小さくも感じました。ふっしぎー。

雨対策は万全に!

普段の日帰りや1泊ツーリングと違い、長旅になるので雨は避けられません。
雨でも走らざるを得ないので、バイクもライダーも雨対策は万全にしましょう!

私の場合、パニアケースとホムセン箱でバイクの雨対策はばっちりでしたが、唯一ブーツだけが約不足でした。
タイチの防水透湿ブーツなんですが、雨の日は何度も浸水しました。これまでも多少の雨なら大丈夫だったんですけどね~。

北海道のアスファルトは柔らかいので轍ができやすく、水たまりも多いです。
4日目の記事では、対向車から豪快なスプラッシュを浴びるシーンもありました。

雨続きだと衣類も乾かないんで、靴下などの予備は多めにあったほうが安心です。

キャンプ場へは遅くとも16時には入ろう。焦ります。

北海道は予約不要のキャンプ場が多いので、割と遅めの時間からでもキャンプすることは出来ます。

が、逆に言えば満員で入れなかったり、受付時間が終わってしまう可能性があります。
私の場合は、予定していたキャンプ場がコロナで閉まっていたため、急遽別の場所を探す事態になりました。

そういった不測の事態でも焦らず済むように、キャンプ場へは余裕をもって到着できるようにしましょう。
15時ぐらいがベストで、ダメでも次のキャンプ場には16時くらいには着きたいところ。

「もっといっぱい走りたい!」なら、朝早く出発すればいいんです!
そして、私のようにならぬよう、キャンプ場がやってるかの下調べも確実に。特にコロナ禍では大事なことです。

キャンプ編

毎日パッキングは面倒!荷物は厳選すべし

キャンプtoキャンプの繰り返しになるので、荷物の展開や片付けは短時間で済む方が良いです。
そのためには荷物を減らし、不必要と思えるものは持って行かないことが大事。

北海道でのんびりキャンプするんだ!という人は別ですが、限られた日程で出来るだけ北海道を広く走りたいなら、時間は有効に使うべし。
とはいえキャンプする楽しさも捨てたくはないので、「絶対いる物」と「持って行きたい物」をしっかり決めておきましょう。

パッキングは出発段階で7~8割にすること

荷物満載で行くとあとで困ります。7割~8割程度に収めるといろいろ便利です。
主な理由は3つ。

1.ゴミを捨てられないことが多い

北海道は道の駅やコンビニ、そして自販機にもゴミ箱がないことが殆どです。
環境保護のためにごみは持ち帰る、というのが浸透しているようですが、これがライダーには厄介です。

コンビニや自販機で買ったペットボトルや缶コーヒーなども、その場で捨てられません。
そのため、1日中ごみを持ち運べるようにしておかないといけません。そのための余裕が必要です。

2.毎日、丁寧にパッキングしていられない

キャンプ道具や衣服など、毎日使って毎日収納するのは、その内面倒になってきます。
テトリスのように、決まった入れ方をしないと収まらないパッキングは避けましょう。

ある程度ゴチャついて入れても収まるように、各バッグには多少の余裕が欲しい所です。

3.食料やお土産を入れるスペース

キャンプでの食材買い出しは、テント張ってから行く人が多いと思います。
が、長旅ではその順番が逆になることもあります。道中買い出しできるように、積載は少し空けておきましょう。

勿論、道中で予想外にいいお土産に出会えることもあります。
買いたいけど、バッグに収まらない。お店が荷物の発送に対応していない。そんな理由で諦めるのは勿体ない!

このことから、積載には余裕があるほうが絶対に良いと感じました。
私は常にトップケース(43L)の半分くらいを開けていましたが、それでも足りないぐらいでした。

キャンプ時の荷物は1バッグにまとめた方がいい

バイクを横付け出来ないキャンプ場だと、荷物の運搬が必要です。キャンプ道具は1つのバッグにまとめた方が楽ですね、やっぱり。
私はサイドケースとホムセン箱に振り分けていたため、2回に分けて運ぶ必要がありました。

元々バイク乗り入れできるキャンプ場だけを利用する予定でしたが、予定とは変わる物。
実際には横付けできないキャンプ場ばかりを利用することになったので、運搬が大変でした。

1つにまとめると重くて大変ですが、それでも2回運ぶよりかはいいかな。

風呂は絶対に近いほうがいい。買い出しは遠くてもなんとかなる

キャンプ場を選ぶなら、お風呂と買い出し場所が近くにあるのがベストですよね。
でも、そうじゃない場合は買い出しよりもお風呂が近いことを優先して選んだ方が良いです。

お風呂行くのに長時間バイク乗るのは疲れるし、湯冷めするし。雨だったらもう最悪です。
徒歩圏内にあれば、動きやすい格好に着替えて傘さしていけばどれほど楽な事か。

買い出しなんて、計画的に道中で済ませておけば良いんです!

フェリー編

北海道に行くために長距離フェリーを利用する方も多いと思います。
長い船旅を楽しく快適に過ごすためには、フェリーでの過ごし方にもちょっとしたポイントがあります。

フェリーに持ち出す荷物は、あらかじめまとめておく

フェリーに乗船後の車両甲板は非常に狭いです。

そんなとこでバッグ広げてゴソゴソやるのは危ないので、荷物はあらかじめ乗船前にまとめておきましょう。
バイク停めたら荷物取り出してすぐ客室へGO。これが理想です。

荷物は貴重品のほか、着替え、歯ブラシなどの衛生用品のほか、船内で動きやすいサンダルなどがあると快適です。
忘れ物をしても取りに戻れないので、ここは事前にしっかりチェックしておきましょう。

乗船したらすぐにコインロッカーを確保しよう

船内に入ったらすぐにコインロッカーを確保しましょう。

邪魔になるヘルメットやブーツ、ジャケットなど大きな荷物を安全に収納出来ます。
ツーリストAの部屋は施錠が出来ないので、盗難リスクを下げるためにもコインロッカーは有効活用!

酔い止めは保険で持とう。売店にもあるよ

船酔いが心配・・・と言う人は、あらかじめ酔い止めを飲んでおくと安心です。
もし忘れても、売店で売っているので購入することが出来ます。

基本的には大きなフェリーほど揺れは小さいですが、天候や海域によって揺れることもあります。
長時間の船旅なので、船酔いしない人でも保険で持っておくと吉。

その他

気温差がえげつない。4シーズン仕様で

2021の北海道が異常だったのかもしれませんが、気温差が異常にデカいです。
35度越えの日もあれば、数日後には気温一桁に迫るほど冷え込んだ時がありました。

元々北海道の夏は涼しいので、冬~春装備ぐらいで行くのが良いと言われていました。
が、それだと猛暑の場合に対応が難しいので、とにかく寒暖に対応できる衣類をしっかり揃えて行きましょう。

私は迷った挙句に、寒いほうへ合わせてコミネの3シーズンジャケットJK-602を着ていきました。
暑い日にはベンチレーション全開、寒い日は中にフリースを1枚着て調整していました。

中間の防寒着ならダウンよりフリースがおすすめです。
ダウンは通気性が低いので、蒸れると逆に汗で冷えるという悪循環に陥ります。

セイコマはいいぞ!

北海道のコンビニ、セイコーマートはめちゃソロキャンプ向き。
1人用のお肉やカット野菜、お惣菜などが豊富に揃っています。軽いスーパー並みの品揃え。

お弁当も美味しいし、決して高くもない。本州のコンビニが霞むほどハイレベルです。
北海道ツーリングは、セイコマによって支えられているといっても過言ではない!

カメラは是非欲しい。

絶景&絶景の北海道。いくらスマホのカメラが良くなったといっても、やっぱり良いカメラに収めたい!
荷物は増えるし取り扱いも気を使うけど、思い出をきれいな写真で残せたら、それも一つの財産になると思うんです。

私はコンパクトかつ初心者にも使いやすいと評判のCanonのミラーレス一眼「kiss M」を北海道のために買いました。
カメラでしか覗けない世界があったりして、カメラ沼にハマりそう・・・。

北海道ツーリングレポートまとめ

1、2日目 敦賀~苫小牧フェリー編
出発日、敦賀から苫小牧までのフェリーでの様子と、上陸初日の宿での様子です。
主にフェリーでの過ごし方や、北海道へのワクワク感をそれとなく感じてください。
見どころ:フェリーや初北海道への高揚感

3日目 苫小牧~富良野~初山別
北海道でのツーリングがスタートした日です。とにかく暑く、大変苦労しました。
それでも北海道らしい景色が見れて大満足。この翌日から雨が連続します。
見どころ:ジェットコースターの路、キャンプ場閉鎖

4日目 初山別~稚内~紋別
ライダー憧れの最北端・宗谷岬へ向かいます。が、雨と暴風に見舞われ全く楽しくありませんw
午後からはやや天候が回復し、なんとか曇りでエサヌカ線へ。そしてめちゃ遠いホテルまで走ることに・・・。
見どころ:悪天候のオロロンライン、宗谷岬、エサヌカ線

5日目 紋別~網走~屈斜路湖
紋別から絶景と噂の美幌峠へ向かいますが、天気が心配です。
いいロケーションだったので唐突に屈斜路湖でキャンプをすることに。
見どころ:絶景の美幌峠(見れるとは言っていない)、屈斜路湖

6日目 屈斜路湖~網走
天候回復どころか、この日が雨のピーク。早々にツーリングを諦めて網走のホテルへ。
3日連続で雨に打たれると、もはや修行。ひたすら耐えるしかありません。
見どころ:大雨に打たれて悟りの境地

7日目 網走~知床~紋別
4日間にも及ぶ長い雨がようやく止み、カッパから解放されるw
知床横断道路へ行くがこちらも霧で景色が拝めず。悪天候のための予備日を使い切り、帰るしかなくなった。
見どころ:天に続く道、絶景の知床横断道路(見れるとは言っていない)

8日目 紋別~宗谷~天塩
ついに晴れる!!このタイミングに合わせて、再び最北端へリベンジしに向かう。
絶景と快晴で北海道ツーリング最高の日となった。
見どころ:快晴の宗谷岬、宗谷丘陵

9日目 天塩~旭川~苫小牧
北海道最終日、お土産などを買い漁りながら苫小牧へ戻る。
念願の熊の木彫りを購入するために、千歳空港まで走った。
見どころ:北海道土産を買い漁る、熊の木彫り、クラフトホリック

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